最近はリモートワークやオンライン会議、動画視聴の時間が増え、パソコンでワイヤレスイヤホンを使う機会がぐっと増えました。ケーブルがないだけでデスクまわりはスッキリし、作業中のストレスも軽減できますよね。でも、「どれを選べば快適に使えるの?」と迷う人も多いはず。この記事では、PCで快適に使えるおすすめワイヤレスイヤホンを紹介しながら、選び方のポイントもわかりやすく解説します。
パソコンでワイヤレスイヤホンを使うときに気をつけたいこと
まず押さえておきたいのは「接続の安定性」と「遅延(レイテンシー)」です。
Bluetooth接続のイヤホンは手軽ですが、映像と音のズレが生じることがあります。動画や会議で「声がズレて聞こえる」と気になる場合、低遅延モードを備えたモデルや、**USBドングル付き(2.4GHz接続)**タイプを選ぶのが安心です。
最近はWindows 11などの最新OSでBluetoothの音声処理も改善され、通話中でもステレオ音声が維持できるようになってきました。それでも、会議などの“声が命”の場面では、通信の安定性を重視したいところです。
通話品質とマイク性能は「ビジネス向け」選びの核心
Web会議やオンライン面接では、自分の声がクリアに届くかが大切。
マイク性能が低いと、ノイズが入ったりこもったりして相手に伝わりにくくなります。
最近のモデルでは「デュアルマイク構成」「ノイズリダクション」「エコーキャンセル」など、声を明瞭に拾う機能が標準装備されているものが多くなりました。
たとえば、Logitech Zone True Wireless はノイズ抑制に優れ、PCとスマホを同時接続できるため、通話中にスマホの通知もキャッチできるなど、ビジネス用途にピッタリです。
自分の声が聞き取りやすい「サイドトーン(自分の声を返す機能)」を搭載しているイヤホンも、長時間の会話で疲れにくくなるポイントです。
長時間の作業には装着感とバッテリーが命
イヤホンを長く使うなら、軽くて耳にフィットする形状を選びましょう。
特にインナーイヤー型は圧迫感が少なく、長時間の会議や作業でも疲れにくいです。
逆に、外音を遮断したい人にはカナル型+ノイズキャンセリング(ANC)機能付きが最適。
バッテリー持ちは本体だけで6〜8時間以上、ケース併用で20時間前後を目安にすると安心です。途中で電池が切れると会議中に慌てることになります。
たとえば**Sony WF-G700N INZONE Buds** は、ケース込みで24時間使用でき、長時間のリモートワークでも頼もしい存在です。
マルチペアリング対応なら「PC+スマホ」も同時に
最近のワイヤレスイヤホンは、複数のデバイスを同時に接続できる「マルチペアリング」対応モデルが増えています。
PCで作業している最中にスマホに着信があったら自動で切り替わる、といった便利さは一度使うと手放せません。
在宅ワーク中に音楽を聴きつつ会議に入る、そんなマルチタスク環境には欠かせない機能です。
ノイズキャンセリングで集中できる作業空間をつくる
周囲の雑音が気になるとき、アクティブノイズキャンセリング(ANC)は効果絶大。
カフェや家族の生活音がある自宅でも、集中できる静かな環境を作り出します。
さらに「外音取り込みモード」があれば、宅配の呼び出し音や周囲の声も必要なときだけ聞けて安心です。
高性能ANCといえば**Bose QuietComfort Ultra Earbuds。
低音の電車音から人の話し声までしっかりカットしてくれると評判です。
一方、コスパを重視するならCMF by Nothing Buds 2a** のように、軽量で装着感に優れたモデルもおすすめ。
音質も侮れない。動画や音楽が“クリア”に聴こえる快感
会議用途では声の聞き取りやすさが重要ですが、動画視聴や音楽も楽しみたいなら音質にもこだわりたいところ。
aptXやLDACといった高音質コーデックに対応していれば、解像感が高く、細かな音まで再現してくれます。
特に**Shure AONIC 215 True Wireless** は音質重視派に人気。
原音に忠実で、音楽制作や映像編集をする人にも愛用されています。
映画やYouTubeを観るときも、声と映像のズレが少なく快適です。
パソコンで使えるおすすめワイヤレスイヤホン12選
ここからは、仕事・動画・会議の各シーンで活躍するおすすめモデルを紹介します。
価格帯や特徴が異なるので、自分のスタイルに合うものを選んでみてください。
1. Sony WF-G700N INZONE Buds
2.4GHzドングル付きで低遅延。ANC搭載で音も集中も両立。
2. Logitech Zone True Wireless
ビジネス特化型。ノイズ抑制マイクとマルチペアリング対応。
3. Bose QuietComfort Ultra Earbuds
静寂空間を生み出す強力ANC。映画や会議に最適。
4. HyperX Cirro Buds Pro
ゲーミング寄りだがPCとの相性抜群。遅延が少なく動画向け。
5. Shure AONIC 215 True Wireless
音質最重視。音楽制作や編集用途にも使える万能型。
6. Samsung Galaxy Buds Pro
高音質とコスパを両立。マルチデバイス接続にも強い。
7. Sony WF-C510
エントリーモデルながら安定したBluetooth接続。初心者向け。
8. JBL Tune 125BT
軽量で持ち運びしやすく、会議や学習用にも最適。
9. Skullcandy Dime 2
コンパクトでカジュアルな使い勝手。予備イヤホンにも。
10. CMF by Nothing Buds 2a
デザイン性とコスパの高さで注目。軽くて快適。
11. Arctis GameBuds X
2.4GHzワイヤレス対応で低遅延。ゲーム+会議兼用向け。
12. 汎用Bluetooth 6.0イヤホン(IPX7防水)
防水・耐久性を備えた格安モデル。サブ用途におすすめ。
用途別のおすすめの選び方
仕事・会議メインの人
→ マイク性能・ノイズキャンセリング重視。Logitech Zone True WirelessやSony INZONEシリーズが鉄板。
動画・映画メインの人
→ 低遅延+高音質コーデック対応モデルを。Shure AONIC 215 True WirelessやBose QuietComfort Ultra Earbudsが安定。
コスパ重視・ライトユーザー
→ CMF by Nothing Buds 2aやSkullcandy、SonyのCシリーズなどが狙い目。
長時間装着する人
→ 軽量設計・インナーイヤー型・耳の負担が少ないタイプを選ぼう。
パソコンで快適に使うためのちょっとしたコツ
・PCのBluetoothドライバを最新に更新する
・USBポートを安定した位置に挿す(延長ケーブルの使用も可)
・会議中は電池残量に注意
・マイク使用時に「ステレオ」設定になっているか確認
こうした基本的な対策で、音切れや接続トラブルをぐっと減らせます。
まとめ|パソコンで使えるワイヤレスイヤホンおすすめ12選【仕事・動画・会議向け】
ワイヤレスイヤホンは、ただ“音を聞く道具”ではなく、作業効率を上げるビジネスツールでもあります。
ノイズキャンセリングで集中を高めたり、マイクで声をクリアに届けたり、動画を快適に楽しんだり。
自分の使い方に合った1台を選べば、仕事もプライベートもぐっと快適になります。
今回紹介した12モデルは、どれもパソコンとの相性が良く、仕事・動画・会議のどのシーンでも活躍してくれる実力派ばかり。
ぜひ、あなたの生活スタイルにフィットするワイヤレスイヤホンを見つけてください。
