「最近よく聞くabiot(アビオット)ってどうなの?」
そんな疑問を持っている人は多いはず。日本発のオーディオブランドとして注目されるAVIOTは、手頃な価格と高音質の両立で人気を集めています。今回は実際のレビューやユーザー評価をもとに、音質・機能・コスパの3つの軸から徹底的に解説していきます。
AVIOT(アビオット)とはどんなブランド?
まず押さえておきたいのが、AVIOTは日本のオーディオブランドであるという点。
中国や韓国メーカーが多い完全ワイヤレスイヤホン市場において、AVIOTは「日本人の耳に合う設計」「自然で繊細な音作り」をコンセプトにしています。
特に1万円前後のモデルでも、ノイズキャンセリング・外音取り込み・マルチポイント接続といった機能をしっかり搭載しているのが特徴。
つまり、価格帯のわりに“できること”が多い。コスパを重視するユーザーにとって魅力的なブランドです。
音質レビュー:繊細でクリア、ジャンルによっては好みが分かれる
「AVIOTといえば音質」と言われるほど、サウンド面は高く評価されています。
特に『AVIOT TE-U1』『AVIOT TE-A1』『AVIOT TE-V1R』などのモデルは、実機レビューでも「解像感が高い」「音の輪郭がはっきり」と評判です。
良かった点
- 高音の伸びと中音の繊細さ:ボーカルがクリアに前に出てくる印象で、女性ボーカルやアコースティック系の音源と相性が良い。
- 低音の量感も十分:重低音が強すぎず、全体のバランスを崩さないチューニング。
- ハイレゾ相当の再生対応:LDAC対応モデルでは、対応スマホと組み合わせることでハイレゾ相当の高音質を楽しめます。
気になる点
一方で、ロックやEDMなど重低音を重視するユーザーからは「もう少し迫力が欲しい」という声も。
AVIOTの音作りは、どちらかというと“自然で原音に忠実”な方向性。派手さよりもバランスを取るタイプのサウンドです。
音質のチューニングはモデルによって微妙に異なり、『AVIOT TE-V1R』のような上位機種ではハイブリッドドライバーによって広い音場を再現。
一方で『TE-D01gv』などのエントリーモデルは低音寄りの傾向があります。
機能面の進化:ノイズキャンセリング・外音取り込み・マルチポイント
AVIOTの強みは、価格帯以上の多機能性です。
1万円前後のモデルでも、
- アクティブノイズキャンセリング(ANC)
- 外音取り込みモード
- Bluetooth 5.3・マルチポイント接続
- 専用アプリによるEQカスタマイズ
など、上位機種さながらの機能が使えます。
特に最近のモデルでは、通話品質の向上が顕著です。
通勤・在宅ワーク・オンライン会議などで「相手の声が聞き取りやすい」「自分の声もクリアに届く」とのレビューが増えています。
ノイズキャンセリングはソニーやBOSEの上位機種ほど強力ではないものの、日常的な雑音はしっかりカット。
「電車内で音量を上げなくても快適に聞ける」という実用性の高さがポイントです。
装着感とデザイン:日本人の耳に合わせた作り
AVIOTが人気を集めている理由のひとつが、装着感の良さです。
海外ブランドのイヤホンはサイズや形状が大きめなこともありますが、AVIOTは日本人の耳形に合わせて設計されています。
特に『AVIOT TE-A1』は「軽くて落ちにくい」「長時間つけても痛くならない」と好評。
スポーツ時や長時間リスニングでもストレスを感じにくいフィット感です。
また、デザインも“さりげなく上品”で、マットな質感や柔らかいカラーリングが人気。
女性ユーザーから「アクセサリー感覚で身につけられる」といった声もあります。
バッテリー性能:長時間再生が可能で実用性◎
バッテリー持ちの良さもAVIOTの魅力。
たとえば『AVIOT TE-Q3』はイヤホン単体で11.5時間、ケース併用で最大42時間再生が可能。
10分の急速充電で約90分使えるため、出勤前のわずかな時間でもすぐに使えるのが便利です。
他社の同価格帯モデルが5〜7時間前後であることを考えると、この再生時間はかなり優秀。
バッテリーのヘタリや充電不良などの口コミも一部見られますが、初期不良対応や保証制度も整っています。
コスパ:1万円台でも“全部入り”クラスの満足度
AVIOTのイヤホンを一言で表すなら「価格以上の体験ができるイヤホン」。
6,000円台の『AVIOT TE-U1』でも「音質・機能・コスパの三拍子が揃った」と絶賛されています。
他ブランドと比較しても、
- SONY WF-C700N:約15,000円
- Anker Soundcore Liberty 4:約14,000円
- AVIOT TE-Q3:約12,000円
このラインナップの中でAVIOTは“日本向けチューニング”と“多機能”を兼ね備えており、価格に対しての満足度が高いです。
もちろん、操作性や個体差など細かい不満点はあるものの、
「1万円ちょっとでこのクオリティなら納得」「初めてのワイヤレスイヤホンとしてちょうどいい」という声が多いのも納得です。
ユーザー口コミから見るリアルな評判
実際の口コミをチェックすると、良い点・悪い点がはっきり分かれています。
良い口コミ
- 「音質が想像以上にクリアで満足」
- 「装着感が軽くて痛くならない」
- 「アプリで好みに音を調整できる」
- 「日本メーカーらしい安心感がある」
悪い口コミ
- 「タッチセンサーが敏感すぎる」
- 「ケースが勝手に開いて接続されることがある」
- 「低音が少し弱い」
このように、AVIOTは“全方位で平均点以上を出す”タイプの製品。
完璧を求めるより、コスパとバランスを重視する人に向いています。
どんな人におすすめ?
AVIOTのワイヤレスイヤホンは、次のような人に特におすすめです。
- 初めて完全ワイヤレスイヤホンを買う人
- 日本ブランドの安心感を求める人
- 通勤・通学など長時間使う人
- コスパ重視で失敗したくない人
逆に、「重低音ゴリゴリが好み」「ノイズキャンセリング最強がいい」という人は、SONYやBOSEなどの上位機種を検討したほうが満足度が高いかもしれません。
まとめ:abiotワイヤレスイヤホンの評判は?音質・機能・コスパのバランスが光る
AVIOT(アビオット)のワイヤレスイヤホンは、音質・機能・コスパのバランスが非常に優秀です。
音の解像感や自然さは国内ブランドらしく、装着感も抜群。
さらに、1万円台前後でノイズキャンセリングやマルチポイントといった機能を備えているのは驚きです。
派手すぎないけれど、毎日使いたくなるイヤホン。
それがAVIOTの魅力だと感じます。
「コスパが良く、音質も妥協したくない」
そんな欲張りな人にこそ、AVIOTのワイヤレスイヤホンはぴったりの選択肢です。
