ワイヤレスイヤホン、使ってますか?
スマホとつないで音楽や動画を楽しんだり、通話したり、リモート会議にも使えたりと、もはや日常に欠かせない存在になりましたよね。
でも、いざ買い替えようと思うと「値段の幅が広すぎて何を選べばいいのかわからない」という人も多いはず。
この記事では、2025年の最新市場動向をもとに「ワイヤレスイヤホンの価格相場」と「コスパ最強モデル」、そして「後悔しない選び方」をまとめて紹介します。
あなたにぴったりの一台を見つけるヒントになるはずです。
ワイヤレスイヤホンの価格相場は?最新市場の傾向
ひとことで「ワイヤレスイヤホン」と言っても、値段はピンキリ。
市場調査では、最安で1,000円台から、ハイエンドでは8万円近くするモデルまで存在します。とはいえ、一般的に購入されている価格帯は「2,000円〜3万円前後」に集中しています。
相場をざっくり分けるとこんな感じです。
- 低価格帯(〜1万円前後):基本機能を備えた“お試し”レベル。通勤・通学に最適。
- 中価格帯(1万〜2万円台):音質と機能のバランスが取れた“ちょうどいいゾーン”。
- 高価格帯(3万円〜4万円以上):ノイズキャンセリングやハイレゾ対応など、上級者向け。
最近は技術の進化が著しく、「1万円以下でもANC(ノイズキャンセリング)搭載」「ワイヤレス充電対応」「専用アプリ操作可」といった高機能モデルが増えています。
つまり、“安い=低品質”の時代はもう終わり。
価格だけで判断するのはもったいないんです。
低価格でも満足度◎!1万円以下のコスパモデル
まずは、初めてのワイヤレスイヤホンにもおすすめな“1万円以下”の優秀モデルを見ていきましょう。
Xiaomi Redmi Buds 6 Lite(約2,480円)
5,000円以下とは思えない完成度。
ノイズキャンセリングや外音取り込み機能を搭載し、専用アプリでイコライザー調整も可能。
軽量で耳への負担も少なく、通勤や通学にちょうどいいバランスです。
コスパを最重視するなら、まず候補に入れて損はありません。
Anker Soundcore K20i(約4,990円)
Ankerのエントリーモデル。
低価格ながら、音質・装着感・接続安定性のバランスが優秀です。
シンプルで扱いやすく、はじめてBluetoothイヤホンを使う人にも向いています。
防水機能も備えているので、スポーツやランニング用にもおすすめ。
SONY WI-C100(約4,000円台)
完全ワイヤレスではなくネックバンド型ですが、音質の安定感とバッテリー持ちはさすがSONY。
Bluetooth接続も安定しており、マイク性能も高いので通話にも便利です。
有線の安心感を残しつつ、ワイヤレスの自由さを得たい人にぴったり。
中価格帯(1〜2万円台)は“最も満足度が高いゾーン”
「音質も機能もそこそこ欲しい」なら、ここがベストバランス。
この価格帯になると、多くのモデルがANC・外音取り込み・マルチポイント接続に対応しています。
Anker Soundcore P40i(約7,990円)
1万円を切りつつもANC搭載。
専用アプリで音質調整、低遅延モード、長時間再生と、まさに“全部入り”のコスパモデル。
同価格帯では群を抜いて完成度が高く、レビュー評価も非常に安定しています。
Jabra Elite 5(約15,000円前後)
ビジネス用途にも人気。
ノイズキャンセリングの効きが自然で、音声通話のクリアさも高評価。
マルチポイント対応で、PCとスマホの切り替えもスムーズ。
「仕事とプライベート両方で使いたい」という人に理想的です。
SONY WF-C700N(約13,000円前後)
“WFシリーズ”の中でも軽量・高機能を両立したモデル。
SONYらしい音質チューニングで、音楽好きにもおすすめ。
ノイズキャンセリングの性能が価格以上という声も多く、人気の理由が納得できます。
高価格帯(3万円以上)は「音の世界が変わる」
ここからは、音にこだわりたい人や、快適さを求める人の領域。
ANCの精度、音質、装着感、すべてが一段階上のレベルです。
SONY WF-1000XM5(約39,000円)
もはや定番。
世界的に評価の高いノイズキャンセリング性能を誇り、クリアで立体感のあるサウンドが魅力。
マルチポイントやLDAC対応など、非の打ちどころがありません。
「価格は高いが満足度も最高」という王道モデルです。
Apple AirPods Pro(第2世代・USB-C)(約39,800円)
iPhoneユーザーなら最有力候補。
Apple独自のチップによる接続安定性と操作性は、他社製品では得られないスムーズさ。
空間オーディオやノイズキャンセリングも自然で、日常使いにおける快適さが抜群です。
BOSE QuietComfort Ultra Earbuds(約42,000円)
音に包まれるような迫力。
BOSEらしい重低音と厚みのあるサウンドが特徴。
ANCの効きが非常に強力で、外部の雑音をほぼ遮断してくれます。
静かな環境で集中したい人にぴったりです。
ワイヤレスイヤホンの選び方:価格だけで決めない
ここからは、後悔しないための“選び方のコツ”を紹介します。
ポイントを押さえておけば、同じ価格でも満足度が段違いになります。
1. 使う目的を明確にする
通勤・通学・在宅ワーク・運動など、使うシーンを想定しましょう。
「移動中に音楽を聴くだけ」なら1万円以下でも十分。
「集中して作業したい」「高音質で楽しみたい」なら2万円以上を目安に。
2. ノイズキャンセリングと外音取り込みの有無
ANCがあると通勤中の電車やバスでも快適。
一方で、外の音を聞きたいときは「外音取り込み」が便利です。
両方搭載しているモデルなら、シーンに応じて使い分けができます。
3. コーデック対応をチェック
音質重視なら、LDACやaptXなど高音質コーデック対応モデルを。
ただし、スマホ側が対応していないと意味がないので、事前に確認を。
4. 装着感とデザイン
耳に合わないとどんな高音質でも台無し。
イヤーピースの種類が多いモデルを選ぶと安心です。
デザインも毎日使うものだからこそ重要。気分が上がるものを選びましょう。
5. バッテリーと充電方式
本体で5〜10時間、ケース込みで30〜40時間再生できるモデルが主流。
ワイヤレス充電対応なら、ケーブルレスで便利です。
6. 接続の安定性・マルチポイント
仕事中はPC、移動中はスマホなど、複数機器を使い分けるならマルチポイント対応が便利。
最新のBluetooth 5.3対応なら接続も安定します。
価格と満足度の関係:どこにお金をかけるべき?
「音質を極めたい」なら高価格帯。
「日常使いで不満なく快適に使いたい」なら中価格帯。
「とりあえず気軽に使いたい」なら低価格帯。
このように、自分の優先順位を決めておくのが一番大切です。
価格が高いほど満足度も上がりやすいですが、コスパの良さは必ずしも値段に比例しません。
2025年の今は、**“1万円以下でも十分に高性能”**という選択肢がある時代です。
ワイヤレスイヤホンの価格相場を理解して、後悔しない選択を
ワイヤレスイヤホンの価格相場を知ることで、「どこまでお金をかけるか」「自分にとって必要な機能は何か」が見えてきます。
安さを取るか、快適さを取るか。
どちらにしても、自分のライフスタイルに合ったモデルを選ぶことが一番の“コスパ最強”です。
今は本当に、数千円からでも驚くほど使えるイヤホンがたくさんあります。
音楽をもっと身近に、そして快適に楽しむために――。
ぜひ、あなたにぴったりのワイヤレスイヤホンを見つけてください。
