「あっ、小さな文字が読めない…」
「老眼鏡を持ってくるの忘れた…」
「もっと手元を拡大して細かい作業がしたい…」
そんな時、あなたのポケットにあるiPhoneが、高性能な虫眼鏡(ルーペ)に変身するって知ってました?
実はiPhoneには「拡大鏡」っていう、カメラを使ったデジタルルーペ機能が標準で搭載されているんです。しかも完全無料。設定もカンタンで、使い方次第でめちゃくちゃ便利なんですよ。
今回は、iphoneを虫眼鏡代わりに使う方法から、知っておくと便利な活用法まで、わかりやすく解説していきます。
iPhoneの拡大鏡機能ってどんなもの?
まずは基本から。iPhoneに標準搭載されている「拡大鏡」っていう機能について説明しますね。
ただのズームじゃない!拡大鏡のすごいところ
拡大鏡は、単にカメラで写したものを大きく表示するだけじゃありません。
- 明るさの調整
- コントラストの変更
- カラーフィルター
- フラッシュライトのON/OFF
- その場で写真を撮って保存
こんなことができるんです。つまり、見えにくいを解決するための多機能ルーペってわけ。
特に「コントラストを上げる機能」は神がかってます。かすれた印刷物や、色が薄くなった文字もクッキリ見えるようになるんですよ。
対応しているiPhoneと料金は?
気になる対応機種ですが、iOS 14.2以降が動くiPhoneならほぼ全部で使えます。
つまり、iphoneならiPhone 6s以降のモデルなら大丈夫。最近の機種はもちろん、ちょっと前の機種でも問題なく動きます。
そして何より嬉しいのが完全無料ってこと。
アプリを買う必要も、課金も一切なし。Appleが標準で用意してくれている機能なんです。
拡大鏡を起動する4つの方法
「便利そうだから早く使ってみたい!」
そう思ったあなたに、拡大鏡を起動する方法をいくつか紹介します。自分に合った方法を見つけてくださいね。
方法1:コントロールセンターに追加する(基本の設定)
これが一番ポピュラーな設定方法です。最初だけ設定が必要ですが、一度やっちゃえばいつでもサッと使えます。
設定手順はこんな感じ。
- 「設定」アプリを開く
- 「コントロールセンター」をタップ
- 「さらにコントロールを追加」の中から「拡大鏡」を探す
- 緑色の「+」ボタンをタップして追加
これで、画面右上から下にスワイプ(ホームボタンがある機種は下から上にスワイプ)するとコントロールセンターが開いて、虫眼鏡のアイコンが現れます。このアイコンをタップすれば起動完了です。
方法2:トリプルクリックで最速起動(超オススメ!)
これ、マジで便利なんでぜひ試してほしいんですけど、サイドボタン(またはホームボタン)のトリプルクリックで起動する方法があります。
設定方法はこちら。
- 「設定」→「アクセシビリティ」と進む
- 一番下にある「アクセシビリティショートカット」をタップ
- 一覧から「拡大鏡」にチェックを入れる
これで完了。あとはどんな画面からでも、サイドボタンを3回連打するだけで拡大鏡が起動します。
「老眼鏡どこだっけ?」と探すより、ボタンを3回押すだけのほうが圧倒的に早い。これ、設定しておいて絶対損はないですよ。
方法3:ホーム画面にアイコンを置く
アプリとして認識させたい人は、ホーム画面に直接アイコンを置くこともできます。
アプリライブラリから「拡大鏡」アプリを探して、ホーム画面にドラッグ&ドロップするだけ。普通のアプリと同じように使えます。
方法4:背面タップで起動(iPhone 8以降)
ちょっとマニアックな方法ですが、iPhoneの背面をトントンって叩くだけで起動する「背面タップ」っていう機能もあります。
- 「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「背面タップ」
- 「ダブルタップ」か「トリプルタップ」を選んで「拡大鏡」を割り当てる
これでiPhoneの背面にあるリンゴマークあたりを軽く叩くだけで起動。指が届きやすい場所なので、これも慣れると便利ですよ。
拡大鏡の基本的な使い方
さて、起動方法がわかったところで、実際の使い方を見ていきましょう。
ズームイン・ズームアウト
基本中の基本。画面をピンチイン(つまむ)/ピンチアウト(広げる)するだけ。または画面下にあるズームスライダーを動かしてもOKです。
見たいものに合わせて、自由に大きさを変えられます。
明るさとコントラストを調整する
拡大鏡の真骨頂がここ。画面左側にあるスライダーで明るさとコントラストが調整できます。
- 太陽アイコン:明るさ調整。暗い場所での視認性がアップ
- 半分に分かれた円のアイコン:コントラスト調整。文字が背景に埋もれてる時に効果抜群
例えば、薄暗いレストランのメニュー。普通にカメラで見ると文字が読みづらいけど、コントラストを上げるとくっきり見えるようになります。
フィルタ機能でさらに見やすく
画面下のフィルタアイコン(重なった円みたいなやつ)をタップすると、いろんなカラーフィルタが使えます。
- 赤/黒:白黒反転に近くてコントラストがハッキリ
- 黄/青:色覚特性に合わせて見やすく
- 白地に黒:標準的な反転表示
- 黒地に白:黒背景に白文字。夜間など目に優しい
見えにくいと感じたら、このフィルタをいろいろ試してみてください。「おっ!」って思う見え方に出会えるはずです。
フラッシュライトで暗闇を照らす
左上の稲妻アイコンをタップすると、iPhone背面のLEDライトが点灯します。
これが結構明るいんですよ。
「暗くてよく見えない…」って時に使うと、目の前がパッと明るくなります。懐中電灯代わりにもなっちゃう。
ロック機能で安定表示
動いてるものを見る時や、手が震えちゃう時は「錠前アイコン」が便利。
これをタップすると、その時の拡大率やフォーカスがロックされます。画面がプルプル震えても、見え方が安定するんです。
写真を撮って保存もできる
これ、意外と知られてないんですけど、拡大鏡で見てる画面を写真として保存できます。
シャッターボタン(白い丸)を押すだけでOK。
保存された写真は「写真」アプリにも入るし、拡大鏡アプリ内の「ギャラリー」からも見返せます。
買い物中に値札を撮っておいたり、説明書の細かい部分を記録しておくのに便利ですよ。
こんな時に便利!シーン別活用法
ここからは実際の生活でどう使うか、具体的なシーンを想像しながら見ていきましょう。
料理中のレシピ確認
料理してて「あれ、このレシピの「ひとつまみ」ってどのくらいだっけ?」ってことありますよね。
手が汚れてる時にスマホを触りたくない…そんな時は背面タップで拡大鏡を起動して、フラッシュライトをON。明るく照らしながらレシピを拡大して見られます。
さらにコントラストを上げて、白黒反転にすると文字が浮き上がって見えるから、油や水しぶきで汚れたレシピ本も読みやすい!
読書中の小さな文字
文庫本の注釈とか、辞書みたいな小さな文字、老眼が始まると本当に見えにくいんですよね。
そんな時はトリプルクリックで拡大鏡を起動。フィルタは「赤/黒」がオススメ。文字がクッキリします。
明るさも少し強めにすると、紙の反射も気にならなくなるんですよ。
模型工作や手芸
プラモデルや刺繍とか、細かい作業をする時って、手元を拡大したいことありません?
拡大鏡なら両手がふさがってても、iPhoneをスタンドに立てかけて使えます。ロック機能をONにすれば、手を動かしても画面がブレないから作業に集中できるんです。
買い物での値札チェック
スーパーやドラッグストアの値札、小さくて見えにくいですよね。賞味期限とか原材料名とか。
買い物カゴを持ちながらでも、サッと拡大鏡を起動して確認できます。気になる商品があったら、写真も撮っておけるから「どっちが安かったっけ?」って迷うこともなくなります。
もっと便利に!知っておくと役立つ設定
拡大鏡には、さらに深堀りした設定もあるんです。
「設定」アプリ内の拡大鏡メニュー
「設定」→「アクセシビリティ」→「拡大鏡」と進むと、細かい設定ができます。
- 拡大鏡の自動起動:iPhoneをかざすだけで起動するようにするかどうか
- カメラプレビューを保持:前回見てた画面を次回も表示するか
- 明るさ・コントラストの自動調整:周りに合わせて自動で調整してくれる
特に自動調整は、いちいちスライダー動かすのが面倒な人には便利ですよ。
検出モード(iOS 17以降)
最新のiOSなら「検出モード」っていう超便利な機能も使えます。
拡大鏡を起動して画面上部の「検出モード」ボタンをタップすると…
- 人物検出:人との距離を測って教えてくれる
- ドア検出:ドアの場所や開け方を教えてくれる
- 画像読み上げ:画面に映ったテキストを読み上げてくれる
特に「画像読み上げ」はスゴイです。カメラをかざすだけで、その場にある文字を読み上げてくれるんです。説明書を読むのが面倒な時とか、手が離せない時に便利!
よくある疑問とトラブル解決Q&A
最後に、実際に使ってる人からよく聞かれる質問をまとめました。
Q. フラッシュライトが点かないんだけど?
A. バッテリー残量をチェック!
極端にバッテリーが少ないと、省電力のために自動でオフになることがあります。充電してからもう一度試してみてください。
Q. 撮った写真はどこに保存されるの?
A. 写真アプリの「カメラロール」に入ってます
拡大鏡アプリ内のギャラリーからも見れますが、基本的には普通の写真と同じ場所に保存されます。もし保存されてなければ、設定アプリ内の拡大鏡で「保存された設定を保持」っていうオプションを確認してみて。
Q. 勝手にフォーカスが変わっちゃう…
A. ロック機能を使ってみて
手が震えたり、被写体が動いたりすると自動でフォーカスが動いちゃいます。そんな時は錠前アイコンをONにすると設定が固定されて安定しますよ。
Q. もっと倍率を上げたいんだけど?
A. デジタルズームには限界があります
iPhoneのカメラは光学ズームとデジタルズームを組み合わせてます。デジタルズームを上げすぎると画質が荒れるけど、ある程度までは拡大可能。それでも足りない時は、App Storeで高倍率のルーペアプリを探すか、外付けレンズを検討してみてください。
まとめ:iPhoneが最強の虫眼鏡になる
いかがでしたか?
iphoneを虫眼鏡代わりに使う方法、意外と奥が深いでしょ?
ただ拡大するだけじゃなくて、明るさやコントラスト、フィルタまで調整できる。しかも起動はトリプルクリックで一瞬。これなら老眼鏡やルーペを持ち歩かなくても、困った時にすぐ対応できます。
設定も全部で5分くらい。ぜひ今日からiPhoneを最強の虫眼鏡として活用してみてくださいね。
「え、こんなに便利だったんだ!」って、きっと毎日の生活がちょっとだけ快適になりますよ。
