コンパクトで高性能、しかもお手頃価格。
そんな「ミニPC(小型デスクトップPC)」が、2025年に入ってからさらに注目を集めています。
この記事では、価格.com(カカクコム)で人気上位のモデルをもとに、今選ぶべきおすすめミニPCを徹底比較。
用途別の選び方や、コスパ重視のポイントもあわせて紹介していきます。
ミニPCがいま注目されている理由
ここ数年で、PC市場の流れが大きく変わってきました。
特に2025年は、Windows 10のサポート終了を控えた買い替え需要が加速中。
さらにリモートワークや副業、動画配信など、多様な使い方にマッチする“小型で静かなPC”の人気が急上昇しています。
ミニPCはその名の通り、省スペースかつ軽量。
それでいて、Webブラウジングやオフィス作業、動画編集、4K出力までこなせる性能を持つモデルも増えてきました。
従来の大型デスクトップと比べると設置性が圧倒的で、電気代も抑えられるのが魅力です。
ミニPCを選ぶときに見るべきポイント
1. CPU性能と用途のバランス
まず重視すべきはCPU。
日常用途なら「Intel N100」や「Ryzen 5 5560U」など省電力系でも十分。
動画編集やプログラミング、複数アプリを同時に動かすなら「Core i7」「Ryzen 7」クラスがおすすめです。
CPU性能が高いほど処理は快適になりますが、発熱や価格も上がります。
用途にあわせて選ぶのがコツです。
2. メモリとストレージ容量
快適に使うなら、メモリは最低8GB、理想は16GB。
複数アプリを立ち上げる人は32GBを検討してもいいでしょう。
ストレージはSSD(特にNVMeタイプ)を選ぶと、起動やデータ読み書きが圧倒的に速くなります。
3. 拡張性と接続ポート
小型PCは拡張性が限られがちです。
外部ストレージやモニターを多く使うなら、USB Type-CやHDMI、LANポートなどの数もチェック。
「2.5GbE LAN」「WiFi6」「Bluetooth 5.3」対応モデルなら、通信環境も安定します。
4. 静音性と冷却構造
静音性を重視するなら「ファンレス」モデルも選択肢。
ただし、高負荷時の熱処理が課題になるため、軽作業中心の人向けです。
ファン付きでも静音設計のミニPCは増えているので、レビューの評価も参考にすると安心です。
【2025年版】ミニPC価格コム人気ランキングTOP10
ここからは、2025年時点で価格.comや大手家電サイトなどで注目度の高い人気モデルをピックアップして紹介します。
ランキングは売れ筋やレビュー評価をもとにした参考順位です。
第1位:MINISFORUM UN1290W-32/1T-W11Pro
ハイエンド志向のミニPC。
Intel Core i9-12900HK搭載、32GBメモリ・1TB SSDという圧倒的な性能で、動画編集や開発用途にも余裕があります。
価格は約9万円台。小型でもデスクトップ級の処理能力を求める人に最適です。
第2位:ASUS Mini PC PN53-S7099AD
Ryzen 7 7735H搭載のパワフルモデル。
グラフィック性能が高く、クリエイティブ用途やマルチモニター構成に強みがあります。
約12万円前後ですが、性能と安定性のバランスが非常に優秀です。
第3位:CHUWI ミニPC Windows11 Pro Ryzen5搭載
価格は5万円台とリーズナブル。
Ryzen 5 5560Uと16GBメモリで、普段使い〜軽いクリエイティブ作業にちょうどいい性能。
コスパ重視派に人気の定番モデルです。
第4位:ASUS ExpertCenter PN53-S5097AD
価格と性能のバランスが抜群の中堅モデル。
Ryzen 5 6600H搭載で、ビジネスにもホームユースにも対応。静音性も高評価を得ています。
第5位:Lenovo ThinkCentre Tinyシリーズ
企業用途でも人気の堅牢モデル。
中古・再生品も多く、2〜3万円台で入手できる点が魅力。
オフィス作業やサブ機に最適な信頼のブランドです。
第6位:GMKtec Nucbox M7
手のひらサイズの超小型PCながら、Ryzen 7 7840Uを搭載。
AI処理や動画再生にも強く、海外ガジェット好きの間で話題に。
価格は10万円前後です。
第7位:Beelink SER6 Pro
Ryzen 7 7735HSを搭載した高性能モデル。
小型ながら拡張性が高く、NVMe SSDやメモリ増設も可能。
静音設計でオフィス使用にも向いています。
第8位:Intel NUC 13 Pro
Intel純正のベアボーンモデル。
信頼性・安定性が抜群で、自分でメモリやSSDを選んで構成できる自由度が魅力。
自作派にも人気です。
第9位:MINISFORUM Venus Series NPB7
Core i7-13700H搭載で、ハイパワーと静音性を両立。
コンテンツ制作や仮想環境を使うユーザーにおすすめ。
8万円前後で入手可能。
第10位:Apple Mac mini
定番の人気機種。
動画編集や音楽制作などMac環境にこだわる人から根強い支持があります。
M2チップ搭載モデルは処理性能も高く、長く使える1台です。
コスパで選ぶなら?価格帯別おすすめモデル
3万円以下:ライトユース向け
・Intel N100/8GBメモリ/256GB SSDクラス
ネット・動画視聴・書類作業が中心なら十分。
中古ThinkCentreやBeelink、CHUWIなどが候補です。
5〜8万円:万能タイプ
・Ryzen 5/Core i5/16GBメモリ搭載モデル
ビジネスから学習、軽い動画編集まで幅広く使える価格帯。
ASUS PN53やMINISFORUM Venusシリーズが人気。
10万円以上:高性能志向
・Ryzen 7/Core i7/32GB以上メモリ構成
動画編集・3D作業・AI開発など、プロ用途でも十分通用。
MINISFORUM UNシリーズやIntel NUC上位機が該当します。
ミニPCを長く使うためのコツ
せっかく買うなら、数年単位で快適に使いたいもの。
以下のポイントを意識しておくと、寿命を伸ばせます。
- 定期的に埃を取り除く:冷却効率が下がるとパフォーマンスにも影響。
- SSDの空き容量を常に20%以上確保:速度低下を防ぐための基本です。
- OSやドライバの更新を怠らない:セキュリティ面でも重要。
- 温度と静音のバランスを取る:高負荷作業時は冷却ファンのモード設定も確認。
まとめ:【2025年最新】ミニPC価格コム人気ランキングTOP10!コスパ最強モデル徹底比較
2025年のミニPC市場は、これまで以上に活況です。
小型・静音・省電力という特徴に加え、最新CPUや高速メモリを搭載することで、従来のデスクトップと遜色ない性能を実現。
特に「価格.comランキング」に登場するモデルは、実際にユーザー評価が高く、コスパに優れたものばかりです。
選ぶ際は、用途・性能・価格のバランスを意識して。
3万円台の入門モデルから、10万円超のハイエンドまで、自分の使い方に合った1台が必ず見つかるはずです。
今こそ、ミニPCでスマートなデジタルライフを始めてみませんか。
