iPhoneユーザーなら知っておきたい「Amazonフォト」の存在
「iPhoneの写真、また容量がいっぱいって言われた…」
「iCloud、毎月課金してるけど、もう少し安くならないかな」
「Googleフォト、無料のやつが終わっちゃったよね?」
こんな悩み、一度は感じたことありませんか?
実は、Amazonプライム会員なら、写真の無制限保存がずっと無料で使えるサービスがあるんです。名前は「Amazonフォト」。プライム会員の特典のなかでも、じつはかなり使えるヤツ。
でも「聞いたことはあるけど使ってない」「iPhoneとの相性が心配」という声も多い。
そこで今回は、iphoneでAmazonフォトをフル活用するコツを、実際に1ヶ月ガッツリ使ってみた体験を交えながらお届けします。
まずはココだけ!Amazonフォトの「本当の強み」
Amazonフォトって、ぶっちゃけGoogleフォトやiCloudと何が違うの?
そう思いますよね。私も最初は「ただのストレージでしょ」とタカをくくってました。
でも使い込んでいくうちに、「これはこれでアリ」 どころか、「むしろここが強いんだ」 というポイントが見えてきました。
プライム会員なら写真は無制限
これ、マジで大きいです。
プライム会員の年会費は年間5,900円(月換算490円)。でもAmazonフォトだけで考えたら、写真の保存容量は無制限。
iCloudだと200GBで月400円、1TBで月1,000円かかります。Amazonフォトはその料金すらかからない。
「え、じゃあプライム会費もったいなくない?」って思ったあなた。
プライム会員にはお急ぎ便やPrime Video、Prime Music、Amazonプライム感謝デーなど、他にも特典が山ほどあります。Amazonフォトは「おまけ」じゃなくて、会費の元を取れる主力特典だと、私は思います。
画質は落とされない
「無制限=画質が落とされる」と思ってませんか?
これ、Googleフォトの無料時代は確かにそうでした(16:9の200万画素相当とか、あの制限)。でもAmazonフォトはオリジナル画質のまま無制限。
iphoneで撮影した4,800万画素のProRAW写真だって、そのままのクオリティで保存されます。
Amazonのエコシステムとの連携
ここがGoogleやAppleと決定的に違うところ。
たとえば——
- Echo Showに「アレクサ、Amazonフォトから◯◯の写真を見せて」と言えば、アルバムがその場で映し出される
- Fire TVのスクリーンセーバーに、自分で作ったAmazonフォトのアルバムを設定できる
- Fireタブレットなら最初からAmazonフォトアプリが入ってる(インストール不要)
Apple製品だけで固めてる人には響かないかもしれません。でも「家ではEcho Show使ってる」「Fire TV Stick愛用してる」という人には、これがめちゃくちゃ便利。
デバイスをまたいで、家族写真がシームレスに楽しめる。この体験は、Amazonフォトならではの強みです。
iPhoneとAmazonフォトの連携、細かくチェックしました
「でもiPhoneでちゃんと動くの?」
これ、いちばん気になるポイントですよね。
結論から言うと、問題なく動きます。ただし、いくつか「知っておくとスムーズ」な設定とクセがあるので、そこは押さえておきましょう。
自動アップロードの正しい設定手順
App Storeで「Amazon Photos」と検索してインストール。
Amazonアカウントでログインしたら、最初に設定しておきたいのがココです。
- Amazonフォトアプリを開く
- 右下の「アカウント」タブをタップ
- 「写真と動画を自動保存」をオン
ここまではカンタン。
さらに、より安定させるなら——
「設定」アプリ → 一般 → バックグラウンド更新 → Amazonフォトをオン
これをやっておくと、アプリを起動していないときでも自動アップロードが裏で動き続けます。
「あれ?アップロード止まってない?」の原因と対策
1ヶ月使って遭遇した、ちょっとした不具合とその対処法もシェアします。
原因1:iOSの省電力モード
バッテリー残量が20%以下になると、iPhoneは自動的に省電力モードに。このとき、バックグラウンドでのアップロードはストップします。
→ 対策:充電中は省電力モードを解除する。もしくは「設定」→「バッテリー」で省電力モードの自動オンをオフに。
原因2:HEIC形式の処理
iphoneの標準設定(高効率)だと、写真はHEICという形式で保存されます。AmazonフォトはこのHEICを自動的にJPEGに変換しながらアップロード。
変換処理が入るぶん、時間がかかるんです。
→ 対策:気になるなら「設定」→「カメラ」→「フォーマット」で「互換性優先」に変更。ただ画質は落ちないので、時間に余裕があるならそのままでもOK。
原因3:VPN接続
仕事でVPN使ってる人、注意です。VPNオンにしてると、Amazonフォトのアップロードがエラーになるケースがありました。
→ 対策:大量アップロードするときはVPNをオフに。
Live Photosとバーストモードの扱い
Live Photos:Amazonフォトアプリ内では静止画として表示されます。Webブラウザから見るときも同様。動きは保存されないので、「Live Photos大事!」という人はiCloudと併用が無難。
バーストモード:連写した写真は、Amazonフォトでは1枚ずつ個別のファイルとして保存されます。Googleフォトのように「まとめて表示」にはならないので、大量連写した日はフォルダがにぎやかに。
料金プラン、本当に得するのはどれ?
「プライム会員じゃないんだけど…」
そんな人向けのプランも、ちゃんとあります。
非会員の無料プラン:5GBまで無料。Googleフォトの無料枠(15GB)が2021年で終了した今、貴重な選択肢です。
プライム会員:写真は無制限、動画は5GBまで。年額5,900円。
追加容量(非会員・会員共通):
- 100GB:月200円(年額2,000円)
- 1TB:月1,000円(年額10,000円)
比較するとこんな感じ。
- iCloud:50GB/130円、200GB/400円、2TB/1,300円
- Google One:100GB/250円、200GB/380円、2TB/1,300円
Amazonフォトの100GBは月200円。
これはiCloudの50GBより70円高いけど、100GBという容量を考えたらかなりコスパいいです。
つまり——
写真メインならプライム会員になって無制限
動画もたくさん保存したいなら100GB/200円プラン
この使い分けがベストかなと。
写真探し、顔認識の精度は?
Googleフォトの「人物アルバム」、あの便利さに慣れてると気になるのが顔認識機能。
Amazonフォトにもあります。
精度は……正直、Googleフォトよりは落ちます。
でも「赤ちゃんの写真だけ集めたい」「親戚の集合写真から◯◯さんだけ抽出したい」といった用途なら十分実用的。
ちょっとしたクセとして——
- たまにまったく知らない人を「家族です」と提案してくる(笑)
- 同一人物なのに別人物扱いされることがある
- タグ付けした名前はAmazonアカウントに紐づく(他の端末でログインしても同じ名前で表示される)
この「知らない人を家族認定」は笑っちゃうんですが、数日使ってると勝手に学習して直っていきます。AIも成長するんですね。
これが便利!家族共有・アルバム共有の使い方
Amazonフォトの真価は、家族やチームで使うときに発揮されます。
ファミリーライブラリ
Amazonファミリーの設定をしていると、家族メンバーと写真を共有できる「ファミリーライブラリ」が使えます。
- 成人2名+子ども4名まで
- 全員が写真を追加・削除できる
- プライム会員でなくても閲覧・保存OK
子どもが撮った写真が自動で親のライブラリに入る、とか。
逆に親が撮った写真を子どものタブレットで見られる、とか。
「うちの家族写真、バラバラに保存されてない?」
そんな悩みがスッキリ解決します。
共有アルバムの作り方
- 共有したいアルバムを開く
- 「共有」ボタンをタップ
- リンクを作成してLINEやメールで送信
相手はAmazonアカウントがなくても、ブラウザから見られます。
注意点:共有相手が写真を自分のAmazonフォトに保存すると、そのぶん相手の容量を消費します。プライム会員なら無制限だから気にならないけど、非会員同士だと5GBの壁に注意。
Echo Show・Fire TVと連携させると生活が変わる
これ、やってみてほしいんです。
Echo Showで「アレクサ、◯◯(アルバム名)を表示して」と言うだけで、旅行の思い出がその場に広がる。
Fire TV Stickなら、テレビの待受画面が家族写真のスライドショーになる。
設定はカンタン。
- Amazonフォトでアルバムを作成
- Alexaアプリで「設定」→「写真」→「Amazonフォトのアルバムを選択」
- Echo Showならホーム画面、Fire TVならスクリーンセーバーに反映
紙の写真立てよりも、デジタルフォトフレームよりも、すでに家にあるデバイスで完結するのがいい。
おじいちゃんおばあちゃんも、操作は「アレクサって呼ぶだけ」。孫の成長を毎日テレビで流せる。これ、家族のコミュニケーションツールとしてかなり優秀です。
フォトブック・写真プリントの品質は?
「せっかく撮った写真、たまには形にしたい」
Amazonフォトには、写真プリントとフォトブックのサービスもあります。
印刷は富士フイルムグループが担当。
L判1枚21円〜、フォトブックは24ページで1,000円前後。
実際に注文してみた感想:
- 発送はめちゃくちゃ早い。夕方注文して翌々日にはポストイン。
- 色味はやや暗めに出る傾向。鮮やかめの写真が好きなら、+1補正かけるくらいでちょうどいい。
- iPhoneからの注文がスムーズ。アプリ内でアルバム選んでポチるだけ。
「しまうまプリント」よりは少し高いけど、Amazonアカウントと直結しててラクという点で選ぶ価値あり。
ここだけは注意!Amazonフォトの弱点
いいことばかり書くと「これ、回し者?」と思われそうなので、ちゃんとデメリットも書きますね。
動画は無制限じゃない
プライム会員でも、動画は5GBまで。
子ども撮ってるとすぐ埋まります。
動画メインの人は、追加容量を買うか、YouTube(非公開)や別のストレージと併用しましょう。
写真編集機能はショボめ
フィルターとか、レタッチとか。Googleフォトの編集機能に慣れてると「これだけ?」ってなります。
でも「保存がメイン」と割り切れば問題なし。編集はiPhoneの写真アプリでやってからアップロードすればいいだけです。
位置情報マップは英語表記?
海外旅行の写真を地図上に表示する機能があるんですが、地名が英語表記メイン。
「Tokyo」は「Tokyo」のままだけど、市区町村レベルだとアルファベット表記になったり。
日本のサービスじゃないので、そこは割り切り。
iPhoneユーザーにおすすめの活用シーン
ここまで読んで、「自分には合ってるかも」と思った人向けに、具体的な使い方の例を。
シーン1:iCloudの容量を節約したい
iCloudの200GBプランに入っているけど、実はそんなに使ってない。
でも50GBはすぐ埋まるから、ダウングレードできない…。
そんな人は、Amazonフォトに写真だけ移行して、iCloudは50GBにダウングレード。
iCloudは月130円、Amazonフォトはプライム会費の一部と考えれば0円。年間で3,000円以上の節約になります。
シーン2:家族の写真をみんなで見たい
子ども3人。それぞれのスマホで撮った写真、LINEで送り合うのも限界。
そんな家族は、Amazonフォトのファミリーライブラリに全員でアップロード。
Echo ShowやFire TVでスライドショーにすれば、「見せて見せて!」がなくなる。
シーン3:Amazonセラー・個人事業主の商品画像管理
これはあまり語られてない使い方。
商品撮影した画像をチームで共有するのに、Amazonフォトはかなり使えます。
- プライム会員アカウントひとつで無制限
- フォルダ分けがわかりやすい
- 外部共有リンクで簡単に取引先へ送信
ビジネス利用も、個人利用の延長で気軽に始められるのがいいところ。
まとめ:iPhoneとAmazonフォト、相性は「意外といい」
最初は「Amazonが写真?どうなの?」と思ってました。
でも1ヶ月使ってみて、iPhoneとの相性は想像以上にいいというのが正直な感想です。
もちろん、完璧じゃない。
- 動画は5GBまで
- 編集機能はシンプル
- 人物認識はGoogleフォトのほうが賢い
でも——
- 写真が無制限で無料
- Echo ShowやFire TVとの連携が唯一無二
- フォトブックの発送が爆速
- プライム会員なら実質0円
「そこそこ使えて、コスパ最強」
これが、iphoneユーザーから見たAmazonフォトの評価です。
Googleフォトからの乗り換えも、iCloudと併用も、どちらもアリ。
まだ試したことない人は、プライム会員の権利がもったいないので、ぜひ一度アプリをダウンロードしてみてください。
「写真って、撮るだけじゃもったいない」
見る楽しみ、共有する楽しみを広げてくれるのが、Amazonフォトなんだなと感じた1ヶ月でした。
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