手持ちのスマホや、お店でパッと見ただけだと、なかなか実感しづらいのがスマートフォンのサイズ感ですよね。「iPhone XRって、実際に持ったらどんな感じなんだろう?」「今使っているiPhone 8 Plusとどっちが大きいの?」「片手で操作しやすいサイズなの?」そんな疑問をお持ちではありませんか?
この記事では、iPhone XRの大きさについて、具体的な数字だけでなく、実際に手に持ったときの感覚や、他の人気モデルとの比較を通じて、まるでショップで実機を触っているかのように、そのサイズ感をお伝えしていきます。これから購入を考えている方、機種変更で迷っている方の参考になれば幸いです。
iPhone XRの基本スペック:大きさと重さの数字をチェック
まずは、基本的なサイズの数値から確認しましょう。iPhone XRは、Appleが2018年に発表したモデルで、当時としては最新のフルスクリーン「Liquid Retina HDディスプレイ」を搭載しながらも、比較的お手頃な価格帯で登場したことで人気を集めました。
その大きさの基本データは以下の通りです。
- 高さ:150.9mm
- 幅:75.7mm
- 厚さ:8.3mm
- 重量:194グラム
単純に数字を並べてもピンと来ないかもしれません。例えば、最もポピュラーだった従来型ディスプレイのiPhone 8(138.4mm x 67.3mm x 7.3mm、148g)と比べると、全体的に一回り大きく、ずっしりと重みを感じるサイズです。高さと幅が増えた分、画面が格段に大きくなりましたが、その分、片手での取り回しは少し難しくなったと言えるでしょう。
特に注目すべきはその「厚さ」と「重量」です。8.3mmという厚みは、当時すでに薄型化が進んでいたスマートフォン市場ではやや厚めの部類に入り、194gという重さも、ガラスバックとアルミニウムフレームによるものです。この「ずっしり感」は、手に取った時の高級感や安定感につながる一方で、長時間の片手使用には若干の疲れを感じるユーザーもいるようです。
実際に手に持つとどう感じる? 実機レビューでみる持ちやすさ
では、実際に手に持ったときの印象はどうでしょうか? 多くのユーザーレビューから感じられるのは、「思ったよりコンパクトで扱いやすい」という声と、「重厚感があってしっかりしている」という、少し相反する印象です。
なぜそう感じるかというと、iPhone XRのデザインの特徴に理由があります。本体の四隅が美しく丸みを帯びており、側面はカーブしたアルミフレームでできています。このデザインは、手のひらにすっとフィットし、角が手に当たるような不快感を大幅に軽減してくれます。数字上の幅は75.7mmと広めですが、この曲面デザインのおかげで、握りやすさは向上しているのです。
一方で、先ほども触れた194gという重量は、やはり無視できません。カバーを装着すれば200gを軽く超えますので、ベッドで仰向けになりながら片手で操作する「ベッドスマホ」には、少し腕が疲れると感じる方もいるかもしれません。しかし、この重みは同時に「高級感」や「落としたりしにくい安心感」にもつながります。プラスチック製の軽いスマホに比べると、確かな存在感を感じられるのがiphoneの特徴ですね。
画面は、当時の上位モデルiPhone XSシリーズに採用された有機ELではなく、「Liquid Retina」と呼ばれるLCDディスプレイを採用していますが、ベゼル(画面の周りの枠)が均一で美しく、画面自体も十分に大きく鮮明です。この画面を囲むベゼルの存在が、かえって画面の枠をしっかり持てるため、誤タッチを防ぎ、落としにくくしているというメリットも多くのユーザーが実感しています。
他のiPhoneと徹底比較! どれが一番サイズバランスが良い?
iPhone XRの大きさをより深く理解するために、他の代表的なiPhoneモデルと並べて比較してみましょう。自分の今使っている機種や、気になっている別のモデルと比べる参考にしてください。
・ iPhone SE(第2世代 / 第3世代)と比べた場合
これは、もっとも対照的です。iPhone SEは、コンパクトさを追求したモデルです(高さ138.4mm、幅67.3mm、重量148g)。iPhone XRと比べると、圧倒的に小さい、軽いという印象です。片手での操作やポケットへの収納性を最優先する方にとっては、SEのサイズ感は非常に魅力的です。しかし、その代わりに得られるXRの大きな画面での動画視聴やウェブ閲覧の快適さは、一度体験すると手放しづらいものです。「画面の大きさ」と「取り回しのしやすさ」のトレードオフを考える良い比較対象です。
・ iPhone 11と比べた場合
iPhone 11は、iPhone XRの実質的な後継モデルです。サイズ感はほぼ兄弟と言ってよく、寸法(高さ150.9mm、幅75.7mm、厚さ8.3mm)も同一で、重量も194gと変わりません。デザインやカメラ性能などは進化していますが、手に持った時の大きさや重さの感覚はほとんど同じと考えて差し支えないでしょう。XRから11への買い替えを考えている方は、サイズ感に違和感を覚えることはまずありません。
・ iPhone 8 Plusと比べた場合
これは、XRが登場する前の世代で人気だった「大きいiPhone」の代表格です。8 Plusは、高さ158.4mm、幅78.1mmと、XRよりもわずかに背が高く、幅も広いです。しかし、重さは202gとXRよりも少し重めです。驚くべきは画面の見え方です。8 Plusの画面は5.5インチ(16:9)ですが、XRは6.1インチ(19.5:9)のフルスクリーンです。つまり、XRは8 Plusよりもコンパクトな本体サイズでありながら、表示領域はより広いという逆転現象が起きているのです。これが、フルスクリーンデザインの大きなメリットです。8 PlusユーザーがXRに乗り換えると、「本体は小さく(扱いやすく)なったのに、画面は大きくなった!」と感じる方が多いはずです。
こんな人におすすめ! iPhone XRの大きさが活きるシーン
ここまでの情報を踏まえて、iPhone XRの大きさや重量が、どのようなユーザーにマッチするのかをまとめてみましょう。
iPhone XRの大きさが特にフィットするのは、こんな方です。
- 動画視聴やゲーム、ウェブ閲覧をよくする方:6.1インチの十分な画面サイズは、コンテンツを楽しむのに最適です。大きすぎず、小さすぎない絶妙なバランスです。
- 「ずっしり感」や「高級感」を求めている方:軽量プラスチック製のスマホに物足りなさを感じる方には、ガラスとアルミの質感と重みがたまりません。
- 片手操作よりも両手操作がメインの方:194gの重量は、両手で持って操作する分には安定感があり、快適です。
- iPhone 8 Plusなど従来の大きいモデルを使っていて、より扱いやすいサイズに移行したい方:画面はそのままかそれ以上に楽しみつつ、ポケットや小さめのバッグへの収納性が向上します。
逆に、「とにかく軽くて小さいスマホがいい」「片手で全ての操作を完結させたい」 という方にとっては、このサイズと重さは負担に感じる可能性があります。その場合は、iPhone SEシリーズや、もう少し小型のモデルを検討したほうが満足度が高まるでしょう。
快適に使いこなすためのポイント:カバー選びと持ち方のコツ
最後に、iPhone XRのサイズ感を最大限に活かし、快適に使うためのちょっとしたコツをお伝えします。
まずはケース選び。この機種を長く愛用する上で、ケースは必需品です。厚さ8.3mmの本体にケースを装着すると、どうしてもボリュームは増します。そこでおすすめしたいのは、「薄さ」と「滑り止め性能」のバランスが取れたケースです。
- 極薄のハードケース:本体のデザインを活かしたまま、最小限の厚み増加で保護したい方に。
- ソフトなシリコンケースやゲルケース:クッション性と滑り止めに優れ、落とした時の衝撃吸収も期待できます。特に滑り止め効果は、このサイズ・重量のスマホを安全に持つ上で重要です。
- ストラップホール付きケース:指を通すことで、より落下のリスクを減らせます。大きめのスマホを持つ時の心強さは格別です。
次に、日常での持ち方・使い方の工夫です。
- 画面を下に向けて持たない:ガラスバックは美しいですが、傷や割れのリスクがあります。テーブルに置く時も、画面を上か、ケースで保護された状態にしましょう。
- 両手での操作を基本にする:特にキーボード入力や、画面の上部をタップする時は、無理に片手を伸ばさず、もう一方の手を添えて安定させましょう。
- ポケットに入れる時は、画面を体側に向ける:万が一、何かにぶつかった時でも、画面よりはバックガラスのほうが修理コストが低い場合が多いです(とはいえ、どちらも高価であることには変わりありません)。
まとめ:iPhone XRの大きさは、程よい存在感と扱いやすさの絶妙なバランス
いかがでしたでしょうか。iPhone XRの大きさは、スペック上の数字だけを見ると「ちょっと大きくて重いかな?」と思うかもしれません。しかし、その丸みを帯びたデザインや、フルスクリーンを活かしたコンパクトな本体設計によって、実際の手触りや日常での扱いやすさは、数字以上のバランスの良さを感じさせてくれます。
大きな画面でのエンタメ体験と、ある程度の片手での扱いやすさを両立させたい。軽すぎず、手にしっかりと収まる高級感と存在感が欲しい。そんな「程よいバランス」を探している方にとって、iPhone XRのサイズ感は、今なお非常に魅力的な選択肢の一つです。
実際の購入前には、もし可能であれば、量販店などで実機を手に取ってみることを強くおすすめします。ご自身の手のひらに収まる感覚、ポケットに入れた時の感じを、ぜひ確かめてみてください。
