「え、読み取れない…?」
iphoneを新しいマイナンバーカードに近づけても、何の反応もない。マイナポータルにログインできず、ちょっとした作業がストップしてしまった経験はありませんか? 「Androidの時は簡単だったのに」「友人のiPhoneではできたのに、なんで私のは…?」と、戸惑いと焦りを感じている方も多いはず。
実は、この問題、多くの場合、たった数ステップの確認で解消できるんです。今回は、iPhone SEでマイナンバーカードが読み取れない時に試すべき、効果的な7つの解決策を徹底解説します。多くの方が見落としがちな、ある「絶対条件」 もお伝えしますので、最後までチェックしてみてくださいね。
最初に確認:あなたのiPhone SEはNFCに対応している?
まずは大前提から。iphone には複数の世代がありますが、ご安心ください。第1世代(2016年モデル)、第2世代(2020年モデル)、第3世代(2022年モデル)のすべてがNFC(近距離無線通信)に対応しており、マイナンバーカードを読み取る機能を持っています。
「そもそもNFC機能がないのでは?」という心配は無用です。問題は機能そのものではなく、環境やちょっとした設定、そして「かざし方」にこそ原因があることがほとんどです。まずは、次の基本チェックから始めてみましょう。
その1:まず試して! 基本の3点チェック
いきなり細かい設定をいじる前に、次の3つをサッと確認してください。これだけで解決するケースが非常に多いです。
- OSを最新に更新する:マイナンバーカードの読み取りには、iOS 13.0以降が必要です。古いバージョンではそもそも機能しません。「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」を開き、最新版があればすぐにインストールしましょう。最新版でも不具合が修正されることがあります。
- iPhoneを再起動する:電子機器のトラブル解決の基本、再起動です。電源ボタンと音量ボタン(どちらか一方でOK)を同時に長押しし、スライダーで電源を切ります。30秒ほど待ってから、再び電源を入れましょう。これで一時的なソフトウェアの不調がリセットされます。
- ケースや干渉物を外す:分厚いケース、特に金属素材が含まれるケースは、NFCの電波を遮断してしまうことがあります。一度iPhoneを素の状態にして試してみてください。また、金属製の机や、カードとスマホの間に複数のカードが挟まっていないかも確認を。
その2:実は一番多い原因! 「正しい位置」で押し当てられていますか?
ここが最大のポイントであり、多くの方が間違えている部分です。 「かざす」というより、「押し当てる」が正解です。
公式の説明では「スマートフォンの上部に、マイナンバーカードの中心を押し当てる」とありますが、もう少し具体的にご説明します。
正しい手順:
- iPhone SEの画面を上に向けて置くか、手に持った状態で背面を上に向けます。
- マイナンバーカードのICチップ部分(表面の顔写真の下あたりにある小さな金色の部分)を探します。
- そのICチップの中心を、 iPhone SEの上部、カメラレンズの横あたりに、しっかりと密着させて押し当てます。
- そのまま5秒から10秒間、絶対に動かさずに保持し続けます。
「上部」と言っても、実は端っこ過ぎると反応しないことがあります。カメラレンズのすぐ横、フチから数ミリ内側を目安に、少しずつ位置を微調整しながら試してみるのがコツです。カードを1cmほど浮かせてみると成功した、という声もあるので、根気よく試してみてください。
その3:SafariやChromeの設定を見直す
マイナポータルへのログインをウェブブラウザ(SafariやGoogle Chrome)で行っている場合、ブラウザの設定が原因で読み取りがブロックされている可能性があります。
- プライベートブラウズモードをオフに:ブラウザ画面の右下(Safari)や右上(Chrome)にあるタブ切り替えボタンを押し、プライベート(シークレット)モードになっていないか確認。なっていたら通常モードに戻します。
- 「デスクトップ用Webサイトを表示」をオフに:Safariでサイトを開き、画面左上の「aA」ボタンをタップ。「PC用サイトを表示」がオンになっていたら、オフに切り替えます。
- キャッシュをクリアする:「設定」アプリ → 「Safari」 → 「履歴とWebサイトデータを消去」を実行してみてください。一時データが原因で動作がおかしくなっているかもしれません。
その4:マイナポータルアプリを再インストールする
専用アプリを使っている場合は、アプリ自体の一時的な不具合が考えられます。
一度、アプリを完全に削除(アイコンを長押しして削除)し、App Storeから改めて「マイナポータル」を検索してインストールし直します。再インストールにより、アプリのデータが初期化され、問題が解消されることがよくあります。
その5:ネットワーク設定をリセットする
これは少し踏み込んだ方法ですが、通信関連の根本的な不具合を解消できます。
「設定」→「一般」→「移行またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」をタップします。
注意点:これを行うと、保存済みのWi-FiパスワードとBluetoothの設定がすべて削除されます。自宅や職場のWi-Fiには再度パスワードを入力して接続し直す必要がありますが、iPhone本体の他のデータに影響はありません。
その6:他のNFCカードで試してみる
ここまで試してもダメなら、iPhone SEのNFC機能そのものに問題がないか切り分けが必要です。
お持ちであれば、SuicaやPASMOなどの交通系ICカード、もしくは社員証やポイントカードなど、他のNFCカードをiPhone SEに近づけてみてください。もし、他のカードも一切反応しないのであれば、iPhone本体のハードウェア(NFCアンテナ)に問題がある可能性が高まります。
逆に、他のカードは問題なく読み取れるなら、問題はマイナンバーカードとの相性や、マイナンバーシステム側の一時的な不具合に絞られます。カード自体に物理的な損傷(ICチップ部分のひび割れ等)がないかも確認しましょう。
その7:最終手段と、未来の解決策
上記すべてを試しても解決せず、かつ他のNFCカードも反応しない場合は、残念ながらiPhone本体の物理的故障が疑われます。この場合、Apple公式サポートや正規修理店に診断を依頼することになります。ただし、修理に出される前に、一度Appleサポートオンラインや電話で症状を伝え、ソフトウェア側でできる最終確認がないか相談してみることをお勧めします。
また、長期的には、この「読み取り」問題そのものが解消される可能性があります。2025年6月以降、マイナンバーカードをiPhoneの「ウォレット」アプリに追加する機能が開始されています。これが一般化すれば、物理カードを取り出して読み取る必要がなくなり、より安全で簡単に利用できるようになるでしょう。あわせて、医療機関でスマホをかざすだけで使える「マイナ保険証」の普及も進んでいます。
iPhone SEでマイナンバーカードが読み取れない時のまとめ
いかがでしたか? 多くの場合、原因は「押し当てる位置と押し方」にあります。まずは焦らずに、基本の再起動とケース外しから始め、「ICチップをカメラ横に、しっかり5秒間押し当てる」 という黄金ルールを徹底してみてください。
この記事でご紹介した7つのステップ、特に位置調整は、本当に多くの方が成功されています。一つひとつ確実に試していくことが、iphoneでマイナンバーカードを確実に読み取るための最短ルートです。ぜひ、もう一度チャレンジしてみてくださいね。
