あなたが今、手にしているそのiphone se。小さなボディに収まった愛らしいデザインと、パワフルな性能の両立が魅力的ですよね。でも、ふと「このiPhone SE、あとどれくらい使えるんだろう?」と不安に思ったことはありませんか?サポートが終わってしまったら、セキュリティは大丈夫?アプリは使えなくなる?
その心配、とてもよくわかります。特に予算を考えて長く使おうと選んだ機種だからこそ、寿命が気になります。この記事では、iPhone SEの第1世代、第2世代、第3世代について、それぞれのサポート終了時期をできるだけ詳しく分析。そして、あなたの機種に合わせた、今からできる「スマートな次の一手」を一緒に考えていきます。
iPhone SEの「サポート終了」は3段階でやってくる
「サポート終了」と一言で言っても、実は全部がいっぺんに終わるわけじゃないんです。iPhoneの寿命は、大きく分けて3つのステップで近づいてきます。これを知っておくと、「今、自分がどの段階にいるのか」がはっきりしますよ。
最初のステップ:最新iOSアップデートの終了
年に一度登場する、大きな新機能が満載のアップデート(例えばiOS 16からiOS 17へのバージョンアップ)が受けられなくなります。でも、ここで慌てなくて大丈夫。この段階では、セキュリティを守るためのアップデートはまだ続くことがほとんどです。見た目や便利機能はそのままでも、中身の安全は守られている状態です。
次のステップ:セキュリティアップデートの終了
これが重要なポイントです。OSの脆弱性(セキュリティの穴)をふさぐためのアップデートが配られなくなります。この状態が続くと、悪意のあるソフトウェアやハッキングのリスクが少しずつ高まっていく可能性があります。Appleさんは親切で、販売が終わった機種にも、最後のセキュリティアップデートを何年か後に配信してくれることもあります。例えば、かなり古い初代iphone seにも、2026年の初めにセキュリティアップデートが届いていたんですよ。
最後のステップ:修理サポートの終了
Appleは、販売終了から5年以上7年未経った製品を「ビンテージ」、7年以上経った製品を「オブソリート」と呼びます。オブソリートに分類されると、Appleのお店や正規サービスプロバイダでの修理サービス(バッテリー交換も含む)が原則として受けられなくなるんです。もし画面を割ってしまったり、バッテリーが膨張してきたりしたら、自分で何とかするか、非正規の修理店に頼るしかなくなります。
あなたのiPhone SEは大丈夫?世代別サポート状況を徹底チェック
それでは、あなたの持っているiPhone SEが今、どの状況なのか、世代別に詳しく見ていきましょう。
iPhone SE (第1世代|2016年発売) :全サポート終了。安全のために買い替えを検討しよう
初代SEをお使いの方、そのコンパクトでどこかクラシックなデザイン、今でも愛着が沸きますよね。しかし、正直にお伝えしますと、このモデルはすべての主要なサポートが終了している状態です。
- 最新OS:iOS 15でのアップデートが最後でした。
- セキュリティ:先ほども触れたように、2026年1月時点でもセキュリティアップデート(iOS 15.8.6)は提供されていました。でも、これは過去のOSバージョンに対する最終的な修正であり、新しい脅威への対策が続く保証はありません。
- 修理:公式の修理サポートはすでに終了しています。
あなたへのアドバイス:そろそろ、乗り換えを真剣に考えよう
この機種を今でもメインとして使っている方は、できるだけ早く買い替えを検討されることを強くおすすめします。なぜなら、セキュリティ上のリスクが高まり、もし故障しても正規では修理ができないから。どうしても使い続ける場合は、写真や連絡先などの大事なデータはこまめにクラウドやパソコンにバックアップを取ってください。そして、ネットバンキングや決済アプリの使用は控えるなど、「リスクを承知で使う」という意識が大切です。
iPhone SE (第2世代|2020年発売) :あと2年は安心。でも2026年が節目
2020年に登場したホームボタン付き最後のモデル、第2世代SE。多くの方が使っている人気機種です。この機種の現在地は、「まだまだ現役だが、終わりが見え始めている」といったところです。
- 最新OS:2025年に発表された最新OS、iOS 26にも対応しているという情報があります。これは朗報で、少なくとも2026年の秋ごろまでは最新のOSを楽しめる見込みです。
- セキュリティと修理:ここからが重要です。過去の傾向から予測すると、最新のiOSサポートは2026年から2027年頃に終了する可能性が高いです。さらに、販売が終了した2022年から数えて、修理サポート(バッテリー交換など)は約5年後の2027年頃に終了すると見られています。セキュリティアップデートはその後もしばらく続くかもしれませんが、確実とは言えなくなってきます。
あなたへのアドバイス:慌てずに、そろそろ「次」の計画を立てよう
今この機種をお使いの方、ご安心ください。あと2年程度は、まだまだ安心して使い続けられるでしょう。しかし、「いつかは変えなきゃ」というタイミングが確実に近づいています。今からやるべきことは、慌てて買い替えることではなく、「計画を立て始めること」です。2026年をひとつの目安として、機種変更の予算を少しずつ貯め始めたり、次の候補をリサーチしたりする「準備期間」に入りましょう。特に、指紋認証(Touch ID)やこの手のひらサイズがお好きな方は、次に紹介する第3世代への移行がスムーズです。
iPhone SE (第3世代|2022年発売) :2028年までは心強い味方。今が買い時かも
最新(2025年2月現在)のSEモデルです。デザインは第2世代とほぼ同じですが、中身のチップがA15 Bionicにパワーアップ。パフォーマンスが大幅に向上しています。
- 最新OS:第2世代同様、iOS 26に対応しており、今後数年間は安心して最新OSを入手できます。
- セキュリティと修理:発売から約6〜7年後の2028年〜2029年頃に最新OSサポートが終了し、販売終了(2025年予想)から5年後の2030年頃まで修理サポートが続くと予測されます。セキュリティアップデートはさらに長く、販売終了から7年後の2032年頃まで受けられると考えられています。
あなたへのアドバイス:思い切ってメイン機として使い倒そう
この機種をお持ちの方、あるいは購入を検討している方にとって、これはとても心強いニュースです。少なくとも2028年までは、メインのスマホとして全力で使い続けられる未来が見えます。今お使いの方は、バッテリーの消耗が気になり始めたら、Apple正規のサービスで交換(費用は約11,200円)を検討すれば、さらに長く快適に使えますよ。
そして「そろそろSEに乗り換えたいな」と考えている方へ。第3世代SEは、中古市場でも価格が落ち着き、コストパフォーマンスが非常に優れた選択肢になっています。修理サポートも長いので、中古で購入しても安心感が違います。
SEサポート終了後、あなたはどうする?3つの賢い選択肢
「いつかは終わる」とわかったら、次に知りたいのは「じゃあ、次は何を選べばいいの?」ですよね。ここが、この記事の最もお伝えしたいポイントです。あなたの好みと予算に合わせて、3つの道を考えてみましょう。
選択肢1: 「SEが好きだから、やっぱりSEがいい!」→ 最新のiPhone SE(第3世代)へ
一番ストレートなアップグレードです。デザインと使い心地(ホームボタンとTouch ID)はそのままに、内部性能だけがグンと進化します。A15 Bionicチップは、写真処理やアプリの起動速度で体感できる違いを生み出します。ただ、一点だけ注意して。噂されている次期モデル(「iPhone 16e」やSE第4世代と呼ばれるもの)は、もしかするとホームボタンがなくなり、サイズも大きくなるかもしれないんです。もし今のフォームファクターにこだわるなら、現行の第3世代を選ぶのが確実かもしれません。
選択肢2: 「予算をなるべく抑えたい…」→ 認証済み中古品(Refurbished)を探す
Apple自らが動作チェックと修理(必要に応じてバッテリー交換なども)を施し、新品同様の保証を付けて販売する「認証済み中古品」は、実はすごくオススメです。ここなら、iphone 11やiphone 12など、もう少し前のモデルを、整備済みで安心して購入できます。普通の中古と違って信頼性が高く、最新のiOS 26などにも対応しているモデルを選べば、サポート面でも安心です。予算と性能のバランスを取りたい方の、最高の味方です。
選択肢3: 「そろそろ最新を体験してみたい!」→ iPhone 15/16シリーズへステップアップ
もし「そろそろ大きな画面で動画を見たい」「もっとすごいカメラが欲しい」と思うなら、フラッグシップモデルへの乗り換えも良い選択です。最近のiPhoneは、ディスプレイの美しさやカメラ性能が飛躍的に進化しています。特に「Apple Intelligence」などの最新のAI機能をフルに体験したい場合は、iphone 15 pro以降のモデルが必要になる場面も出てくるでしょう。ライフスタイルやこだわりに合わせて、選択肢の幅を広げてみてください。
サポートが終わったら修理は?現実的な対処法
第1世代や、近いうちに修理サポートが終了する第2世代をお持ちの方にとって、「壊れたらどうしよう」は切実な問題です。
Appleの公式サービスが受けられなくなった後も、街中の非正規のスマホ修理店を利用する道はあります。費用は正規より安くなる場合が多いです。しかし、ここで知っておいてほしいことがあります。それは、非純正の部品を使うことで、画面の表示品質が変わったり、バッテリーの持ちが安定しなかったりするリスクがあること。また、修理によっては防水機能が失われる可能性も高いです。修理を依頼する際は、これらの点を店舗としっかり確認し、納得した上で決断しましょう。
まとめ:iPhone SEサポート終了の不安を、スマートな「行動計画」に変えよう
いかがでしたか? iPhone SEのサポート終了は、決して突然やってくるものではなく、予測可能で、準備できることでしたね。
大切なのは、あなたが今持っているそのiPhone SEが、ライフサイクルのどの段階にいるのかを正しく知ること。そして、その情報をもとに、慌てずに、でも確実に「次の一手」を準備していくことです。
- 第1世代ユーザーの方:セキュリティリスクを減らすため、そろそろ買い替えの実行を。
- 第2世代ユーザーの方:まだ2年は大丈夫。でも、2027年の修理サポート終了を見据えて、2026年から次の機種の情報を集め始めましょう。
- 第3世代ユーザーの方:2028年まで安心のパートナー。バッテリーを大切に、思う存分使い倒してください。
そして、どの世代の方にも言えるのは、「サポート終了=即ゴミ箱」ではないということ。使えなくなるわけじゃない。ただ、リスクが高まり、不便が増えていく。その事実を知った上で、あなたのライフスタイルと予算に一番合った、賢い選択をしてください。
この記事が、あなたの愛着あるiPhone SEと、これから出会う新しい相棒との、良い橋渡しになれば嬉しいです。
