「なんか最近、iphoneのバッテリーの減りが早くない?」
「設定アプリを開いてみたけど、項目が多すぎて何を触っていいかわからない…」
そんな風に感じたことはありませんか?
実は、その「わからないまま」が一番もったいないんです。初期設定のままだと、知らないうちにバッテリーを消耗していたり、必要以上の情報をアプリに渡していたりする可能性があります。でも大丈夫。この記事を読めば、今日からすぐに実践できる「本当に効果のある設定」だけがわかります。
この記事で解決できる3つのお悩み
- バッテリーが1日持たない… を「満足して使える」に変える設定。
- 個人情報が不安… を「しっかり守られている安心」に変える設定。
- 設定が複雑で手を付けられない… を「5分でできる簡単カスタマイズ」に変える道しるべ。
設定の海に溺れず、自分のiphoneを「使いやすく、安全で、長持ちする相棒」に育て上げましょう。
バッテリー寿命を劇的に改善する3つの黄金ルール
バッテリーの減りが気になるなら、まずはここから始めてください。特に1つ目は効果絶大です。
1. 【最重要】「背景アプリ更新」を賢く管理する
これがバッテリー消耗の最大の原因のひとつです。その名の通り、画面を閉じていてもアプリがバックグラウンドでデータを更新し続ける機能です。
「常に最新状態が欲しいアプリ」と「必要な時だけ開けばいいアプリ」を見極めましょう。
- 設定方法:
設定→一般→背景アプリ更新へ進みます。 - おすすめ設定:
バックグラウンド更新をタップし、Wi-Fiまたはオフを選択。Wi-Fiを選べば、モバイルデータ通信中は更新されず、自宅やオフィスのWi-Fi環境下でのみ更新されるので節電効果が高いです。- あるいは、個別アプリのスイッチをオフにしていくのも効果的。SNSやニュースアプリなど、リアルタイム性がそれほど求められないものはオフにしてしまいましょう。
- よくある誤解:これをオフにしても「プッシュ通知」はちゃんと届きますのでご安心を。
2. 【盲点が多い】「位置情報サービス」を見直す
GPS(位置情報)の利用はバッテリーに大きな負荷をかけます。すべてのアプリに「常に許可」する必要はありません。
「使用中のみ許可」がバランスの良い選択肢です。
- 設定方法:
設定→プライバシーとセキュリティ→位置情報サービス。 - アプリごとの設定: 地図や天気、乗換案内アプリは必須ですが、SNSやゲーム、ショッピングアプリなどは「
使用中のみ許可」に設定しましょう。これで、アプリを開いている時だけ位置情報が利用されます。 - さらに踏み込む: 一番下の
システムサービスをタップ。ここにはApple自体が提供するサービスが並びます。製品改善カテゴリにある「ルーティングと交通状況」「重要地点」などは、ユーザー体験向上のためにデータを収集していますが、オフにしても日常使用に支障はほとんどありません。バッテリーとプライバシー、両方の観点から見直す価値があります。
3. 【基本こそ大切】画面設定を見直す
当たり前すぎて見落としがちですが、画面は最大の電力消費源の一つです。
- 自動輝度調整:
設定→画面表示と明るさで「True Tone」と「自動輝度調整」がオンになっているか確認。周囲の光に合わせて明るさを調整してくれるので、無駄な明るさ設定を防ぎます。 - 自動ロック: 同じ画面にある「
自動ロック」。これを30秒や1分に設定するだけで、放置時のバッテリー消費を大幅に抑えられます。
プライバシーとセキュリティを鉄壁にする5つの防御壁
「便利さ」と引き換えに、私たちは無意識のうちに多くのデータを提供しています。自分の情報は自分で守るための設定を知っておきましょう。
1. 追跡を一括拒否:「アプリによる追跡を許可」をオフ
これはプライバシー設定の要(かなめ)です。オンにしていると、アプリがあなたのデバイスIDや他アプリでの行動を追跡し、広告ターゲティングに利用することが許可されてしまいます。
- 設定方法:
設定→プライバシーとセキュリティ→追跡。 - やることは一つ: 「
アプリによる追跡を許可」のスイッチをオフにする。これだけで、今後インストールする新しいアプリに対して、追跡許可を求めるポップアップが表示されなくなり、自動的に拒否されます。
2. アプリの権限を定期的に監査する
インストールした時は適当に「許可」してしまったけれど、実は必要なかった…そんな権限はありませんか?
- 設定方法:
設定を開き、下の方にスクロールするとインストール済みのアプリ一覧が表示されます。ここで気になるアプリをタップします。 - 確認ポイント:
マイク、カメラ、写真、連絡先、位置情報など。例えば、写真編集アプリに「写真」へのアクセス権は必要ですが、「位置情報」は不要かもしれません。SNSアプリに「連絡先」への常時アクセスは本当に必要でしょうか?「使用中のみ」や「なし」に変更できないか、一つひとつ見直してみましょう。
3. Apple自体からの広告ターゲティングを減らす
Appleも自社のサービス(App Store、Apple Newsなど)で広告を表示します。そのターゲティング精度を下げる設定があります。
- 設定方法:
設定→プライバシーとセキュリティ→Apple広告。 - やることは一つ: 「
パーソナライズされた広告」をオフにします。広告が完全になくなるわけではありませんが、あなたの興味や行動に基づいた広告ではなく、より一般的な広告が表示されるようになります。
4. 解析データの共有をやめる
iphoneは、不具合の改善や新機能開発のため、匿名化された利用データを収集しています。これを送信しないように設定できます。
- 設定方法:
設定→プライバシーとセキュリティ→分析と改善。 - オフにする項目:
iPhone分析を共有Appデベロッパーと共有(こちらのデータはアプリ開発者へ送られます)
これらをオフにしても、デバイスの機能性には一切影響しません。
5. Safariブラウザをプライバシー保護モードにする
ウェブ閲覧時の追跡を強力にブロックします。
- 設定方法:
設定→Safari。 - 有効化すべき項目:
クロスサイトトラッキングを防ぐ: 別サイト間でのあなたの行動を追跡するのを防ぎます。すべてのクッキーをブロック: クッキーによる追跡を遮断します(一部サイトの利便性が下がる可能性がありますが、その場合は一時的に許可も可能です)。
- さらに一歩: 同じ画面の「
検索エンジン」をGoogleからDuckDuckGoなど、プライバシーを重視して設計された検索エンジンに変更する方法もあります。
カメラの画質と使い勝手をワンランク上げるプロの設定
せっかく高性能なカメラが搭載されているなら、その力を最大限に引き出したいですよね。
高解像度写真を撮る:プロ仕様の「フォーマット」設定
[iPhone 15 Pro](amazon_link product=”iphone 15 pro”) などのモデルでは、4800万画素の超高解像度写真を日常的に撮影できるようになりました。
- 設定方法:
設定→カメラ→フォーマット。 - おすすめ設定:
- 「
Apple ProRAW & 解像度コントロール」をオンにする。 - その下の「
写真モードのキャプチャ」で「48MP」を選択すると、常に最高解像度で撮影できます。ただし、ファイルサイズが非常に大きくなるので、ストレージ容量に注意。普段使いでは「24MP」(高効率)が画質とファイルサイズのバランスが良い選択肢です。
- 「
撮影を快適にする:便利な機能のオンオフ
- グリッド:
設定→カメラ内の「グリッド」をオンにすると、画面に三分割線が表示され、写真や動画の構図を整えるのが格段に楽になります。 - フレーム外を表示: 同じ画面の「
フレーム外を表示」は、多くの人にとってはオフがおすすめ。これがオンのままだと、超広角レンズで捉えた余計な部分までプレビュー画面に表示され、画面がごちゃついてしまいます。 - メッセージで撮った写真を自動保存しない: メッセージアプリ内で撮影した写真や動画が、いちいち「写真」アプリにも保存されるのが煩わしいなら、
設定→カメラにある「写真ライブラリに保存」をオフにしましょう。
未来を見据えた設定:Apple Intelligenceに対応する
iphoneを最高の相棒にするために
いかがでしたか?「iphoneの設定」と一口に言っても、バッテリーを守るもの、プライバシーを守るもの、便利さを引き出すもの…と、実に多岐に渡ります。
最初から全部やろうとすると大変です。まずは今日、
設定→プライバシーとセキュリティ→追跡で「許可」をオフにする。設定→一般→背景アプリ更新をWi-Fiのみかオフにする。
この2つだけでも実行してみてください。それだけで、デバイスの「負担」が減り、プライバシー面でも大きな一歩を踏み出せます。
設定とは、メーカーが用意した「標準」を、あなたの「スタンダード」に作り変える作業です。この記事が、あなただけの快適なデジタルライフを構築するための、確かな一歩となれば幸いです。
