「iPhone 7」と検索したあなたは、きっとこんな気持ちではありませんか?
「中古でめちゃくちゃ安く売っているけど、今から買ってもまだ使えるんだろうか?」
「最新機種は高すぎる。でも、あのコンパクトで使いやすいiphoneをもう一度使いたい」
「子供の最初のiphoneや、サブ機として手軽に手に入れたい」
その感覚、とてもよくわかります。発売から10年近く経った今でも、iPhone 7シリーズの魅力は確かに残っています。しかし、その一方で「本当に大丈夫?」という不安も尽きませんよね。OSのサポートは?アプリは動くの?バッテリーは?
この記事では、そんなあなたの疑問に、2026年現在の視点で全てお答えします。単なるスペックの羅列ではなく、「実際に使う」ということを最優先に、メリット、デメリット、そして失敗しない中古購入のコツまでを徹底解説。最後まで読めば、iPhone 7があなたにとって最高の相棒になるか、それとも避けるべき落とし穴か、はっきりと判断できるようになります。
iPhone 7のいま、ここがまだスゴイ!変わらない魅力3選
まずは、この年代の機種が今もなお支持される理由から見ていきましょう。最新のiphoneにはない、色あせない強みがここにあります。
1. 驚異のコスパと、忘れられない「手になじむ」軽さ
何と言っても最大の魅力は、その価格です。中古市場では想像以上に手頃な価格で出回っており、最新モデルの数分の一の投資でiphoneを手に入れることが可能です。そして、もう一つの大きな魅力がその軽さとコンパクトさ。本体重量は約138g。最新の大型モデルが200gを超える時代に、この軽さと4.7インチの画面サイズは、片手でポケットにすっとしまう使い心地を約束してくれます。大きな画面に疲れたユーザーにとって、これは「戻れない」ほどの快適さです。
2. 日常使いの基本性能は、まだまだ現役級
メール、ウェブ検索、SNS(XやFacebook)、YouTubeでの動画視聴、音楽再生——日常生活のほとんどの「スマホでする当たり前のこと」は、現在でも非常に快適にこなしてくれます。A10 Fusionチップは古いですが、これらの基本動作にはまだまだ余裕があります。特別なことをしないのであれば、その性能不足を強く感じる場面は意外と少ないのです。
3. Touch IDの確かさと、意外に頼れるカメラ性能
画面下のホームボンデンに組み込まれた指紋認証「Touch ID」。マスク生活が記憶に新しい今日でも、確実に、一発でロックを解除してくれるこの認証方式の便利さを見直すユーザーは多いです。また、カメラも侮れません。光学式手ぶれ補正(OIS)付きの1200万画素カメラは、昼間のスナップや書類の撮影には十二分な画質。特にiPhone 7 Plusはポートレートモードを搭載し、人物撮影で背景を美しくぼかす芸当もできます。最新機種のような派手な機能はないけれど、写真の「基本」はしっかり押さえているカメラと言えるでしょう。
購入前に知るべき!2026年における3つの大きな壁
光があれば影もあります。10年前の機種を2026年に使うということは、ある種の「トレードオフ」を受け入れることでもあります。ここが最も重要な部分です。覚悟を持って読み進めてください。
1. 最大の弱点:OSサポート終了と、迫りくる「アプリ終了」の時
これは最も深刻で、避けて通れない制限です。iPhone 7/7 Plusは、公式のiOS機能アップデートのサポートを終了しています。現在動作する最新のOSは「iOS 15」が最終となり、それ以降のバージョンにはアップデートできません。Appleはセキュリティアップデートを継続することもありますが、新機能は一切追加されない「凍結された」状態です。
これが何を意味するかと言うと、今後リリースされる新しいアプリの多くが、利用できない可能性が高いということです。アプリ開発者は、より新しいOSを前提に開発を進めるため、いずれ「iOS 16以降必須」というアプリが増えていきます。今は動いていても、あなたがよく使うあのアプリが、来年も動く保証はどこにもないのです。これはメイン端末として使う際の最大のリスクです。
2. 最新アプリ・ゲームとの相性は最悪。マルチタスクも苦手
すでに、高負荷な3Dゲームや最新の画像編集アプリの中には、インストール自体ができないものや、動作がカクカクで実用的でないものが出始めています。また、搭載メモリが少ないため、ブラウザでたくさんタブを開いたり、アプリを切り替えながら作業する「マルチタスク」にはあまり向いていません。シンプルに、一つずつ作業をこなす使い方が向いています。
3. バッテリーと充電、そしてカメラの「時代差」
たとえバッテリー状態が良好な中古品を手に入れても、元々の容量が小さいため、最新機種のような長持ちは期待できません。充電も、現在主流のUSB-Cではなく旧式のLightning端子で、ワイヤレス充電には一切対応していません。カメラも、暗い場所での撮影ノイズは多く、最新モデルが当たり前のように搭載する「夜景モード」や「超広角レンズ」はありません。あるのは、あくまで「基本」。その線引きを理解することが大切です。
競合他社は教えてくれない!失敗しないための賢い購入・活用ガイド
ここまでで、iPhone 7の光と影がはっきり見えたはず。では、どうすればこの知識を成功に結びつけられるでしょうか? 多くの情報サイトが書かない、リアルなアドバイスをお伝えします。
【購入前に必ず確認すべき3つのチェックポイント】
中古市場で良品を見極めるのは必須です。特にiPhone 7は、過去に「基板不良」による通話・通信障害(画面に「サービス」と表示される)が報告されたモデルです。購入時には以下の確認を徹底しましょう。
- バッテリー最大容量:「設定」から実際の状態(80%以上が理想)を確認できる画像を出品者に求めましょう。記載がないものはリスクが高いです。
- 動作テストの動画:Wi-Fi・ cellular(通話)・カメラ・マイク・スピーカー・Touch IDがすべて正常に動作する様子の動画を確認しましょう。
- 外観以上の「内側」を重視:小さな傷よりも、上記の基板問題やバッテリー膨張の痕跡がないかを説明文でよく読み、不明点は必ず質問しましょう。
【iPhone SE(第2・3世代)との、超現実的な比較】
実は、同じコンパクトでTouch IDを使うiphoneとして、「iPhone SE」シリーズ(第2世代以降)という強力な選択肢があります。中古iPhone 7と比較すると以下のようになります。
- iPhone SEの強み:はるかに高性能で新しいチップ(A13/A15)、長いOSサポート期間(まだ数年の余裕がある)、ワイヤレス充電対応。つまり「将来性」と「現代的な利便性」で圧倒的に上です。
- iPhone 7の強み:より圧倒的な安さ(SEよりさらに安い)、3D Touch機能(一部ユーザーに好まれる)、デザインの好み。
つまり、「あと1万円以上払ってでも、今後2〜3年安心してメインで使えるものを選ぶか」、それとも「とにかく極限までコストを下げ、使える期間は短くてもいいから手に入れるか」という究極の選択なのです。
【サブ機・限定機としてこそ輝く!おすすめ活用法】
メイン端末としての課題は明白です。だからこそ、この機種の本当の価値は「用途を限定したサブ機」として使うことにあると、私は考えます。
- 子供・高齢者のファーストスマホ:シンプルで壊れにくく、高価でないため、初めてのスマホに最適。
- ビジネスとプライベートの機種分け:仕事用のLINEやメール専用機として。私用のデータと完全に分離できて安心。
- 音楽・ポッドキャスト専用プレイヤー:軽くてポケットに入り、ストレージを音楽で埋め尽くす。Bluetoothイヤホンと組み合わせれば、3.5mmジャックなしも問題なし。
- 海外旅行用のサブ機:現地の安価なSIMカードを挿して、Google Maps専用機や写真バックアップ端末として活用。
まとめ:iPhone 7は、2026年に「スマホの原点」を思い出させてくれる相棒
いかがでしたか? iPhone 7は、最新の機能や圧倒的な性能を求める方には、もはやおすすめできません。OSサポートの終了は、メイン端末としての寿命に明確なリミットを設定しています。
しかし、その「非力さ」や「制限」の中にこそ、逆に発見できる価値があります。それは、スマートフォンとはそもそも「コミュニケーションと情報のツール」だったという原点です。すべての機能がAIに支配され、カメラ性能ばかりが喧伝される現代で、iPhone 7は「通話ができて、メールができて、メッセージが送れて、ネットができればそれで十分」という、ある種の「スマホ禅」のような境地を教えてくれるのです。
ですから、あなたが求めるものが「最新のゲーム」や「プロ級の写真」ではなく、「必要十分な機能が、圧倒的なコスパと、手にしっくりなじむ軽さで提供されること」であるならば、iPhone 7は2026年の今でも、とても輝く選択肢です。
ただし、その選択を成功させるには、この記事でお伝えした「リスクを理解すること」と「中古購入の厳しい目利き」が全てです。用途を限定し、覚悟を持って向き合えば、10年前の傑作は、まだまだあなたの優秀な相棒になってくれるでしょう。
