はじめに:iPhone 6に「今」求められること
みなさんがこのページを見つけた時、きっとこんな疑問を抱えているのではないでしょうか。
「引っ越しの整理で出てきたiphone 6の値段っていくらだろう?」
「子供に渡せる安いスマホとして、中古のiphone 6はありなのかな?」
あるいは「10年以上前のスマホだけど、今売れるものなら売ってしまいたい」という気持ちかもしれません。
その感覚、とてもよくわかります。2014年に登場したiphone 6は、大画面で革新的だったあの機種ですよね。でも、時は2026年。最新機種との間には、もう10世代以上の隔たりがあります。
この記事では、そんな懐かしのiphone 6を「売る」「買う」という視点で、今のリアルな価格と、取引する上で絶対に知っておくべきことをお話しします。今この端末に期待できること、そして注意すべきリスクをはっきりさせましょう。最後まで読めば、あなたのiphone 6をどうするべきか、きっと答えが見つかるはずです。
2026年現在のiPhone 6価格相場:売るといくら?買うといくら?
結論から言うと、iphone 6の価格は、完全に「中古買取・販売」の世界で決まっています。新品の販売はとっくに終了していますし、価格は極めて低価格で、状態によって大きく変動します。
まずは、主な「売る」場合の価格感覚から見ていきましょう。
売却(買取)価格の目安
- 状態がきれいな「美品」の場合:おおむね 2,000円 〜 2,100円程度
- 画面にひっかき傷がほぼなく、角の傷も目立たず、すべての機能が問題なく動く状態です。純正の充電器や箱がそろっていると、さらに数十円〜百円程度上乗せされる可能性もあります。
- 普通に使った感じの「中古品」の場合:およそ 400円 程度
- 日常使用による細かな傷やスリ傷はあるものの、画面も割れておらず、動作に支障がない状態です。ほとんどの方が該当するのがこのランクではないでしょうか。
- 画面割れや動作不良のある「ジャンク品」の場合:100円未満 〜 200円程度
- 液晶にひびが入っていたり、タッチが効かない部分があったり、バッテリーが膨らんでいるような状態です。買取そのものを断られるケースも多く、価格はほとんどつきません。
ここで重要なのは、記憶容量(16GB, 64GB, 128GB)や、もともとのキャリア(ドコモ、au、SoftBank)による価格差は、ほぼなくなっているということです。需要そのものが限られているため、細かいスペックよりも「物理的な状態」がすべてを決めます。
次に、「買う」場合の価格相場です。
購入(販売)価格の目安
フリマアプリやネットショップで中古として売られている価格は、上記の買取価格より高く設定されるのが普通です。2026年1月現在の最低価格帯では、約3,000円から6,000円前後で販売されているのを目にします。
例えば「iPhone 6 64GB 単品」で約3,000円、「iPhone 6 128GB 充電器付き」で約5,500円といった具合です。ただし、これはあくまで出品価格。実際に取引される値段は、交渉によってもう少し下がることもあります。
買取価格を左右する4つの運命の分かれ道
あなたの手持ちのiphone 6が、先ほどのどの価格帯に落ち着くかは、次の4つのポイントでほとんど決まってしまいます。
- 物理的な「外観」と「動作」
これは言うまでもなく最重要項目です。画面の割れ、バッテリーの膨張、ボディの大きな凹みは「ジャンク品」への直行チケット。反対に、一見キレイでも、カメラが起動しない、マイクが通らないなどの「動作不良」も同様に評価を大きく下げます。査定の前に、自分で一通りの機能をチェックしてみましょう。 - バッテリーの健康状態
iphone 6は発売から10年以上経過しているため、バッテリーが著しく劣化しているケースがほとんどです。最大容量が何%かという数値以前に、「充電してもすぐ減る」という状態が普通です。買取業者もそのことは承知の上で査定していますが、充電が全く持たない状態だと評価が下がる可能性はあります。 - 「アクティベーションロック」は解除できていますか?
これは絶対的な必須条件です。ご自身のApple IDで「iPhoneを探す」機能がオンになったまま(画面に「このiPhoneは所有者によってロックされています」と表示される状態)では、どんなに状態が良くても、まともな業者は買い取ってくれません。売却を考えるなら、必ず設定アプリからApple IDをサインアウトし、「iPhoneを探す」をオフにしてから、端末を完全に初期化(工場出荷状態にリセット)してください。 - 付属品はそろっているか?
純正の充電器(ACアダプタ)、Lightningケーブル、そして意外と重要なのが「外箱」です。これらがすべてそろっていれば、「美品」としての評価が固まり、数十円から百円程度の上乗せが見込める場合があります。ただ、ないからといって大きく値切られることは少ないので、もし見当たらなくても気にしすぎる必要はありません。
中古購入を考える前に知るべき、iPhone 6の「3つの現実」
この驚きの低価格に、「なんだかお得かも?」と中古での購入を考えた方もいるかもしれません。しかし、2026年の今、iphone 6を日常のメイン端末として「購入」することには、大きな壁があることを正直にお伝えします。
現実その1:セキュリティアップデートが終了している
iphone 6が受け取れる最後のOSは「iOS 12」です。主要なアップデートは2019年に終了しており、最新のセキュリティ脅威から端末を守るアップデートは提供されていません。インターネットに接続して使うには、これは無視できないリスクです。
現実その2:ほとんどの新しいアプリが動かない
App Storeで人気のアプリの多くは、今や「iOS 14以降」や「iOS 15以降」を必要としています。あなたが普段使っている銀行アプリ、Payアプリ、交通系アプリ、新しいSNSやゲームのほとんどは、iOS 12しか動かないiphone 6にはインストールすることすらできません。実用性が極めて限定されてしまうのです。
現実その3:バッテリーと修理の現実問題
たとえ中古で購入したとしても、そのバッテリーは新品から比べて著しく劣化していると考えるべきです。純正バッテリーの交換プログラムは公式に終了しており、仮に故障した場合、Apple純正パーツによる修理はほぼ不可能です。非純正パーツを使う修理店も減ってきているのが現状です。
それでも活躍する道はある?iPhone 6の現代的な活用例
では、iphone 6は全く無価値なのでしょうか?そんなことはありません。メインのスマホとしては厳しいですが、「サブ機」「専用機」としての価値はまだ残っています。
- 高性能な音楽プレーヤーとして
Apple MusicやSpotifyをインストール済みであれば、純粋な音楽再生機としては申し分ありません。Bluetoothでワイヤレスイヤホンにも繋げますし、大きなストレージ容量があれば、オフラインでたくさんの曲を楽しめます。 - 子供や高齢者向けの連絡専用端末として
電話とメール、シンプルなGPS位置確認だけに使うのであれば、必要十分です。最新アプリが動かなくても、基本的な通信機能は問題ありません。紛失や破損のリスクが少ない安価な端末として割り切って使う方法です。 - 自宅専用の動画視聴端末またはデジタルフォトフレームとして
自宅のWi-Fiに接続して、YouTubeや動画配信サービスを見る専用タブレット代わりにするのも一興。アルバムアプリに思い出の写真を入れて、デジタルフォトフレームとして楽しむのも素敵な活用法です。
少し予算を上乗せできるなら:iPhone 6よりもおすすめの中古機種
もし「メインで使える安いスマホが欲しい」というニースがあり、iphone 6の購入を検討していたのであれば、ほんの少しだけ予算を上乗せして、ひとつかふたつ新しい世代の機種を検討することを強くお勧めします。
例えば、iphone 7やiphone 8、あるいはiphone SE(第2世代以降)などです。中古市場でも1万円台から手に入る機種があります。
たった数千円の差で、以下のような決定的なメリットが得られます。
- 最新のセキュリティアップデートが受けられる(iOS 15以降をサポート)。
- ほとんどの現代的なアプリが問題なくインストールでき、動作する。
- パフォーマンスやバッテリー効率が格段に向上している。
- カメラの性能が大幅に向上している。
「スマホとして日常的に使う」という目的であれば、iphone 6からほんの少し進歩したこれらの機種の方が、費用対効果は比べ物にならないほど高くなります。
売却を決めたあなたへ:高く安全に売るための4ステップ
ここまで読んで、「やっぱり売却しよう」と決めた方のために、具体的なステップをご紹介します。
ステップ1:下準備を完璧に
「アクティベーションロック」の解除と初期化は絶対です。設定アプリ → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップして実行しましょう。Apple IDのパスワードを求められるので、忘れずに!
ステップ2:自分で状態チェック
査定に出してから「こんな傷があったんですか!?」とならないよう、自分で確認しましょう。画面の表示(色むら)、タッチの感度、カメラ(前面・背面の起動、ピント)、スピーカーとマイク、充電ポート(ケーブルがしっかり挿さるか)をチェック。目立つ傷があれば、写真に残しておくと安心です。
ステップ3:複数の業者でオンライン査定を
買取専門店、リサイクルショップのオンライン査定、フリマアプリの買取サービスなど、少なくとも3社には査定を依頼しましょう。面倒に感じるかもしれませんが、これが最も確実に相場を知り、より高く売るコツです。査定額と送料・支払い方法を総合的に比較してください。
ステップ4:渡す前に記録を
店頭や宅配で業者に渡す直前、あなた自身が端末全体の状態を写真や動画で記録しておきましょう。万が一、業者側の査定結果と認識に大きな差があった時のための証拠になります。安心材料として、ぜひ実行してください。
まとめ:iPhone 6の価格と、そこに込められた「次の一歩」の価値
いかがでしたか?「iphone 6 の値段」という一つの疑問から、その背景にある中古市場のリアル、売買のメリット・デメリット、そして賢い選択肢までを見てきました。
2026年現在のiphone 6の価値は、数千円という貨幣価値そのものよりも、むしろ私たちの「次の一歩」を後押ししてくれるきっかけにあるのかもしれません。
押し入れの奥で眠っているあの端末は、ほんの少しの手間で小遣いに変えることも、特定の用途でまだまだ活躍させることもできます。そして、もし新たなスマホを探しているのなら、ほんの少し視野を広げることで、はるかに実用的な選択肢が見つかるはずです。
あなたの手元にある、あの懐かしいiphone 6と、どう向き合うか。この記事が、その判断をサポートする材料になれば幸いです。
