あなたのiphoneが、急に反応しなくなったり、動作がカクカクしてイライラした経験はありませんか? そんな時、真っ先に試してほしいのが「再起動」です。わずか1分でできるこの基本操作が、多くのトラブルをあっさり解決してくれます。
「再起動ってどうやるんだっけ?」「フリーズして画面が触れないんだけど…」そんなあなたのために、状況別・機種別の再起動方法を完全網羅しました。この記事を読めば、どんなトラブルにも慌てずに対処できるようになります。
なぜ再起動で直る? その魔法の理由
まずは、「なぜ再起動が効くのか」を知っておきましょう。iphoneも小さなコンピューターです。長時間使い続けたり、たくさんのアプリを切り替えていると、メモリの一部に一時的なデータがたまり、ソフトウェアにちょっとしたエラーが発生することがあります。これが、動作の重さやフリーズの原因に。
再起動は、この「一時的なゴミ」を一掃し、システムをまっさらな状態に戻してくれます。アプリのクラッシュや画面の固まり、ネットワーク接続がおかしい時など、多くの不具合がこれだけで解消するのです。特別な知識は一切不要。まずはこれを試してみるのが鉄則です。
まずは基本! 画面が動く時の「通常再起動」
電源オフのスライダーが表示できる、普通に操作ができる状態なら、こちらが最優先です。データへの影響もほぼなく、最も安全な方法です。
- 電源ボタンを長押し
機種によって「サイドボタン」や「スリープ/スリープ解除ボタン」と呼ばれる部分(通常は右側面)と、音量ボタンのいずれかを同時に1〜2秒長押しします。「スライドで電源オフ」と書かれた画面が現れたら成功です。 - 電源をオフにする
画面上に現れた電源オフスライダーを、指示に従って右にスライドさせます。画面が真っ暗になり、すべての動作が止まるまで、そのまま少し待ちましょう。 - 電源をオンに戻す
再び電源ボタン(サイドボタン)を、画面にアップルのロゴがくっきりと表示されるまで押し続けます。ロゴが現れたらボタンから手を離し、起動完了を待ちます。
これだけで、多くの軽微な不調はリセットされます。ぜひ最初の一手として覚えておいてください。
画面が固まった! 反応なし時の「強制再起動」完全手順
さて、問題はここからです。画面が完全に固まって指が効かない、電源オフ画面すら出せない…。そんな緊急事態の最終手段が「強制再起動」です。強制的にシステムをシャットダウンするので、書き込み中のデータが保存されない可能性はゼロではありません。ですが、画面が反応しない以上、これしか選択肢はないのです。
操作は持っているiphoneの機種によって全く異なります。あなたの機種を確認しながら、ゆっくり試してみてください。
iPhone 8以降 / iPhone SE(第2世代以降) / 最新機種の方
「音量アップ → 音量ダウン → サイドボタン長押し」が合言葉です。
- まず、音量を上げるボタンを素早くポンと押して、すぐに離します。
- 次に、音量を下げるボタンを同じく素早くポンと押して離します。
- 最後に、端のサイドボタンをしっかりと長押し。画面が真っ暗になっても慌てず、アップルのロゴが画面の中央に現れるまで、押し続けてください。ロゴが見えたら成功、手を離して起動を待ちます。
iPhone 7 / iPhone 7 Plusの方
「音量ダウンボタンとサイドボタンの同時長押し」です。
- 音量を下げるボタンと、反対側にあるサイドボタンを、同時に押し始めます。
- 2つのボタンを押したまま、画面にアップルのロゴが表示されるのを確認してください。それまでは絶対に離さないで。ロゴが見えたら、両方の指を離しましょう。
iPhone 6s以前 / iPhone SE(第1世代)の方
「ホームボタンと電源ボタンの同時長押し」が伝統の方法です。
- 画面正面下部にある丸いホームボタンと、上部(または側面)の電源ボタンを、同時に押し込みます。
- 2つを押し続けていると、画面が暗転し、その後白いアップルのロゴが現れます。ロゴをしっかり確認できたら、両方のボタンから指を離します。
ボタンが押しにくい方向け! 画面上で再起動する裏ワザ
物理ボタンの操作が難しい状況や、ボタン自体の調子が悪い時には、画面上の仮想ボタン「AssistiveTouch」を使う方法があります。これは設定が必要ですが、一度設定しておくと大変便利です。
- AssistiveTouchをオンにする
「設定」アプリを開き、「アクセシビリティ」→「タッチ」→「AssistiveTouch」と進み、スイッチをオン(緑色)にします。画面に半透明の灰色のボタンが現れます。 - 再起動アクションを追加する
現れたボタンをタップし、「デバイス」→「詳細」の順にタップします。すると、電源オプションのアイコンが現れるので、それをタップすれば「再起動」スライダーが表示されます。カスタマイズで「シングルタップ」の動作に「再起動」を割り当てることも可能です。
これで、ボタン操作なしで再起動が可能になります。身体的な事情や、ボタンの故障時にはとても心強い味方です。
再起動だけでは治らなかった… そんな時の次なる一手
ここまでの方法を試しても問題が解決しない場合は、もう少し深い部分に原因があるかもしれません。次に試すべき段階的なステップをご紹介します。
1. iOSを最新に更新する
ソフトウェアの根本的な不具合は、アップデートで修正されていることが多いです。「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」をチェックし、あればすぐに適用しましょう。その際、必ずバッテリーを十分に充電(または充電器に接続)し、Wi-Fi環境で行ってください。
2. ストレージ容量をチェックする
iphoneのストレージがほぼ満杯(95%以上)だと、システムが不安定になり、フリーズの原因になります。「設定」→「一般」→「iphoneストレージ」で空き容量を確認し、不要なアプリや写真・動画を整理しましょう。
3. ネットワーク設定をリセットする
Wi-FiやBluetoothの接続がおかしい場合に有効です。「設定」→「一般」→「移行またはiphoneをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」をタップします。これにより保存されたWi-Fiパスワードは削除されるので、接続し直す必要がある点に注意してください。
再起動を予防する! 日常的にできる3つの習慣
不具合が起きてから対処するよりも、起きにくくする方がスマートです。以下の習慣を心がけてみてください。
- アプリはこまめに閉じない: 実は、最近使っていないアプリをスワイプで閉じる行為は、次に起動する時の負荷を高め、バッテリーを消耗させるだけと言われています。本当に反応が悪いアプリだけを終了させれば十分です。
- 定期的な電源オフ/オン: 週に1回、寝る前にシャットダウンして朝に起動する、といったリズムを作ると、システムが軽快に保たれます。
- 怪しいアプリに注意: App Store以外からインストールしたアプリや、評判のわからないアプリは、システムに悪影響を与える可能性があります。インストールは慎重に。
最後の砦:どうしても直らない時の連絡先
あらゆる手を尽くしても症状が改善せず、充電中でも急に電源が落ちる、特定の部位が異常に熱い、液晶に異常な線が入るといった状況なら、ハードウェアの故障が疑われます。
そんな時は、公式のサポートに相談するのが一番です。AppleサポートのWebサイトからチャットや電話で問い合わせるか、最寄りのApple Store(または正規サービスプロバイダ)で診断してもらいましょう。バックアップを取ってから訪れることをおすすめします。
まとめ:1分の再起動で、快適なiPhoneライフを取り戻そう
iphoneの調子が悪いと、何をするにももどかしいですよね。ですが、その多くの原因は、ほんの1分でできる「再起動」で解消できるのです。大切なのは、自分の機種に合った正しい方法を知り、状況(画面が動くか/動かないか)に応じて適切な手順を選ぶこと。
この記事が、あなたの愛用するiphoneをサッと正常に戻す、確かな手引きとなれば幸いです。トラブルに遭遇した時は、まず深呼吸して、ここに書かれた方法を試してみてください。
