新しいLenovo PCを購入するとき、保証やサポートの内容までしっかり確認していますか?「どうせ標準保証がついてるし」と、何となくスルーしていませんか。
実は、Lenovoの保証は「標準」「延長」「オプション」の3つの層が組み合わさってできていて、どのシリーズを選ぶかで、受けられるサービスの質と量が全く違うんです。しかも、後から「あの保証に入っておけばよかった…」と思っても、購入から数ヶ月後には加入期限が過ぎていて、手遅れになるケースも少なくありません。
この記事では、「保証の名前が多すぎてわからない」「結局、自分には何が本当に必要なの?」というあなたの疑問に答え、用途と予算にぴったりの保証・サポートを選べるように、その全容を徹底比較していきます。最後まで読めば、迷うことなく最適な選択ができるはずです。
Lenovo保証の基本構造を押さえよう
まず大前提として、あなたが買ったLenovo PCには、必ず「標準保証(メーカー保証)」が付いています。これは製品の自然故障を一定期間カバーする、すべての製品の土台となる保証です。
その上に、期間を延長する「延長保証」や、カバー範囲を広げる「オプションサービス」を追加購入できる、という3階建ての構造になっています。ここで重要なのは、オプションサービスの中には、加入に期限が設けられているものがあること。例えば「落下や液体こぼしなどの事故を補償するサービス」は、購入後90日以内に申し込む必要があります。
つまり、購入時点で「自分のPCの使い方にはどんなリスクがあるか」を考え、必要なサービスをセットで購入することが、後悔しないための第一歩なのです。
シリーズ別・主要保証サービスの違い
Lenovoの保証は、あなたが選んだPCシリーズによって、申し込めるサービスやその内容が大きく異なります。自分が買った、または買おうとしているシリーズがどれに該当するか、まずは確認しましょう。
IdeaPad/Yoga/ChromeBookシリーズ(一般向けノートPC)
多くのユーザーが選ぶ、日常使いやエンタメ向けのシリーズです。ここでは主に3つのサービスから選べます。
- 引き取り保証:標準保証を単純に期間延長したものです。平日日中(9時~18時)の電話サポートと、故障時に送料無料で修理センターに引き取って修理してくれます。
- プレミアムケア:引き取り保証の内容に加え、24時間365日の電話サポートや、ソフトウェアに関する問い合わせ、PCの健康診断サービスが利用できます。
- プレミアムケア・プラス:最も手厚いトータルケア。上記すべてに加え、落下や液体こぼしなどの「事故」、さらには盗難や紛失までを補償してくれます。内蔵バッテリーの劣化交換(最長3年)も含まれるので、長く快適に使いたい人におすすめです。
ThinkPad/ThinkBookシリーズ(ビジネス・信頼性重視向け)
企業やクリエイターなど、業務で高い信頼性を求める方向け。サポートの「質」と「スピード」が特徴です。
- プレミアサポート:最大の特徴は、技術者があなたの自宅やオフィスまで出張して修理してくれる「オンサイトサービス」 が含まれることです。24時間365日の専用窓口があり、故障時に自分で送る手間がかかりません。
- プレミアサポート・プラス:上記のオンサイトサポートはそのままに、さらに「アクシデント補償(ADP)」やバッテリー交換(最長4年)、交換した古いハードディスクを廃棄してくれるサービス(データ漏洩防止)、海外での修理サポートなど、ビジネスユーザーのあらゆるリスクを想定した包括プランです。
Legion/LOQシリーズ(ゲーミングPC向け)
ゲーマーのための特別なサポート「Legion Ultimate Support」が用意されています。ゲームの推奨設定やパフォーマンスチューニングについて専門家に相談でき、ハードウェアとソフトウェアの両面から最適化をサポートしてくれます。もちろん、24時間365日の電話対応や定期的なPCヘルスチェックも含まれ、ゲームに没頭する環境をトータルで支えてくれます。
知っておくべき重要オプションサービス
先ほども触れましたが、保証プランとは別に、以下のオプションサービスを追加することで、さらに安心の幅を広げることができます。特に1つ目は、多くのユーザーに関係する重要なサービスです。
アクシデント・ダメージ・プロテクション(ADP)
これは、「うっかり」や「ハプニング」による破損を補償する保険のようなサービスです。標準保証では対象外となる、ノートPCの落下、コーヒーなどの液体をこぼしてしまった、盗難に遭った、紛失したといった不測の事態をカバーします。
注意点は2つ。まず、加入できるのは購入後90日以内までと期限が短いこと。また、盗難や火災の際には警察や消防署の発行する証明書が必要になるなど、所定の手続きが求められます。いざという時のために、加入条件と必要な書類は公式サイトで事前に確認しておきましょう。
その他の便利なオプション
- 内蔵バッテリー交換サービス:バッテリーは消耗品のため、通常は1年程度で保証対象外になります。このサービスに加入すると、規定期間内に性能が低下した場合、無償で交換してもらえます。
- ハードディスク返却不要サービス(Thinkシリーズ等):修理でHDDやSSDを交換する際、壊れた古いドライブを返却せずに破棄してもらえます。内部データの漏洩リスクを減らせるので、セキュリティ意識の高いビジネスユーザーに好評です。
- 海外引き取り修理サービス(Thinkシリーズ等):海外出張や駐在中にPCが故障したら、現地から日本に送って修理し、再び海外の住所に戻してもらえます。グローバルに活躍する人には心強い味方です。
保証の対象範囲とよくある疑問
「付属のマウスは保証されるの?」「自分で増設したメモリは?」といった細かい点も、後でトラブルにならないよう確認しておきましょう。
付属品(同梱のキーボードやマウスなど)や、購入時にオプションとして付けたメモリ・ストレージは、本体の保証期間と同じ期間が適用されるのが基本です。一方、単体で後から購入した周辺機器や、バッテリーなどの消耗品は、それ自体の保証期間(通常1年)が適用されます。
また、PCの構成を自由にカスタマイズして注文する「CTOモデル」は、原則としてご都合によるキャンセルや返品ができない点にも注意が必要です。初期不良の対応は購入後10日以内など期限が決まっているので、到着したら早めに動作確認をすることをおすすめします。
賢く選ぶための価格と購入のポイント
最後に、気になるお値段と、どう選べば損しないかのポイントを押さえましょう。サービスや期間によって価格は大きく変動しますが、目安としてIdeaPadシリーズの「プレミアムケア」は3年で約6万円、ThinkPadシリーズの「プレミアサポート」は3年で約2万6千円から(ともに税込目安)といった感じです。
ここで重要なのは、本体を購入する時、あるいは購入直後にまとめて申し込むのが最もお得だということ。期間限定の割引キャンペーンが実施されていることが非常に多いからです。単体で後から追加するより、本体購入時に「トータルでいくらか」とセットで考えるようにしてください。
また、「本当にこの高い保証が必要か?」と一度考えてみましょう。例えば、ほとんど自宅のデスクでしか使わないデスクトップPCに、落下補償は必要ないかもしれません。逆に、毎日カバンに入れて通勤し、コーヒーショップでも仕事をするノートPCユーザーなら、ADP(事故補償)は検討する価値が大いにあります。自分のライフスタイルとPCの使い方を冷静に見つめ直すことが、無駄な出費を防ぎます。
まとめ:Lenovoの保証選びは「自分に最適なサービス」を見極めることから
いかがでしたか。Lenovoの保証とサポートは、一律ではなく、シリーズごと、ユーザーのライフスタイルごとに細かく設計されていることがお分かりいただけたと思います。
選択肢が多いのは、それだけ多様なユーザーの「困った」に応えようとしているから。大事なのは、「とりあえず高いプラン」や「一番安いプラン」を選ぶのではなく、自分の日常に潜むリスクを洗い出し、それに見合ったコストで備えることです。
PCは今や、仕事にも趣味にも欠かせない相棒です。購入時のほんの少しの検討が、数年先の大きなトラブルからあなたを守ってくれます。この記事が、あなたの相棒を長く、安心して使い続けるための一助となれば幸いです。
Lenovo(レノボ)PCの保証・サポート徹底比較。自分に最適なサービスはどれ? この問いに答えを出すのは、紛れもないあなた自身です。
