こんにちは。今日は、LenovoのパソコンやタブレットでWi-Fiが繋がらない、すぐ切れるというお悩みを抱えている方へ、確実に問題を解決するための方法をステップ・バイ・ステップでお伝えします。
「昨日まで普通に使えていたのに…」「急にネットに繋がらなくなった」そんな経験、ありませんか? この問題は、ソフトウェアの設定、ドライバー、ハードウェア、さらにはご自宅のネットワーク環境まで、実にさまざまな原因が考えられます。焦る気持ちはわかりますが、大丈夫。この記事では、基本的なチェックから上級者向けの対処法まで、Lenovo端末のWi-Fi接続問題を網羅的かつ体系的に解決する35の方法をご紹介します。一つひとつ確認していけば、きっと原因が見つかります。さっそく、一緒に解決への道を歩みましょう。
まず最初に確認! Wi-Fi接続できない時の「最初の5ステップ」
いきなり難しい設定をいじる前に、最も基本的で見落としがちなポイントを確認しましょう。実は、これだけで問題が解決してしまうケースが非常に多いんです。
- ルーターの電源を確認:当たり前ですが、最も大事なことです。ルーターやモデムの電源が入っているか、ランプが正常に点灯しているかをもう一度確認しましょう。コンセントが抜けかけていた、ということもあります。
- Wi-FiスイッチはON?:ノートパソコンの機種によっては、本体側面やキーボード上部(F1〜F12キーに機能が割り当てられていることが多い)に、物理的なWi-Fiオンオフスイッチやキーがあります。誤ってオフにしてしまっていないか確認してください。
- 「機内モード」をオフにする:Windowsのアクションセンター(画面右下の吹き出しアイコン)を開き、「機内モード」がオンになっていないか確認しましょう。オンになっていると、すべての無線通信が遮断されます。
- 再接続を試す:接続しているWi-Fiネットワークを一旦「切断」し、もう一度選択してパスワードを入力し直してみましょう。場合によっては、ネットワークを「忘れる」設定にしてから再接続するとうまくいくこともあります。
- ルーターを再起動する:これは特効薬的な方法です。ルーターとモデムの電源コンセントを抜き、30秒ほど待ってから再度差し込みます。すべてのランプが正常に点灯するまで待ってから、PCの接続を試してください。多くの一時的な不具合はこれで解消されます。
これらを試してもダメなら、次のステップに進みましょう。問題の原因を端末側とネットワーク側に分けて考えることが大切です。
Windowsを確認! 設定とドライバーをチェックする11の方法
基本チェックで解決しない場合、次はお使いのLenovo端末(Windows)自体の設定を見直します。特に「ドライバー」は重要です。
- Windowsのトラブルシューティングツールを使う:Windowsには初歩的な問題を自動修復してくれる便利な機能があります。設定→「更新とセキュリティ」→「トラブルシューティング」→「インターネット接続」の順にクリックし、指示に従って実行してみましょう。
- ネットワークアダプターを一旦リセット:デバイスマネージャー(スタートボタンを右クリック→選択)を開き、「ネットワークアダプター」をダブルクリック。表示された無線LANアダプター(名前には「Wireless」「Wi-Fi」「802.11」などの単語が入っています)を右クリックして「デバイスの無効化」を選びます。数秒待ってから、もう一度右クリックし「デバイスの有効化」を選択。これでドライバーが再初期化されます。
- IPアドレスとDNSの設定を自動取得に:ネットワーク設定の詳細から、「インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)」のプロパティを開き、「IPアドレスを自動的に取得する」「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」にチェックが入っているか確認してください。手動設定になっていると接続できない場合があります。
- コマンドでネットワークスタックをリセット:管理者としてコマンドプロンプト(スタートボタン右クリック→「Windows PowerShell (管理者)」)を起動し、以下のコマンドを順番に入力してEnterキーを押します。最後にPCを再起動しましょう。
netsh winsock resetnetsh int ip resetipconfig /releaseipconfig /renewipconfig /flushdns
- 最終手段:ネットワークのリセット:Windows 10/11では、設定→「ネットワークとインターネット」→「状態」を下にスクロールし、「ネットワークのリセット」を実行する方法があります。これは保存されているすべてのWi-Fiパスワードを削除して設定を工場出荷時状態に戻す強力な機能です。パスワードはメモしておきましょう。
- ドライバーを更新する:デバイスマネージャーのネットワークアダプター画面で、該当アダプターを右クリック→「ドライバーの更新」→「更新されたドライバーソフトウェアを自動検索」を選択します。または、Lenovo公式サポートサイトからお使いのモデル用の最新ネットワークドライバーを手動でダウンロード・インストールする方法が確実です。
- 省電力設定を変更する:同じくデバイスマネージャーのアダプタープロパティ内にある「電源の管理」タブを開き、「省電力のために、コンピューターでこのデバイスの電源を切れるようにする」のチェックを外します。これで、PCが省電力モード時に勝手にWi-Fiを切ってしまうのを防げます。
- Lenovo独自ソフトを疑う:Lenovo Vantageや「Lenovo Access Connections」などのメーカー独自のネットワーク管理ソフトが、Windows標準の設定と競合している可能性があります。一時的にアンインストールして、動作が改善するか試してみる価値があります。
- WindowsとBIOSを更新する:OS自体の大型アップデートや、Lenovoが提供するBIOS/UEFI(ファームウェア)の更新プログラムが未適用の場合、それが原因であることも。設定からWindows Updateを確認し、Lenovo公式サイトでBIOS更新がないかチェックしましょう。
- ドライバーを以前のバージョンに戻す:逆に、最近ドライバーを更新した後に問題が起きたなら、「ドライバーの更新」ではなく「ドライバーを元に戻す」を試してみてください。以前の安定したバージョンに戻せる場合があります。
- セーフモードで起動して確認:PCをセーフモードで起動し、その状態でWi-Fiが繋がるか確認します。繋がるなら、通常モードで起動している何らかのサードパーティ製ソフトが邪魔をしている可能性が高いです。
環境を見直す! ルーターとネットワーク設定の9つのポイント
ここまで端末側をチェックしても改善しないなら、次は接続先である「ネットワーク環境」に目を向けます。
- 2.4GHzと5GHzを切り替えてみる:最近のルーターは、2.4GHz帯と5GHz帯の2つの電波を出している場合がほとんどです。接続するSSID(ネットワーク名)を切り替えて試してみましょう。2.4GHzは壁など障害物に強く遠くまで届きますが、家電の干渉を受けやすい側面が。5GHzは高速で干渉に強いですが、距離や障害物に弱い特性があります。
- ルーターのチャンネルを変更する:特に2.4GHz帯は、近所の家のWi-Fiとチャンネルが被っていると電波干渉で不安定になります。ルーターの設定画面(ブラウザで
192.168.1.1などにアクセス)にログインし、Wi-Fiチャンネル設定を「自動」か、混雑していないチャンネルに手動変更してみましょう。 - セキュリティ方式を見直す:ルーターの暗号化方式が古い「WEP」だったり、モード設定が極端に新しいものだけになっていたりすると、端末が対応できず接続できないことがあります。設定を「WPA2-PSK(AES)」に変更し、モードは「802.11ac/n/g/b mixed」などの互換性の高いものにしてみてください。
- ファイアウォール・セキュリティソフトを一時停止:インストールしているウイルス対策ソフトやファイアウォールソフトが、誤って接続をブロックしている可能性があります。一時的に無効化して(テスト後は必ず元に戻してください)、接続状態が変わるか確認します。
- 固定IPアドレスを割り当ててみる:ネットワーク内でIPアドレスが重複(競合)しているのかもしれません。端末の設定でIPアドレスを「手動設定」に切り替え、ルーターの割り当て範囲外のアドレス(例:
192.168.1.150)を試しに設定してみましょう。DNSも8.8.8.8(Google Public DNS)などに設定すると良い場合があります。 - 周辺機器の影響をチェック:USB 3.0接続の外付けHDDなど、特定の周辺機器がWi-Fiの電波を妨害することが知られています。一旦すべての周辺機器を外し、Wi-Fi接続テストをしてみましょう。
- ルーターのファームウェアを更新する:ルーター自体のソフトウェアが古いと、新しい端末と相性が悪いこともあります。ルーターの管理画面やメーカー公式サイトで、最新のファームウェアが公開されていないか確認してみてください(更新作業は慎重に)。
- プロキシ設定を確認する:意図せずプロキシサーバーが設定されていると接続できません。コントロールパネルの「インターネットオプション」→「接続」タブ→「LANの設定」を開き、「プロキシサーバーを使用する」にチェックが入っていないか確認しましょう。
- ホストファイルを確認する:高度な確認ですが、PC内の「hosts」ファイルが改ざんされていると、特定サイトや全体的な接続に支障が出ることがあります。ファイルの場所は
C:\Windows\System32\drivers\etc\です。不審な記述がないか、メモ帳で開いて確認できます(編集は専門知識が必要なので、確認のみに留めましょう)。
最終手段とハードウェア対策! 確実に繋ぐための6つの選択肢
ソフトウェアや設定をすべて試してもダメなとき、考えられるのは「ハードウェア的な問題」です。以下の方法は、多くのユーザーが最終的に問題を解決した実績のある手段です。
- 外部のUSB Wi-Fiアダプターを導入する:これは非常に効果的な解決策です。usb 無線lan 子機などを購入し、USBポートに差し込むだけで、内蔵Wi-Fiとは別の新しいアダプターとして使えます。内蔵のものにドライバーや物理的な不具合があった場合、これで完全に回避できます。小型で持ち運びもしやすいのでおすすめです。
- デバイスを完全にアンインストールして再検出させる:デバイスマネージャーでネットワークアダプターを「デバイスのアンインストール」し、PCを再起動させます。Windowsが起動時に自動的にドライバーを再インストールします。事前に公式ドライバーをダウンロードしておくと安心です。
- システムの復元を実行する:問題が発生し始めた日時がはっきりしているなら、その日時より前の「復元ポイント」があれば、システム全体をその状態に戻すことで解決する可能性があります。
- 他OSでテストする(上級者向け):UbuntuなどのLinuxをUSBメモリから起動できる「ライブ環境」でWi-Fiが使えるか試します。ここで使えれば、問題はWindows側のソフトウェアやドライバーに限定され、ハードウェア故障ではないと判断できます。
- Lenovoの公式サポートに問い合わせる:ここまでやってもダメで、製品が保証期間内である場合は、最終手段としてメーカーサポートに連絡しましょう。ログを採取して診断してもらうことができます。
- プロバイダーの回線障害を確認する:スマートフォンのテザリングなど、他の回線でインターネットに接続できる場合は、ご自宅のインターネット回線そのものに障害が起きているかもしれません。プロバイダーの公式サイトで障害情報を確認してみましょう。
おまけ:Lenovo AndroidタブレットでWi-Fi接続できない時の4ステップ
LenovoのAndroidタブレットをお使いの方のために、スマートフォンでも応用できる簡単な対処法もご紹介します。
- 日付と時刻を正確に設定:設定アプリから「日付と時刻」を開き、「ネットワーク提供の時刻」をオンにするか、正確な日時を手動で設定してください。これがずれていると、安全な接続(HTTPS)ができなくなることがあります。
- Wi-Fiスキャンをオフにする:設定→「位置情報」→「位置情報サービス」(または「詳細設定」)内に、「Wi-Fiスキャン」や「Bluetoothスキャン」という項目があれば、一時的にオフにしてみましょう。バックグラウンドでのスキャンが接続を不安定にすることがあります。
- ネットワーク設定をリセットする:Androidの設定→「システム」→「リセットオプション」から「Wi-Fi、モバイルデータ、Bluetoothをリセット」を実行します。端末に保存された全てのネットワーク情報が削除されるので、再接続が必要になります。
- セーフモードで起動:端末をセーフモードで起動し、Wi-Fiが繋がるかテストします。セーフモードで正常なら、インストール済みの何らかのアプリが原因です。最近インストールしたアプリを疑いましょう。
まとめ:Lenovo Wi-Fi接続問題は、焦らず順番に原因を潰していこう
いかがでしたか? 今回ご紹介した方法は、基本的なものから上級者向けのものまで、段階的かつ体系的に問題の原因を切り分け、解決に導くための35ステップです。
「Lenovo Wi-Fi接続できない」という問題に、万能の特効薬はありません。しかし、「端末か、環境か」という大きな切り分けから始め、電源管理やドライバーといった頻出原因を確実にチェックし、最後にハードウェア対策や外部機器の導入を検討するというこの流れで対処すれば、ほとんどの問題は解決の糸口が見つかるはずです。
特に、IdeaPadなどのモバイルノートでは省電力設定やドライバーの影響を受けやすく、ThinkPadではメーカー認定ドライバーの徹底適用が鍵になるなど、機種によっても注意点が異なります。今回のガイドを参考に、焦らず一歩ずつ試してみてください。きっと、あきらめかけていたネットの世界への扉が再び開かれることでしょう。
