Lenovo UEFI/BIOS完全マニュアル|ThinkPadやYogaで起動・設定・トラブル解決する方法

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こんにちは。パソコンを自分でメンテナンスしたい、OSをクリーンインストールしたい、そんなときに必ず必要になるのがUEFI/BIOSの知識です。特にLenovoのノートパソコンはビジネス向けから一般向けまで幅広く、モデルごとに操作方法が少しずつ違うこともあって、「どうやって入ればいいの?」と戸惑う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、LenovoパソコンのUEFI/BIOSについて、基本から応用までを徹底解説します。モデル別の起動方法から、安全に設定を変更するコツ、よくあるトラブルの解決法まで、わかりやすくお伝えします。これ一冊で、あなたもUEFI/BIOSマスターになれるはずです。

Lenovo UEFI/BIOSとは?基本からしっかり理解しよう

まずは基本から。UEFI/BIOSとは、パソコンの電源を入れた瞬間に最初に動き出す、最も基本的なプログラムです。オペレーティングシステム(WindowsやLinuxなど)が起動する前の、まさに「土台」の部分を担当しています。具体的には、キーボードやマウス、メモリ、ストレージといったハードウェアのチェックと初期化、そして設定に従ってOSを呼び出すという重要な役割を担っています。

従来の「BIOS」から、より高機能でセキュアな「UEFI」へと進化したものが、現在のLenovo製品に搭載されています。あなたのパソコンが比較的新しければ、ほぼ確実にUEFIです。このUEFI/BIOSの設定画面(メニュー)に入ることで、以下のようなさまざまなカスタマイズが可能になります。

  • ハードウェアの詳細な動作設定の変更
  • セキュリティ機能の強化(パスワード設定など)
  • 起動するデバイス(SSD、USBメモリなど)の順序変更
  • システムのパフォーマンスや冷却に関する調整

これらはOS上ではできない、根本的な設定。だからこそ、少しハードルが高く感じるかもしれませんが、一度理解してしまえば、パソコンをより深く、自由にコントロールできるようになるのです。

絶対に知っておきたい!モデル別UEFI/BIOS起動方法

さて、UEFI/BIOSの世界に入るための最初の扉、それが「起動方法」です。これが一番の難関かもしれません。なぜなら、Lenovoはシリーズやモデルによって、押すべきキーが微妙に違うから。間違ったキーを押しても何も起こらず、あっという間にWindowsが起動してしまいますよね。

押すタイミングは共通で、パソコンの電源を入れた直後、画面にLenovoのロゴが表示された瞬間です。このほんの数秒の間に、以下のキーを素早く数回押します。ロゴが消えてWindowsのマークが出てきたら、残念ながらタイミングを逃しています。その時は、もう一度再起動して挑戦しましょう。

では、あなたのパソコンはどのキーでしょうか? 代表的なパターンを見ていきます。

ThinkPadシリーズ(例:ThinkPad X1 Carbon)の場合
ビジネス向けの頑丈なThinkPad。多くのモデルでは、ロゴ画面で 「F1」キー を押します。これがスタンダードな入り方です。

ThinkBook、IdeaPad、Yogaシリーズ(例:Lenovo Yoga 7)の場合
より幅広いユーザー向けのこれらのシリーズでは、ロゴ画面で 「F2」キー を押すことが多いです。ただし、ここで注意点が。最近の機種では、ファンクションキー(F1〜F12)のデフォルト動作が「音量調節」や「明るさ調整」などのマルチメディア機能に割り当てられていることがあります。

もしF2キーを押しても反応がない場合は、「Fn」キーを押しながら「F2」キー を押してみてください。つまり「Fn + F2」です。これでうまくいくことが非常に多いです。

わからないとき、または「起動メニュー」を出したいとき
「うちの機種はどれ?」と迷ったら、まずはF1、次にF2、そしてFn+F2と試してみるのが現実的です。それでもダメなら、Lenovoの公式サポートページで、あなたのパソコン本体に貼ってある「モデル名」や「型番」を入力して検索すれば、確実な方法が見つかります。

また、OSをUSBメモリからインストールしたいときなどに便利なのが「起動メニュー(Boot Menu)」です。これはUEFI/BIOS設定画面そのものではなく、その場で一時的に「次からどのデバイスで起動するか」を選べるメニューです。これを呼び出すには、ロゴ画面で 「F12」キー を押します。こちらも、Fnキーが必要な機種があるのでご注意を。

設定画面の歩き方|安全に変更するための基礎知識

無事にUEFI/BIOSの設定画面に入ることができましたか? ここからが本番です。初めて見る画面にちょっと緊張するかもしれませんが、大丈夫。基本的な操作とレイアウトはとてもシンプルです。

画面上部や左側に並んでいるのが、メインメニューのタブです。方向キー(矢印キー)で項目を移動し、Enterキーで決定します。マウスが使える機種も増えていますが、まずはキーボード操作に慣れましょう。

主要なタブとその中身を紹介します。

Main / Informationタブ
ここは「閲覧専用」エリアです。あなたのパソコンの製品名、シリアル番号、現在のUEFI/BIOSのバージョン、搭載されているCPUやメモリの情報などが表示されています。設定を変えるところではないので、まずは自分のマシンの情報を確認してみましょう。

Configuration / Configタブ
「設定」の本丸です。ハードウェアの詳細な動作をコントロールできます。

  • ネットワーク(有線LAN/Wi-Fi)の設定
  • USBポートの動作モード
  • キーボードやタッチパッドの応答
  • 省電力機能のオン/オフ など
    ここは少し深入りする領域。何をしているかよくわからない項目は、安易に変更しないのが賢明です。

Securityタブ
パソコンを守るための重要な設定が集まっています。ここで設定できるパスワードは、OSとは完全に独立しており、非常に強力です。

  • 管理者パスワード:UEFI/BIOS設定画面自体に入るためのカギ。
  • ハードディスクパスワードSSDやHDD自体をロック。ドライブを抜き取られてもデータを守れる。
  • TPM(セキュリティチップ):暗号化の鍵を安全に保管。Windows HelloやBitLockerの基盤。

※超重要注意点※
これらのパスワードを万が一忘れてしまうと、Lenovoのサポートセンターでも解除できない可能性が極めて高いです。最悪の場合、マザーボードやストレージの交換という高額な修理が必要になります。「絶対に忘れない管理方法」を確立してから設定してください。

Boot / Startupタブ
OSの起動に関わる設定です。次項で詳しく説明する、起動順序の変更はここで行います。他にも、高速起動(Quick Boot)の有効/無効、従来のBIOS互換モード(CSM)の設定などがあります。

Exitタブ
設定を終了するためのタブです。最も重要な操作がここに集約されています。

  • Save Changes and Exit:変更を保存して再起動(= 通常はこれを選ぶ)
  • Discard Changes and Exit:変更を破棄して再起動(設定をミスったときの「逃げ道」)
  • Load Default Settings:工場出荷時のデフォルト設定に戻す(F9キーでも可)

操作中に迷ったら、F1キーでヘルプが表示されることが多いです。また、設定をめちゃくちゃにしてしまった時の最終手段が、F9キー(Load Defaults) です。これでほぼ全ての設定が初期状態に戻るので、安心の一手として覚えておきましょう。

実践!OSインストールに必須の「起動順序」変更術

UEFI/BIOS設定の中で、最も多くの人が経験する操作が「起動順序(Boot Order)の変更」ではないでしょうか。Windowsをクリーンインストールしたり、Linuxを試したり、回復ドライブから起動したりする際に必要になります。

「パソコンは、接続されている複数のストレージ(内蔵SSD、外付けHDD、USBメモリなど)の中から、決められた順番でOSを探そうとする」この順番を変える作業です。

変更方法は2通りあります。

方法1:一時的に変える「ブートメニュー(F12)」方式
USBメモリから1回だけ起動したい時に便利な方法です。

  1. インストールメディアを準備したUSBメモリをパソコンに接続。
  2. パソコンを再起動し、ロゴ画面で 「F12」キー(機種によりFn+F12)を押す。
  3. 表示されたメニューで、矢印キーで「USB HDD」や「UEFI: USB Flash Drive」のような項目を選び、Enter。
    これで、その回だけUSBメモリから起動します。次回起動時には元の順序(内蔵SSD優先)に戻ります。失敗が少なく安全な方法です。

方法2:UEFI/BIOS内で恒久的に変更する方式
特定のデバイスを常に最優先で起動させたい場合(稀ですが)はこちら。

  1. UEFI/BIOS設定画面(F1/F2キー)に入る。
  2. 「Boot」または「Startup」タブを開く。
  3. 「Boot Priority Order」のようなリストで、USBメモリや光学ドライブを選び、F5/F6キー(画面の指示に従う)で順位を一番上に移動させる。
  4. F10キーで保存&再起動。
    OSのインストールが終わった後は、必ずここに戻って「Windows Boot Manager」が一番上に来るように順序を戻すことを忘れずに。そうしないと、USBメモリが刺さっている限りいつまで経ってもそこから起動しようとしてしまいます。

遭遇しがちなトラブルと、その冷静な対処法

設定をいじっていると、思いがけない問題にぶつかることもあります。よくあるケースと、その解決のヒントをまとめます。

「USBメモリが認識されない!起動メニューに表示されない!」
OSインストールで最も多い壁です。考えられる原因と対策は:

  • USBメモリそのもの、またはポートの問題:別のUSBポート(できれば背面のもの)に差し替えてみる。あるいは、別のUSBメモリ(できればブランド物のSanDisk USBメモリなど)で試す。特定の機種とUSBメモリの相性問題は実際にあります。
  • 起動メディアの作成方法:Windowsメディア作成ツールで作ったのにダメな場合、Rufusなどのフリーソフトを使って、GPTパーティション方式でUEFI対応のメディアを作り直してみてください。これだけで解決することが非常に多いです。
  • CSM(互換モード)設定:「Boot」タブ内に「CSM Support」という項目があれば、それをDisabled(無効) に設定してみてください。純粋なUEFIモードの方が互換性が高い場合があります。

「設定を変えたら起動しなくなった」
これは焦りますが、落ち着いて。

  1. パソコンの電源を切り、電源アダプターとバッテリー(取り外し可能な機種の場合)を外す
  2. 数分間放置した後、バッテリーとアダプターを再接続。
  3. 電源を入れ、UEFI/BIOS設定画面(F1/F2)に入る。
  4. F9キーを押して「Load Default Settings」を実行し、F10で保存して再起動。
    これでほとんどの設定関連の不具合はリセットされます。これは魔法のキーコンビネーションです。

「パスワードを設定したら、そのパスワードを忘れてしまった」
…これは非常に深刻です。冒頭でも述べたように、UEFI/BIOSレベルのパスワード(管理者パスワード、ハードディスクパスワード)は、メーカーサポートでも解除できない仕組みになっています。セキュリティを強固にするための代償です。

公式の手段として、サポートに連絡し、購入証明書などを提示して解除を依頼する方法はありますが、保証外の有償修理(マザーボード交換など)となる可能性が高いです。パスワードの設定は、その重大さを理解した上で、確実に管理できる方法で行いましょう。

安全第一!Lenovo公式ツールでアップデートと管理を

UEFI/BIOSはソフトウェアの一種ですから、不具合の修正や新機能追加、セキュリティ強化のために更新されることがあります。しかし、更新に失敗するとマシンが起動不能になる「文鎮化」リスクもゼロではありません。だからこそ、可能な限り安全な方法を選びたいですよね。

実は、LenovoはWindows上から安全にUEFI/BIOSを更新できる便利な公式ツールを提供しています。

「Lenovo Vantage」または「Lenovo PC Manager」
多くのLenovoパソコンに最初からインストールされているこのアプリが最強の味方です。これを開くと、「アップデート」や「デバイス」セクションに、あなたのマシンに必要な最新のドライバーやファームウェア、そしてUEFI/BIOS更新プログラムが自動的にリストアップされます。あとは「インストール」をクリックするだけで、ツールが安全な手順で更新を完了させてくれます。電源が切られないように注意するなどの面倒もすべて自動。これが一番安心で確実な方法です。

公式サポートサイトからの手動更新
上級者向けとしては、Lenovoのサポートサイトから自分の機種用の更新ファイル(.exeまたは.capファイル)をダウンロードし、手動で実行する方法もあります。この場合は、必ず説明書を読みACアダプターを接続し更新中は絶対に電源を切らないという鉄則を守ってください。

まとめ:Lenovo UEFI/BIOSを味方につけて、パソコンをもっと自由に

いかがでしたか? 最初は難しそうに思えたLenovo UEFI/BIOSの世界も、一つずつ紐解いていけば、実は理にかなったシンプルな作りだということがわかっていただけたでしょうか。

  • 入り方は機種によってF1かF2(Fnキー併用かも)を試す。
  • 中では、矢印キーとEnter、F1(ヘルプ)、F9(リセット)、F10(保存)が基本操作。
  • 起動順序変更はF12ブートメニューが簡単。
  • パスワード設定は「諸刃の剣」。管理を徹底して。
  • トラブル時は、まずはF9でデフォルト復帰。
  • 更新は、公式アプリ「Lenovo Vantage」を使うのが一番安全。

UEFI/BIOSを理解することは、パソコンという機械と真摯に向き合うことです。この知識があれば、OSの再インストールも、セキュリティ強化も、パフォーマンス調整も、もう他人任せにする必要はありません。この記事が、あなたの愛用するLenovoパソコンを、より深く、より安全に使いこなすための一助となれば幸いです。

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