「Lenovo Tab M8(TB-8506F)って、実際どうなんだろう?」
「2万円前後の安いタブレットって、動画も見れてネットもできて、コスパが良さそうだけど…性能は大丈夫?」
こんな疑問を持っているあなたに、この記事では、Lenovo Tab M8(TB-8506F)の真実の評価を、良い点も悪い点も包み隠さずお伝えします。
スペック表だけではわからない「実際に使ってみた感想」と、買う前に絶対に知っておくべき「向いている人・向いていない人」を明確にします。
結論から言うと、このタブレットは「特定の使い方をする人」にとっては最高の相棒ですが、「何でもそつなくこなしたい人」には少し物足りないかもしれません。
さあ、一緒にその中身を詳しく見ていきましょう。
1. まずは基本情報:Lenovo Tab M8(TB-8506F)とはどんなタブレット?
まずはおさらいから。Lenovo Tab M8(モデル番号:TB-8506F)は、中国の大手メーカー、Lenovo(レノボ)が展開するエントリーモデルのタブレットです。日本では「第3世代」として主に販売されています。
主なスペックはこんな感じです。
- 画面:8インチのHD液晶ディスプレイ(1280 x 800ピクセル)
- 性能:MediaTek Helio P22T プロセッサ、メモリ(RAM)3GB
- ストレージ:32GB(MicroSDカードで最大128GBまで増設可能)
- バッテリー:5000mAh
- OS:Android 11(発売時)
- 重さ:約305g
価格は、市況によって変わりますが、15,000円~20,000円前後が相場。まさに「お手頃価格帯」のタブレットです。
この価格とスペックを見ただけで、何となく「コスパが良さそう」というイメージが湧いてきますね。でも、数字だけではわからないことがたくさんあります。次からは、実際のユーザーがどう感じているのか、その生の声を元に深掘りしていきます。
2. ここがすごい!ユーザーが絶賛する3つの長所
まずは、このLenovo Tab M8が多くのユーザーから支持されている理由、つまり「長所」を3点にまとめました。
長所1:圧倒的なコストパフォーマンス
これが一番の強みです。「この価格でこの性能はすごい」「コスパ最強」といった声が、レビューサイトやSNSで数多く見られます。2万円前後というのは、最新のスマートフォンの10分の1以下の価格です。
そのお金で、8インチの画面でYouTubeやNetflixが見られ、ネットサーフィンができ、ちょっとしたゲームも楽しめる。「タブレットとしての基本機能を、最小限の投資で手に入れたい」 という考え方に、完璧にマッチしています。
長所2:動画視聴に最も適した作り
このタブレットは、「動画を見る」という目的に非常に焦点が合っています。コンパクトで軽い(約305g)ので、長時間手に持っていても疲れにくい。バッテリー容量も5000mAhと十分で、「1日動画を見てもまだ余力がある」というユーザーもいます。
また、HD(1280×800)解像度の8インチ画面は、このサイズクラスでは十分な精細度。特にストリーミングサービスでの視聴については、「コマ落ちがなく、とても綺麗に見える」という評価が多数あります。いわば、“ポータブル動画プレイヤー”としての役割を超優秀にこなしてくれるのです。
長所3:純粋な「Android」タブレットであること
これは、同じ価格帯の最大の競合であるFireタブレットとの大きな違いです。AmazonのFireタブレットは「Fire OS」という独自のOSを使用しており、Google Playストアを標準では利用できません(設定をいじれば可能ですが)。
一方、Lenovo Tab M8は “普通の”Android です。購入後すぐにGoogle Playストアから好きなアプリをインストールでき、GmailやGoogleマップなど、おなじみのGoogleサービスをそのまま使えます。「Androidのエコシステムをそのまま楽しみたい」 というユーザーにとって、これは非常に重要なメリットです。
3. 買う前に要確認!正直な短所と3つの注意点
良いところばかりではありません。正直な短所を知ることで、後悔のない選択ができます。ここが最も重要なパートです。
短所1:処理速度に限界があり、マルチタスクは苦手
搭載されているMediaTek Helio P22Tは、基本操作や動画再生には問題ありませんが、処理能力に限界があります。具体的には、
- ブラウザでタブをたくさん開くと、切り替えや読み込みに時間がかかる
- アプリを起動する時に、数秒のラグを感じることがある
- 重いゲームアプリや、複数のアプリを同時に動かす「マルチタスク」には不向き
「サクサク動く最新のスマホと同じ感覚」を求める方には、もどかしさを感じる部分でしょう。これは、低価格を実現するためのトレードオフと言えます。
短所2:カメラ性能は「あるだけマシ」レベル
背面カメラ500万画素、前面カメラ200万画素というスペックは、現代のスマートフォンと比べるとかなり見劣りします。写真撮影をメインに考えるのはやめた方が良いでしょう。
ユーザーからは「QRコードの読み取りに時間がかかる、または失敗する場合がある」という声も。カメラは「ビデオ通話ができればいい」「緊急時にメモ代わりに撮れればいい」という位置づけで考えるのがベストです。
注意点3:OSアップデートの保証はほぼない
発売時に搭載されていたOSはAndroid 11です。残念ながら、このクラスのエントリーモデルで、メジャーなOSバージョンアップ(例:Android 12以降への更新)が提供される可能性は極めて低いと見た方が良いでしょう。
セキュリティパッチの更新についても、頻繁に行われることは期待できません。「常に最新のOSで、最新のセキュリティ環境を使いたい」 という方は、この点をよく理解する必要があります。とはいえ、動画視聴やネット閲覧などの基本用途には、Android 11でも全く問題ありません。
4. 競合製品との比較:Fireタブレットと何が違う?
「安いタブレットといえばFireタブレットもあるけど、どっちがいいの?」という疑問に簡潔にお答えします。大きな違いは2つ。
1. OSとアプリ環境
前述の通り、Lenovo Tab M8は標準のAndroid、FireタブレットはAmazonのFire OSです。FireタブレットはAmazonのエコシステム(Prime Video、Kindle本、Alexaなど)と非常に相性が良いですが、Googleアプリを使うには一手間かかります。
→ 純粋なAndroid環境が良いならLenovo、Amazonのサービスを中心に使うならFireタブレット。
2. ブランドとサポート
Lenovoは世界的なPC/タブレットメーカーです。一方、FireタブレットはAmazonの独自ブランド。どちらも信頼できますが、「Androidタブレットメーカー」としての実績 はLenovoに分があります。
結局、「Googleの世界で自由にやりたいか」「Amazonの便利な世界に住みたいか」 という好みと目的の違いが選択を分けます。
5. まとめ:Lenovo Tab M8(TB-8506F)は、こんな人にこそおすすめ!
ここまでの情報を総合して、このタブレットが「光る」のはどんな場面なのか、最終的な結論をお伝えします。
Lenovo Tab M8(TB-8506F)がベストマッチするのは、こんな人です。
- 動画視聴・漫画閲覧・音楽鑑賞のための「サブデバイス」 として探している方。ソファやベッドでゆるっと使うのに最適です。
- お子様の学習用タブレット や、ご高齢の方の初めてのインターネット端末 として。「壊してもあまりダメージが大きくない価格帯」というのは大きな安心材料です。
- とりあえずタブレットというものを試してみたい が、高額なiPadにいきなり投資するのはためらう方。
- Androidの標準環境を、安くシンプルに使いたい 方。
逆に、このタブレットでは物足りなく感じる可能性が高いのは、こんな人です。
- 最新の3Dゲームを快適にプレイしたい、仕事で複数のアプリを同時にガシガシ使いたいというパワーユーザー。
- 常に最新のOSアップデートとセキュリティ環境を求めている方。
- 高画質な写真撮影や、ビデオ通話を非常に重要視する方。
最後に:Lenovo Tab M8(TB-8506F)という選択の意味
Lenovo Tab M8(TB-8506F)は、「すべてを80点」ではなく、「必要なことだけを100点」で取るための道具です。
高性能も、最新OSも、高画質カメラもあきらめる代わりに、「動画を見る」「ネットを見る」という最もポピュラーなニーズに対して、驚くほど低価格で応えてくれます。そのトレードオフをはっきりと理解した上で、目的に照らし合わせれば、これほどコストパフォーマンスに優れた相棒はなかなかいません。
あなたの用途が、このタブレットの「得意領域」と一致しているなら、迷わず選択肢の筆頭に上げて良い製品だと言えるでしょう。
