パソコンが高くて手が出しづらい――そう感じている人に朗報です。
今、2万円台で買えるミニPCが大注目されています。
昔なら「そんな安いPC、ちゃんと動くの？」と思われていたかもしれません。
ところが、今のミニPCは性能も安定し、日常使いなら十分すぎるほど快適。
動画視聴やウェブ、資料作成、リビング用サブPCまで幅広く活躍します。
この記事では、2025年時点で本当におすすめできる“コスパ最強”のミニPCを7機種紹介します。
実際の価格帯やスペック、選び方のポイントも踏まえながら、失敗しない選び方をお伝えします。
なぜ2万円台のミニPCが人気なのか？
ここ数年、ミニPC市場は大きく変化しました。
かつては5万円以上が当たり前でしたが、Intel N100やN95といった省電力CPUの登場で、低価格帯でも性能が大幅に向上。
このおかげで、
- ネット検索
- 動画視聴（YouTubeやNetflix）
- WordやExcelなどのOffice作業
といった日常用途なら、2万円台のモデルでも快適に使えるようになりました。
また、手のひらサイズの小型筐体で省スペース。
テレビ裏やモニター背面に取り付けられるタイプも多く、場所を取らないのも人気の理由です。
さらに、消費電力が少なく静音性にも優れているため、
「寝室やリビングで静かに使いたい」というニーズにもぴったりです。
失敗しないための選び方ポイント
価格が安くても、長く快適に使うためにはスペックのバランスが大切です。
ここでは、2万円台ミニPCを選ぶうえでチェックしておきたいポイントを整理します。
CPUはIntel N100／N95／N150を目安に
このクラスのCPUは軽作業中心なら十分な性能。
ブラウジングや動画再生はもちろん、軽い写真編集くらいなら対応できます。
ただし、3Dゲームや動画編集など重たい作業は不得意。
あくまで“日常使い向け”と割り切るのがコツです。
メモリは16GB、ストレージは512GBが理想
メモリ8GBでも動きますが、同時に複数アプリを使うと動作が重くなることも。
余裕をもって16GBを選ぶと快適さが違います。
ストレージも256GBだと心許ないため、512GB SSDが目安。
M.2スロットや2.5インチベイで増設できるモデルならさらに安心です。
接続端子と通信機能を確認
HDMI×2でデュアルディスプレイ対応、USBポートが多いモデルが便利。
LANポートは2.5Gb対応が理想で、Wi-Fi6・Bluetooth5.2以上を備えているとワイヤレス環境も快適です。
サポート・保証面も重要
低価格モデルの多くは海外メーカー製です。
国内代理店経由で購入すれば、日本語サポートや1年保証が受けられる場合もあります。
トラブル時の安心感を考えるなら、販売元のサポート体制もチェックしましょう。
2万円台で買えるミニPCおすすめ7選
ここからは、実際に人気のある2万円台ミニPCを紹介します。
どれも価格以上の実力を持った“コスパの鬼”たちです。
① GMKtec NucBox G3 Plus
Intel N150搭載、16GBメモリ＋512GB SSDという豪華構成ながら2万円前半。
USB3.2ポート×4、HDMI×2、2.5Gb LANなど拡張性も高く、リビングPCや小規模オフィスにもぴったり。
ファンノイズも控えめで、静音性重視の人におすすめ。
② GMKtec G3S Intel N95モデル
価格は約21,000円。N95 CPUを搭載し、軽作業用としてバランスの取れた一台。
電力効率が良く、コンパクトながら熱対策も優秀。
手軽に導入できる“はじめてのミニPC”として人気があります。
③ Beelink Mini PC N100モデル
21,000円台で購入できる定番ブランド。
N100 CPU＋8GBメモリ構成が主流ですが、上位構成では16GB／512GBモデルもあり。
見た目がスタイリッシュで、デザイン重視派にもおすすめ。
④ Beelink Mini S12 Pro
価格は2万8千円前後。N100 CPU＋16GBメモリ＋500GB SSDの鉄板構成。
HDMI×2、USBポート多数、Wi-Fi6対応と機能が充実しています。
デスク裏やTV裏にも簡単に設置できるコンパクトサイズが魅力。
⑤ MINISFORUM UN100P
Intel N100搭載、16GBメモリ＋512GB SSD。
冷却ファン搭載で安定稼働し、静音性と発熱バランスに優れたモデル。
デザインも落ち着いており、オフィスや書斎にマッチします。
⑥ NiPoGi AK1 Plus
約2万5千円で入手可能。
本体の下部にHDDを増設できるユニークな構造で、データ保存用としても便利。
USBポートが多く、外付けデバイスを複数使いたい人に向いています。
⑦ CHUWI LarkBox X N100
人気タブレットメーカーCHUWIのミニPCモデル。
N100 CPU搭載で、省電力設計ながら動作は軽快。
4K出力にも対応し、動画視聴やプレゼン用途にも最適です。
どんな人におすすめか？
「高性能よりコスパを優先したい」
「ノートPCを持ち歩かず、据え置きで使いたい」
「テレビに接続して動画やネットを楽しみたい」
こうしたニーズに、2万円台のミニPCはぴったりです。
学生のレポート作成、在宅ワークのサブ機、リビング用PCなど、軽用途ならストレスなく動作します。
また、省スペース・低消費電力で電気代も抑えられるため、長期的にも経済的です。
特に最近はUSB-C給電対応モデルも増えており、モバイルモニターとの組み合わせで“超小型デスク環境”を作る人も増えています。
購入時に注意したいポイント
安いからといって、スペックを確認せずに買うのは危険です。
2万円台モデルの中には、メモリ8GB／SSD128GBのような最低構成もあります。
後悔しないためには以下の3点を意識しましょう。
- メモリは16GBを基準にする
- ストレージは最低256GB以上、できれば512GB
- 国内正規品・保証付きの販売店から購入する
また、セールやクーポン適用で価格が変動することも多いので、購入前に最新価格をチェックしておくのも大切です。
まとめ：2万円台ミニPCは“ちょうどいい選択肢”
「2万円台で本当に使えるの？」と思っていた人も、
実際のスペックや使用感を知れば、そのコスパに驚くはずです。
Intel N100クラスのCPU＋16GBメモリ＋SSD搭載なら、
日常的な作業は快適にこなせるレベルに到達しています。
コンパクトで静音、省エネで設置も自由。
これほど万能なパソコンが2万円台で手に入る時代です。
使い方をきちんと見極めて選べば、コスパ最強のミニPCは間違いなく満足できる相棒になります。
サブ機にもメインにも使える“ちょうどいい”1台を、ぜひ見つけてください。
以上、「2万円台で買えるミニPCおすすめ7選！コスパ最強の人気モデルを厳選紹介」でした。
