最近、デスクをすっきり使いたい人や、省スペースでゲームも楽しみたい人の間で「ゲーミングミニPC」が注目されています。
しかも今は、安くても性能が高いモデルが増えてきました。小型でも1080pのゲームが快適に遊べたり、動画編集や配信もこなせる機種もあります。
この記事では、そんな「安いゲーミングミニPC」を探している方に向けて、選び方のポイントとおすすめモデル7選をわかりやすく紹介します。
ミニPCでもゲームはできる?安くても大丈夫?
結論から言うと、安いミニPCでも軽め〜中程度のゲームなら十分楽しめます。
「最高画質で4Kゲームを快適に」というのは厳しいですが、フォートナイトやVALORANT、APEXなどの人気タイトルをフルHD・中設定でプレイするなら、今のミニPCでも十分対応可能です。
ここ数年でミニPCの性能は大きく進化しました。RyzenやIntelの高性能モバイルCPU、そして統合GPUの進化により、デスクトップ並みに動く機種も出てきています。
それに、ミニPCは場所を取らない・電気代が安い・静音性が高いといったメリットもあります。リビングや寝室、ワークスペースにも馴染むのが嬉しいところです。
ゲーミングミニPCを選ぶときのチェックポイント
1. CPU(プロセッサ)の性能
ゲームではCPUの性能が大きく影響します。
安めのモデルでも「Ryzen 5」「Ryzen 7」「Intel Core i5」「i7」あたりを選べば快適。4コア以上、できれば6〜8コアあれば安心です。
軽めのeスポーツタイトルならRyzen 5でも十分ですが、同時に配信や録画もするならRyzen 7以上が理想です。
2. グラフィックス性能(GPU)
ゲーミング用途で一番差が出るのがGPU。
ミニPCの場合、専用グラボを積むスペースが限られるため、多くは「内蔵GPU(iGPU)」や「モバイルGPU」構成です。
統合GPUでもRyzen 7000番台やIntel Iris Xeなら、1080p中設定程度でかなり快適。
高設定・高解像度を狙うなら、外部GPU(eGPU)に対応したモデルを選ぶのも手です。
3. メモリとストレージ
ゲームを快適に動かすには、16GB以上のメモリを推奨。
ストレージはSSDを選びましょう。512GBあると安心です。
ゲームデータは年々大容量化しているので、1TBを選んでおくと後悔しません。
4. 冷却と静音性
小型ゆえに冷却は重要。
長時間プレイする人は、レビューで「熱やファン音」がどう評価されているかもチェックしておくと安心です。
静音ファン搭載モデルや金属製筐体のものは熱を逃がしやすくおすすめです。
5. 拡張性と接続端子
USB-C(特にThunderbolt4やUSB4)を備えたモデルなら、外部GPUや高速SSDの接続も可能です。
HDMIやDisplayPortが複数あると、モニターを2枚以上つなげて配信や作業にも使えます。
有線LANやWi-Fi6対応も安定性の面で大切です。
安いゲーミングミニPCおすすめ7選
ここからは、価格と性能のバランスが良く、実際に人気の高いモデルを紹介します。
どれも10万円以下〜15万円前後で手が届きやすいものを中心に選びました。
1. GEEKOM A5
Ryzen 7 5825U / 16GB / 512GB SSD
価格:約4.8万円前後
この価格でRyzen 7を搭載しているのは驚き。
内蔵GPUでもフルHD中設定のゲームならサクサク動きます。
普段使いからゲーム、動画編集まで幅広くこなす「バランス型ミニPC」です。
2. Minisforum UM773 Lite
Ryzen 7 7735HS / 32GB / 512GB SSD
価格:約8.6万円
Ryzen 7000シリーズ搭載の人気機。
軽量3Dゲームはもちろん、ストリーミングやエミュレータ用途にも余裕あり。
高負荷時でも熱処理が安定しており、静音性も高いです。
3. MINISFORUM Ryzen 5 7640HS モデル
Ryzen 5 7640HS / 16GB / 512GB SSD
価格:約5.5万円
コスパを重視するならこのあたりが狙い目。
Ryzen 5ながら6コア12スレッドで性能十分。
VALORANTや原神などを1080p中設定で快適に遊べます。
4. Reatan S6(Intel Core i5 12450H)
Core i5 / 16GB / 512GB SSD
価格:約4.6万円
Intel第12世代CPU搭載のコスパモデル。
Iris Xeグラフィックスで、FPS系タイトルも軽快に動作します。
小型ながら冷却性能も悪くなく、初めてのミニPCにもおすすめ。
5. GMKtec NucBox G10
Ryzen 5 / 16GB / 512GB SSD
価格:約2.6万円〜
エントリー向けで、リビング用や軽ゲー専用サブ機として人気。
GPU性能は控えめですが、省電力で静か。
軽いタイトルを遊ぶなら十分な性能です。
6. MINISFORUM Ryzen 7040シリーズ
Ryzen 7 7840HS / 32GB / 1TB SSD
価格:約7.6万円〜
最新アーキテクチャ搭載の高性能ミニPC。
AIエンジンも内蔵しており、クリエイティブ用途にも向きます。
ゲーミング用途では中設定〜高設定までこなせる余裕の構成です。
7. GEEKOM GT13 Pro
Core i9-13900HK / 32GB / 1TB SSD
価格:約8.5万円前後
Intelのモバイル最上位CPUを搭載。
本格的なゲーミングにも十分対応できるパワフルな1台。
ミニPCの常識を超えた処理性能で、動画編集や開発用途にも最適です。
「安い」だけで選ばない。失敗しないための注意点
安くてもゲームが動くミニPCは魅力的ですが、いくつか気をつけたい点があります。
- 冷却性能が弱いモデルは、長時間プレイで性能が落ちることがあります。
- メモリ増設不可タイプだと、後から強化できません。仕様をよく確認しましょう。
- 海外通販限定モデルはサポートが英語のみだったり、保証対応が不明な場合も。
- 電源アダプタやケーブル形状が日本向けでないこともあるので注意。
購入前にレビューや公式サイトで細かい仕様を確認しておくのがおすすめです。
こんな人におすすめ
- 部屋をスッキリさせたいけど、ゲームも楽しみたい
- デスクトップを置くスペースがない
- ノートPCより冷却性能と拡張性を取りたい
- サブ機として手頃な価格のPCが欲しい
こうした人にとって、安いゲーミングミニPCは理想的な選択肢です。
HDMIでテレビにつなげば、リビングでの大画面ゲーミングも簡単に実現できます。
コスパ抜群のゲーミングミニPCで快適プレイを
ここで紹介した7モデルは、どれも価格・サイズ・性能のバランスが取れた優秀なミニPCです。
「安いのに本格的なゲームができる」という時代になりました。
もちろん、最新AAAタイトルを最高画質で動かすには限界もありますが、設定を調整すれば多くの人気ゲームを快適に楽しめます。
これからゲーミングPCを新調する人も、サブマシンを探している人も、ぜひミニPCを候補に入れてみてください。
机の上がすっきりして、静かで、省エネ。
そして何より「思った以上に遊べる」——そんな驚きをきっと感じられるはずです。
安いゲーミングミニPCおすすめ7選!コスパ抜群で人気の高性能モデルを紹介【まとめ】
最後にもう一度、この記事のポイントをおさらいします。
- 安いミニPCでも軽〜中程度のゲームなら十分可能
- CPUはRyzen 5以上、メモリ16GB、SSD512GBが基本ライン
- 最新モデルはUSB4・eGPU対応で拡張性も◎
- 5万円台から始められる高コスパ機種が増加中
「安いゲーミングミニPCおすすめ7選!コスパ抜群で人気の高性能モデルを紹介」
あなたにぴったりの一台を見つけて、快適なミニゲーミングライフを楽しんでください。
