小型でもパワフルな「ミニPC」が注目を集めています。中でも、台湾発のブランド GEEKOM(ギーコム) は、デザイン性・性能・コスパの三拍子がそろった人気ブランド。
「デスクをすっきりさせたい」「ノートPCよりも拡張性がほしい」そんな人にぴったりの選択肢です。
この記事では、最新のGEEKOMミニPCを5モデル厳選して、実際の性能や評判を徹底的に紹介します。
GEEKOMってどんなブランド?
まずはブランドの概要から。GEEKOMは2003年に台湾で設立されたメーカーで、近年はミニPC市場に力を入れています。
「小さな筐体に高性能を詰め込む」をモットーに、オフィスワークから動画編集、軽めのゲーミングまで幅広いラインアップを展開。
公式サイトでは「家庭・仕事・エンタメを一台でこなすミニPC」として紹介されており、
品質保証は最長3年、冷却技術「IceBlast 2.0」など、ハード面にもかなりのこだわりが見られます。
特に近年は、第13世代IntelやRyzen 7000シリーズなど、ノートPC顔負けのCPUを搭載。
「コンパクトだけど妥協しない性能」で、口コミやレビューでも評価が急上昇中です。
GEEKOMのミニPCおすすめ5選
ここからは、人気・性能・コスパのバランスを踏まえて選んだGEEKOMの代表モデル5台を紹介します。
それぞれの特徴・向いている用途をまとめてチェックしていきましょう。
1. GEEKOM A5 ― バランス重視の万能モデル
GEEKOM A5は、エントリーモデルながらRyzen 5 7430UまたはRyzen 7 5825Uを搭載。
日常使いからビジネスまでそつなくこなせる、いわば“定番”の1台です。
・8コアCPU+Radeonグラフィックスで動画再生も快適
・静音性が高く、筐体はフルメタルデザイン
・M.2 SSDの増設が可能で、拡張性も良好
レビューでは「小さいのにサクサク動く」「初めてのミニPCに最適」と好評。
一方で「重めのゲームは苦手」との声もあります。
とはいえ、ネット・Office・動画編集までスムーズに動作する実力派。価格も5万円前後と手が届きやすい点が魅力です。
2. GEEKOM A6 ― コンパクトなのに高性能
GEEKOM A6は、AMD Ryzen 7 6800Hを搭載した中堅モデル。
112mm角ほどの小さな筐体にパワフルなCPUを詰め込んでいます。
・高性能なRyzen 7+Radeon 680Mで軽い3Dゲームも対応
・冷却システム「IceBlast 2.0」で静音・安定動作
・4K×4画面出力に対応し、マルチディスプレイ環境も構築可能
「リビングや書斎に常設しても違和感がないデザイン」「作業スペースを取らない」といった口コミが多く、
省スペース志向のユーザーにぴったり。軽い動画編集やテレワークにも最適です。
3. GEEKOM Mini IT13 ― Core i9搭載のハイパワー機
GEEKOM Mini IT13は、Intel Core i7 / i9(第13世代)を搭載するハイエンドモデル。
“ミニPC=性能不足”というイメージを覆すほどのパフォーマンスを誇ります。
・Core i9-13900HK搭載で、ノートPC上位クラスの性能
・Thunderbolt4(USB4)ポート搭載で高速データ転送
・メモリやSSDの換装も簡単で、将来性も十分
レビューでは「小型デスクトップの完成形」と絶賛される一方、
「グラフィック性能はやや控えめ」との指摘も。
ただし、動画編集やプログラミング、写真加工などCPU中心の作業では文句なしの快適さです。
4. GEEKOM A8 ― Ryzen 9 8945HSでAI時代に対応
GEEKOM A8は、Ryzen 9 8945HSを搭載した最新モデル。
AI処理向けのNPUを備えており、今後のAIツール活用にも対応できる“未来型ミニPC”です。
・Ryzen 9+Radeon 780Mの組み合わせでクリエイティブ性能が高い
・AIアクセラレーション機能搭載で画像生成やAI処理を高速化
・洗練された筐体デザインと高級感ある仕上げ
「静かで速く、動画編集もスムーズ」と高評価が多く、特にデザイナーや映像編集者に人気。
一方で「長時間の高負荷作業では発熱しやすい」という声もあります。
短時間の集中作業やAI生成ツールの活用に最適なモデルです。
5. GEEKOM GT13 Pro ― デスクトップ代替の最上位モデル
最後に紹介するのがGEEKOM GT13 Pro。Core i9-13900HKを搭載した、まさに“GEEKOMのフラッグシップ”です。
・最大128GBメモリ、6TB SSDまで拡張可能
・4K/8Kマルチディスプレイ出力に対応
・高品質な冷却機構とUSB4ポートを複数搭載
「これ1台で仕事もクリエイティブ作業も完結する」という評価も多く、
ミニPCでありながら本格的なデスクトップ並みの性能を実現。
ただし価格は8万円〜10万円台と高めで、静音性や発熱には注意が必要です。
とはいえ、パワーユーザーにとっては最高峰の選択肢でしょう。
GEEKOMミニPCの評判まとめ
口コミやレビューを総合すると、GEEKOMの強みは以下の3点に集約されます。
- サイズと性能のバランスが優秀
どのモデルもコンパクトながら、WebブラウジングやOffice作業はもちろん、クリエイティブ用途まで対応可能。 - 拡張性が高い
SSDやメモリの増設が容易で、長く使える設計。ポートも豊富で外部機器との相性も良好です。 - コスパが高い
同クラスの他ブランドよりも価格が抑えめ。初めてのミニPCにも手が出しやすい点が評価されています。
一方で、専用GPU非搭載ゆえに、重い3Dゲームや動画レンダリングなどはやや不向き。
また、コンパクトゆえに冷却面の余裕が少なく、長時間の高負荷作業では性能が抑えられることもあります。
この点を理解した上で選べば、非常に満足度の高いブランドといえるでしょう。
どんな人にGEEKOMミニPCがおすすめ?
・デスクを広く使いたい在宅ワーカー
・ノートPCより拡張性が欲しいクリエイター
・静かで省エネなサブマシンを探している人
・予算を抑えつつ性能も妥協したくないユーザー
用途別に選ぶなら以下のような使い分けがおすすめです。
- ライトユーザー(事務・学習) → GEEKOM A5
- 中級ユーザー(動画編集・多画面作業) → GEEKOM A6
- 上級ユーザー(開発・制作) → GEEKOM Mini IT13
- AI・最新機能重視 → GEEKOM A8
- ハイエンド・全方位性能 → GEEKOM GT13 Pro
まとめ:GEEKOMのミニPCおすすめ5選!最新モデルの性能と評判を徹底検証
GEEKOMのミニPCは、デザイン・性能・コスパのバランスが絶妙で、
「小さいけれど頼れる相棒」を探している人にぴったりのブランドです。
RyzenやIntelの最新CPUを搭載し、用途に合わせて選べる幅広いラインナップも魅力。
とくにGEEKOM A6やGEEKOM Mini IT13は、日常作業からクリエイティブ用途まで快適にこなせる万能モデルです。
デスクトップの置き場所に悩んでいる人も、ノートPCの性能に物足りなさを感じている人も、
GEEKOMのミニPCなら“ちょうどいい一台”がきっと見つかるはず。
省スペースでパワフルな作業環境を手に入れたいなら、今こそGEEKOMのミニPCをチェックしてみてください。
