通勤やランニングなどで「ワイヤレスイヤホンを落とした…」という経験、ありませんか？
完全ワイヤレスは便利だけれど、耳からスルッと落ちてしまう瞬間のヒヤッと感は誰しもあるもの。
そんなときに安心なのが、“ひも付きタイプ”のワイヤレスイヤホンです。
左右をつなぐケーブルや首にかけるネックバンドがあることで、落下や紛失のリスクを大きく減らせます。
この記事では、「落とさないイヤホンが欲しい！」という人に向けて、ひも付きタイプの魅力と選び方、そしておすすめモデルを5つご紹介します。
なぜ今「ひも付きタイプ」が見直されているのか
完全ワイヤレスが主流になった今でも、ケーブルやネックバンドで左右がつながっているタイプは根強い人気があります。
その理由を、使ってみた人の声を交えながら見ていきましょう。
落ちない・なくさない安心感
最大の魅力は、やっぱり「落としてもなくならない」こと。
イヤホン同士がひもでつながっているので、外れても首や肩にぶら下がってくれる安心感があります。
ちょっと外したいときはそのまま胸元に垂らしておけるので、ポケットやバッグにしまう手間もありません。
バッテリーが長持ちしやすい
ネックバンド型では、バッテリーをバンド部分に収納できるため、完全ワイヤレスよりも電池持ちが長い傾向があります。
「充電を気にせず使いたい」「通勤から帰宅まで持たせたい」という人にもぴったり。
特に長時間の移動や出張時には、この差が意外と大きいです。
音質や接続が安定
ひも付きタイプは、左右間の通信が不要な分、接続が安定しやすい特徴があります。
Bluetoothの途切れや遅延が気になる人にも好評。
音質重視派の中には、完全ワイヤレスより“ケーブルあり”を選ぶ人も少なくありません。
操作しやすく扱いやすい
ケーブル部分にリモコンやマイクがついているモデルも多く、音量調整や曲送りが直感的。
また、外しても首にかけておけるので、紛失の心配がほとんどありません。
日常使いでは、この「扱いやすさ」が大きなメリットになります。
ひも付きタイプのデメリットも知っておこう
もちろん、どんなタイプにも欠点はあります。
購入前に知っておくと、後悔しない選択ができます。
コンパクトさでは完全ワイヤレスに劣る
ケーブルやネックバンドがあるぶん、ケースに収納したりポケットに入れたりする際には少しかさばります。
完全ワイヤレスの“手ぶら感”を求める人には、やや不便に感じるかもしれません。
見た目の好みが分かれる
首にひもがあるスタイルは、「スポーティすぎる」「服に干渉する」と感じる人も。
ただ最近はデザインが洗練されており、軽量でシンプルなモデルも増えています。
首や服に触れる感覚が苦手な人も
ネックバンドが襟に当たったり、ケーブルが首に触れる感覚が気になる人もいます。
長時間使うなら、柔らかい素材や軽いタイプを選ぶのがおすすめです。
ワイヤレスイヤホンを落とさないための選び方
ここからは、「ひも付きイヤホンを選ぶときにチェックしたいポイント」を解説します。
1. ネックバンドかケーブル型かを選ぶ
ひも付きタイプには大きく分けて2種類あります。
- ネックバンド型：首にかける太めのバンドが特徴。バッテリーが大きく、長時間再生に強い。
- ケーブル型：左右ユニットを細いコードでつなぐタイプ。軽量で装着感が自然。
首にフィットして安定感を求めるならネックバンド型、軽さを重視するならケーブル型が向いています。
2. マグネット付きで落下防止を
左右のイヤホンがマグネットでくっつくタイプは、外したときに胸元で固定できるので非常に便利。
「外したつもりが片方だけ落ちていた」というトラブルを防ぎます。
3. 防水・防汗機能
スポーツや通勤中の急な雨に備えて、防水等級（IPX4以上）があると安心です。
特にランニングやジムで使う人は、防汗性能のあるモデルを選びましょう。
4. バッテリー持続時間
ケーブル付きタイプは、10時間以上使えるモデルが多いです。
1日中音楽や動画を楽しみたい人は、再生時間が長いモデルをチェック。
5. 音質とコーデック対応
Bluetooth 5.0以上、AACやaptX、LDACなどの高音質コーデックに対応していると、よりクリアな音が楽しめます。
価格だけでなく、接続仕様も確認しておくと失敗しません。
6. 装着感と素材
長時間つけるなら、イヤーピースの形状や素材も重要。
耳の中にしっかりフィットし、圧迫感の少ないモデルを選ぶと快適です。
ワイヤレスイヤホンを落とさないおすすめひも付きタイプ5選
ここからは、実際に人気のある「ひも付きタイプ」を5つピックアップして紹介します。
価格や機能のバランスを考えながら、自分に合うモデルを探してみてください。
1. Sony WI-C100
ソニーの定番ワイヤレスイヤホン。
手頃な価格ながら、音のバランスが良く、操作性も抜群。
首にかけられるケーブルタイプで、軽量かつ長時間使用でも疲れにくい構造です。
1回の充電で最大25時間再生でき、日常使いには十分なバッテリー性能を備えています。
2. JBL LIVE220BT
世界的オーディオブランドJBLの人気モデル。
ネックバンド型で安定感があり、低音の厚みが魅力。
マグネット付きのイヤーピースで、使わない時は胸元に固定できます。
音声アシスタント対応など、機能面でも抜かりがありません。
3. Edifier W280NB Pro
高音質志向の人におすすめのモデル。
ノイズキャンセリング（ANC）対応で、通勤中の雑音も軽減。
LDAC対応によりハイレゾ相当の音質が楽しめます。
ネックバンド型で落としにくく、ビジネスシーンにもマッチするデザインです。
4. ナガオカ BT826BK
コスパを重視するならこれ。
国内ブランド・ナガオカによる軽量モデルで、価格は手頃ながら安定したBluetooth接続が魅力。
シンプルで扱いやすく、初めてのワイヤレスイヤホンにもおすすめです。
5. Bluetooth5.3対応 ネックバンドイヤホン（ローカルブランド）
最新のBluetooth5.3に対応したエントリーモデル。
通信が安定しており、通話品質も良好。
防水機能を備え、運動中や屋外でも安心して使えます。
2,000円台という価格ながら、実用性の高い一台です。
ひも付きタイプが向いている人・向いていない人
向いている人
- イヤホンをよく落とす・なくす人
- 通勤やランニングなど動きながら使う人
- 充電を頻繁にしたくない人
- コスパを重視したい人
向いていない人
- とにかくコンパクトさを求める人
- ファッション的に首掛けが気になる人
- ケース収納の簡便さを重視する人
ひも付きタイプは、「安心感と使いやすさ」を優先する人に最適です。
購入時に注意したいこと
家電量販店やネット通販ではさまざまなモデルが販売されていますが、以下の点を確認しておくと安心です。
- 正規販売店から購入する
- 保証・サポートがあるかを確認する
- 不自然な誇大表現（“世界一”“永久保証”など）がある販売ページは避ける
また、レビュー評価も参考になりますが、個人の感想であることを忘れずに。
音質や装着感は人によって感じ方が異なるため、自分の使用環境に近いレビューを参考にしましょう。
ワイヤレスイヤホンを落とさないために
どんなイヤホンでも、扱い方次第で落下リスクは変わります。
日常で意識しておくと安心なポイントを最後にまとめます。
- 外すときは必ず両手でケーブルを持つ
- 首掛けしているときはマグネットで固定
- カバンの中では専用ポーチに入れる
- 長期間使う場合はケーブルの劣化にも注意
ちょっとした習慣で、落下や断線を防げます。
ワイヤレスイヤホンを落とさないひも付きタイプで快適な毎日を
完全ワイヤレス全盛の今でも、“ひも付き”は決して古い選択ではありません。
むしろ「落とさない」「なくさない」「長時間使える」という現実的なメリットがあります。
デザイン性・軽さ・音質、どれも進化しており、選び方次第で長く快適に使えるアイテムになります。
今回紹介した5モデルを参考に、自分のライフスタイルに合うひも付きタイプを選んでみてください。
落とさない安心感を手に入れて、音楽のある毎日をもっと快適に楽しみましょう。
