耳掛けタイプのワイヤレスイヤホンって、実は一度使うと戻れない人が多いんです。
「耳の穴が痛くならない」「ずっとつけてても違和感がない」「落ちにくい」──そんな声が増えているのには、ちゃんと理由があります。今回は、そんな耳掛けタイプの魅力と、長時間でも快適に使えるおすすめモデルを紹介します。
耳掛けタイプのワイヤレスイヤホンとは?
まず「耳掛けタイプ」ってどんなイヤホンなの?というところから。
カナル型やインナーイヤー型のように耳穴に差し込むタイプではなく、耳の上や後ろにフックを掛けて固定するスタイルのイヤホンのことです。
「イヤーフック型」や「イヤークリップ型」と呼ばれることもあります。
耳の形に合わせて掛けるだけなので、耳穴を塞がず圧迫感が少ないのが特徴。最近では“耳をふさがない”オープンイヤー構造のモデルも増えていて、音楽を聴きながら周囲の音も自然に聞こえるタイプもあります。
つまり、長時間でも疲れにくく、安全性や快適さを重視したい人にぴったりなんです。
耳掛けタイプのメリット:痛くならない・外れにくい・快適
耳掛けタイプのワイヤレスイヤホンが人気なのは、単に“珍しい形”だからではありません。
実際に使ってみると、その快適さに納得します。
1. 長時間でも耳が痛くならない
耳穴に差し込まないので、密閉型にありがちな「圧迫感」「こもり」「耳の蒸れ」が起こりにくい。
イヤーフック部分が柔らかいシリコンや樹脂で作られているモデルなら、耳上部にかかる負担も少なく、一日中つけても違和感がほとんどありません。
特に在宅ワークや通勤など「ながら聴き」が多い人にとって、この“痛くならなさ”は大きな魅力です。
2. 運動中でもズレにくい
耳に掛ける構造のおかげで、ランニングやジムトレーニングなど、体を動かしても落ちにくいのがポイント。
耳にしっかりフィットするので、激しく動いても安心感があります。
耳穴への負担を避けつつ、安定性を確保したい人にはベストバランスです。
3. 周囲の音が聞こえる
オープンイヤー設計のモデルでは、耳を塞がないため周囲の音も自然に聞こえます。
「自転車や通勤中に使いたい」「家事や子育てをしながら音楽を聴きたい」というシーンでも、安全かつ快適。
密閉型では得られない安心感があります。
耳掛けタイプのデメリットと注意点
もちろん完璧ではありません。
快適さと引き換えに、いくつかの注意点もあります。
- 遮音性が低い
耳を塞がない構造のため、静かな環境で音に集中したい人には物足りないことも。
ただし最近は音質面でも進化しており、LDAC対応や高解像度ドライバーを備えるモデルも登場しています。 - 耳掛け部の形が合わない場合がある
人によって耳の形や大きさが違うため、フックが当たって痛くなるケースも。
素材が柔らかいものや角度調整ができるタイプを選ぶと安心です。 - メガネ・マスクとの併用時は注意
ツルやゴムが重なる位置によっては干渉することがあります。
ただし、細めのフック設計や後ろ掛けタイプなら問題ない場合も多いです。
耳掛けタイプを選ぶときのポイント
1. フックの素材と柔軟性
硬いフックは耳を痛める原因になります。
柔軟なシリコンやゴム素材、または角度調整できるタイプがおすすめ。
可動式イヤーフックを採用しているモデルなら、フィット感を自分の耳に合わせられます。
2. 軽さ
片耳6g以下が目安。
軽いほど耳への負担が少なく、長時間でも快適です。
3. 防水・防汗性能
運動や屋外使用が多いなら、IPX5以上の防水等級をチェック。
汗や雨でも気にせず使えます。
4. バッテリー時間
充電ケース込みで40時間以上再生できるモデルもあります。
通勤・通学・仕事中に使うなら、長持ちするタイプが便利。
5. 音質とコーデック
Bluetooth 5.3やLDAC/AAC対応モデルを選ぶと、ワイヤレスでも高音質で安定した接続が可能です。
耳掛けタイプのワイヤレスイヤホンおすすめ10選
ここからは、実際に評価の高いおすすめモデルを紹介します。
価格帯や特徴が異なるので、自分のライフスタイルに合った一台を選んでください。
① Anker Soundcore Sport X20
防水性能IPX7で、ジムやランニングにも最適。
角度調整可能なイヤーフックを採用し、動いてもズレにくい。
LDAC対応で音質も良く、最大42時間再生可能とタフなモデルです。
② NAGAOKA BT832OWS
国内メーカーの安心感。
耳をふさがないオープンイヤー構造で、長時間でも快適。
軽量で自然な装着感が魅力です。
③ Shokz OpenFit 2
骨伝導で知られるShokzのオープンイヤーイヤホン。
音漏れを抑えつつ、耳を塞がない快適設計。
スポーツだけでなく、仕事中のBGM用途にも人気です。
④ EarFun OpenJump
耳掛け式+オープンイヤー構造で、外音が聞こえるながら聴き特化モデル。
IPX7防水、連続再生12時間と高スペック。
耳穴が痛くならないと評判。
⑤ Nothing Ear (open)
デザイン性と高音質を両立。
オープンイヤー構造でもクリアな低音再生が可能。
スタイリッシュでファッション性も高い。
⑥ MEES EarClip 完全ワイヤレスイヤホン
ユニークなイヤークリップ構造で、耳たぶに挟むように装着。
軽くて安定感があり、耳を圧迫しません。
価格も手頃で初めての耳掛けタイプとしておすすめ。
⑦ オーム電機 HP-W610N-K
リーズナブルな価格で、Bluetooth 5.3・防水対応。
軽量かつシンプルなデザインで、入門機に最適です。
⑧ Anker Soundcore Sport
スポーツ用途向け定番。
耐汗・防水仕様でズレにくく、パワフルな低音が特徴。
耳掛け型の安定した装着感は、運動中でも安心。
⑨ SONY Float Run
耳を塞がない“浮かせる”構造。
音漏れを抑えつつ開放的な音を実現。
約33gと軽量で、長時間装着にも強い。
⑩ JBL Soundgear Sense
ネックバンド一体型の耳掛けタイプ。
迫力のある低音と自然な外音取り込みが魅力。
長時間のリスニングや在宅ワークにぴったりです。
長時間でも痛くならない耳掛けタイプを快適に使うコツ
どんなに良いモデルでも、ちょっとした調整で快適度が大きく変わります。
・耳掛けの角度を調整して、圧迫感がない位置を探す
・1〜2時間ごとに一度外して耳を休ませる
・汗や皮脂がついたら、柔らかい布でフック部分を拭く
この3つを意識するだけで、長時間でも本当にストレスなく使えます。
まとめ:耳掛けタイプのワイヤレスイヤホンおすすめ10選!長時間でも痛くならないモデル
耳掛けタイプのワイヤレスイヤホンは、耳への優しさと安定性を両立した快適アイテムです。
特に「長時間使っても痛くならない」「周囲の音も聞こえて安全」「スポーツでも落ちにくい」という点で、多くのユーザーに選ばれています。
音楽を楽しみながら快適さも妥協したくない人は、ぜひ耳掛けタイプを試してみてください。
一度この装着感を体験すると、もう普通のイヤホンには戻れないかもしれません。
