最近、デスク周りをすっきりさせたい人や、サブPCを探している人の間で人気が高まっているのが「ミニPC」。
手のひらサイズで場所を取らず、しかも安価なモデルが増えてきました。
「でも安いと性能が心配…」という声もよく聞きます。
そこで今回は、安価でも高性能なミニPCを厳選して7機種ご紹介します。
実際の使い勝手や用途別の選び方のポイントもあわせてまとめました。
ミニPCが人気を集める理由
まず、なぜ今ミニPCが注目されているのか。
理由はシンプルです。「小さくても、思った以上に使える」からです。
かつての小型PCは、性能が低く“サブ機どまり”という印象がありました。
しかし最近ではCPUやメモリ、ストレージの進化によって、安価でも日常用途には十分なスペックを持つ製品が増えています。
特にIntel N100やN95、AMD Ryzenシリーズなどの省電力CPUは、オフィス作業や動画視聴ならストレスを感じないレベル。
加えて、電力消費も少なく、静音性に優れた設計のものも多いです。
コンパクトながら、HDMI・USB-C・LANなど必要な端子も揃っており、自宅でも仕事でも使える万能ミニPCとして人気が高まっています。
安価なミニPCを選ぶときのポイント
ミニPCを選ぶときに重視したいのは「価格」「性能」「使い方」のバランスです。
価格だけに注目して選ぶと、あとで「ちょっと物足りない…」となることも。
以下の3点を意識しておくと、失敗しにくくなります。
1. CPUとメモリの組み合わせを確認する
CPUはIntel N100・N95、またはAMD Ryzen 5～7クラスが主流です。
ネット閲覧や書類作成ならN100でも十分。
一方、画像編集や軽い動画編集もするならRyzenやCore i5以上のモデルを選ぶのがおすすめ。
メモリは最低でも8GB、できれば16GBあると快適です。
Chromeを開きながら資料作成や音楽再生など、同時作業でももたつきにくくなります。
2. ストレージと拡張性
ストレージはSSD（NVMe対応）が主流で、起動もサクサク。
256GBあれば日常使いには十分ですが、動画や写真を多く扱うなら512GB以上を。
ミニPCによってはM.2スロットを増設できるタイプもあります。
後で容量を増やしたい人は「拡張性あり」と明記されたモデルを選びましょう。
3. 端子・通信規格
USBポートの数や映像出力端子の種類もチェックポイント。
HDMI×2やUSB-C出力があれば、2画面・3画面での作業も可能です。
Wi-Fi 6やBluetooth 5.2対応のモデルなら、通信も安定します。
省スペース性を重視する人は、VESAマウント対応（モニター裏に固定できるタイプ）も便利です。
安価でも高性能！おすすめミニPC7選
ここからは、実際にコスパが高く、口コミ評価も良いモデルを7つ紹介します。
価格帯はおおむね1〜5万円台を中心にピックアップしています。
① GMKtec M5 Plus Mini PC
AMD Ryzen 7 5825U搭載というパワフルな構成で、動画編集やマルチタスクもスムーズ。
コンパクトながらも16GBメモリと512GB SSDを搭載し、余裕のある性能です。
省電力で静音性も高く、デスクトップの代替機としても十分。
価格は約4万円台で、コストパフォーマンス抜群です。
② GMKtec G3S Intel N95 ミニPC
Intel第12世代N95を搭載した人気モデル。
WebブラウジングやOffice操作ならストレスを感じません。
16GBメモリ／512GB SSD構成で、起動も速くスムーズ。
ファン音も静かで、在宅ワークにも向いています。
価格は約1.6万円前後と非常に手頃です。
③ Beelink EQ12 Mini PC N100 16GB/512GB
安価ミニPCの中でも人気の高いBeelinkブランド。
Intel N100搭載、16GBメモリ、512GB SSDと十分な構成で、起動も高速。
2.5GbE LANやWi-Fi 6対応など、ネットワーク性能も優秀です。
軽作業から動画視聴まで万能に使える、万人向けモデルです。
④ N95搭載ミニPC（2025年モデル）
最新のAlder Lake-N95 CPUを採用したコスパモデル。
省電力ながら4コア4スレッドで、日常作業を快適にこなせます。
小型筐体でテレビ裏にも設置可能。
在宅ワークや家族共有PCとして人気を集めています。
実売価格は約2万円台です。
⑤ Intel N4000搭載 ミニPC
超低価格で導入できる入門モデル。
メモリ8GB、SSD256GB構成で、ネットや文書作成中心なら十分。
ファンレス設計で静音性も高く、常時稼働にも向いています。
価格は約1.5万円前後で、「まずミニPCを試したい」人に最適です。
⑥ 超廉価ミニPC Windows11搭載モデル
約1万円前後で購入できる超低価格モデル。
CeleronクラスのCPUを搭載し、家庭のサブPCや子ども用学習機にも人気。
電力消費が少なく、長時間稼働しても安心です。
とにかくコストを抑えたい人向けのエントリー機です。
⑦ ミニPC 小型デスクトップ Celeronモデル
シンプルな構成ながらWindows 11をプリインストール済み。
インターネット閲覧、メール、動画再生など軽い用途に十分対応。
静音性が高く、常時つけっぱなしでも気になりません。
価格は1万円前後で、リビング用やキッチン用PCにもおすすめです。
どんな用途に向いている？
安価なミニPCといっても、使い方次第で印象が大きく変わります。
主な用途をいくつか紹介します。
- 在宅ワーク・資料作成用
→ N95・N100搭載モデルなら十分。デュアルディスプレイ環境も快適。 - 動画視聴・ストリーミング端末
→ ファンレス・省電力タイプが便利。テレビ裏に設置してリモート操作も可能。 - 子どもの学習・プログラミング練習用
→ CeleronやN4000搭載の廉価モデルで十分対応。 - 軽いゲームや画像編集
→ Ryzen 5〜7搭載モデルなら、軽めの編集やインディーゲームも快適です。
安価ミニPCを長く快適に使うコツ
- Windowsアップデートは定期的に行う
→ パフォーマンスとセキュリティを維持できます。 - 不要アプリを削除して軽量化
→ 動作がさらにスムーズになります。 - 発熱対策を意識する
→ 通気性のいい場所に置くことで、寿命が延びます。 - 外付けストレージを活用
→ データ容量を気にせず使えます。
まとめ：安価なミニPCでも「使える時代」になった
数年前までは「安いミニPC＝性能が低い」というイメージがありました。
しかし今は、2〜4万円台でも十分に使える高性能モデルが多数登場しています。
特にIntel N100／N95、Ryzenシリーズを搭載した製品は、オフィス作業や動画視聴なら快適そのもの。
しかも省スペース・静音・省電力で、設置場所を選びません。
これからミニPCを購入するなら、
「どんな用途に使いたいか」を明確にし、
CPU・メモリ・端子・拡張性をバランスよく選ぶのがポイントです。
あなたの生活スタイルにぴったりの1台を、ぜひ見つけてみてください。
以上、「安価なミニPCのおすすめ7選！低価格でも高性能な人気モデルを厳選紹介」でした。
