あなたもこんな経験、ありませんか?
メモをしようと思って文章を長押ししたのに、なぜかリンクが開いちゃった。
SafariのアドレスバーでURLを全選択しようとしたけど、メニューすら出てこない。
LINEで友達のメッセージをコピーした瞬間、相手に既読がついて気まずい……。
「iPhone、コピーひとつでなんでこんなに苦労するの?」
そう思う気持ち、すごくわかります。私もAndroidからiPhoneに乗り換えたばかりの頃は、毎日のようにイライラしてました。
でも、原因を知ればほとんどは解決します。
この記事では、あなたが今まさに困っている「コピーできない」「全選択できない」問題を、アプリごと・状況ごとにズバッと解決していきます。
「自分だけ?」「操作が悪いのかな?」という不安、今日で終わりにしましょう。
iPhoneの「コピー」「全選択」がうまくいかない3つの根本原因
まず知っておいてほしいのは、あなたの指が悪いわけじゃないってこと。
iPhoneのテキスト選択って、実はすごく“繊細”なんです。
しかも、Androidと操作ルールが根本的に違う。
原因1:AndroidとiPhoneでは「操作哲学」が真逆
Androidは「画面上部に編集ボタンを置く」スタイル。
でもiphoneは「ポップアップメニューを呼び出す」スタイル。
だから「ボタンを探そう」とすると見つからない。
「ここを押し続ければ出てくる」という信頼が必要なんです。
原因2:「全選択」は常に表示されるとは限らない
これ、けっこう衝撃的事実なんですけど。
iPhoneの「全選択」ボタンは、アプリが「今、編集中ですよ」と認識しているときしか出ません。
つまり、すでに確定したメッセージや、編集モードじゃないテキストを長押ししても、「全選択」という文字が出ないことがある。
これはあなたの操作ミスじゃなくて、iOSの仕様なんです。
原因3:アプリごとに実装がバラバラ
純正メモとLINE、Safari、Twitter(X)……。
どれも「iPhoneアプリ」だけど、テキスト選択の挙動はぜんぜん違います。
つまり、「どんなアプリでも同じやり方でOK」は幻想。
だからこそ、アプリ別の攻略法がめちゃくちゃ重要になってきます。
【基本のキ】もう迷わない!iPhoneのテキスト選択・全選択・コピー操作おさらい
まずは基本形から。
これを知っておくだけで、9割の場面は対応できます。
シングルタップ:カーソルを置く
ダブルタップ:単語を選択
トリプルタップ:段落(文章のまとまり)を選択 ← ここ、意外と知られてない!
長押し:編集メニュー(コピー/ペースト/全選択)を表示
ハンドル(青いピン)をドラッグ:選択範囲を手動で調整
この中で最速で全選択するなら、トリプルタップがおすすめ。
メモアプリやメールでは、3回すばやくタップするだけで文章が全部選べます。
ただし、これが効かないアプリもある。
だから次からはアプリ別の対策を本気で掘り下げます。
【アプリ別①】Safariのアドレスバーで全選択できない問題
これ、めっちゃ多い相談です。
状況:URLを全選択して新しい検索ワードを入れたいのに、「選択」「全選択」が出ない。ペーストしか出ない。そもそもメニューが出ない。
原因:Safariのアドレスバーは、普通のテキストボックスとは別物。
Appleが特別にカスタマイズしていて、標準の編集メニューを出し渋る仕様なんです。
解決策:
- アドレスバーを1回タップ(キーボードが出る)
- もう一度アドレスバーを長押し(1回目のタップ直後、キーボードが出た状態でOK)
- メニューから「すべてを選択」をタップ
これでほぼ出ます。
どうしても出ないときは、アドレスバー内の文字をダブルタップで単語選択 → 青いハンドルを左端までぐーっとドラッグ → 右端までドラッグ。
物理作業ですが、確実です。
【アプリ別②】LINEでコピーすると既読がついてしまう
これはもう、iPhoneユーザーの永遠の悩みですね。
状況:大事なメッセージを保存したい。でも長押しした瞬間、相手に「既読」がつく。未読のままコピーできないの?
原因:LINEアプリは、メッセージに触れた時点で既読とみなします。長押しも「触れた」に含まれる。
解決策(3つ):
① 機内モードを使う
- コントロールセンターから機内モードをオン
- LINEを開いて、コピーしたいメッセージを長押し → コピー
- ホームボタン(または画面下から上にスワイプ)でLINEを閉じる
- 機内モードをオフ
これで相手に既読はつきません。
② 通知センターからコピー
- ロック画面や通知センターに届いたLINEの通知を長押し(Haptic Touch)
- メッセージがプレビュー表示されるので、そこを長押し → コピー
これもアプリを開かないので、既読になりません。
③ どうしても未読キープしたいなら
コピーじゃなくてスクリーンショット。画質は落ちますが、確実です。
【アプリ別③】純正メモで「全選択」したのに一部しか選べない
状況:長いメモを書いてて、全部コピーしようとしたら、途中までしか選択されない。
原因:メモアプリ内にチェックリスト、表組み、手書き、画像が混ざっていませんか?
これらが混在すると、iPhoneは「テキストだけ」を連続して選択するのが苦手なんです。リッチテキスト要素が壁になって、選択範囲がそこでストップしちゃう。
解決策:
- メモを開いたら、編集アイコン(ペン先マーク)をタップ
- 画面の何もないところを長押し → メニューから「すべてを選択」
(これでテキスト要素だけ一括選択されます) - それでもダメなら、左上の「…」ボタン → 「すべてを選択」が最強
もし書式が崩れてもいいなら、共有ボタン(四角から矢印が出てるやつ) → 「コピー」でもOKです。
【アプリ別④】PDFや画像の中の文字がコピーできない
これは「ライブテキスト」で解決します。
条件:iphone XS / XR 以降(A12 Bionic以降のチップ搭載機種)
やり方:
- 写真アプリやファイルアプリでPDF・画像を開く
- 右下にあるライブテキストアイコン(四角と線のマーク)をタップ
- 画面上のテキストが選択できるようになる
- あとは通常のテキストと同じようにコピー・全選択OK
これ、けっこうすごい精度です。
手書きの文字でも、ある程度読めちゃいます。
「指が大きくて選択しづらい」「長押しがつらい」あなたへ
ここからは、「iPhoneの標準操作がそもそも難しい」と感じている人に向けて書きます。
「ハンドル小さすぎ問題」
「長押ししてる間に手が震える問題」
「選択範囲が指で隠れて見えない問題」
これ、あなたのせいじゃありません。
iPhoneに、あなたが合わせる必要もありません。
なぜなら、Apple自身が別の操作方法を用意しているからです。
AssistiveTouch(アシスティブタッチ)でワンタップ化
設定 → アクセシビリティ → タッチ → AssistiveTouch をオン。
画面に白い丸いボタンが出てきます。
このボタンに「すべてを選択」「コピー」「ペースト」を登録すれば、長押し不要。ボタンをポンと押すだけで全選択できます。
設定手順:
- AssistiveTouchをオンにする
- 「カスタマイズ」→「トップレベルメニュー」
- アイコンの数を増やして、「すべてを選択」と「コピー」を追加
もう長押しでイライラしなくて済みます。
音声で操作する(音声コントロール)
これ、想像以上に快適です。
設定 → アクセシビリティ → 音声コントロール をオン。
そうすると、声だけでテキスト操作ができるようになります。
- 「テキストを選択して」
- 「すべてを選択」
- 「それをコピー」
指を使わなくていい。
手が濡れてるとき、手袋してるとき、料理中でも使えます。
もっと便利に!サードパーティアプリの活用
「iPhoneの標準クリップボード、1つしか覚えてくれないの、なんとかならない?」
なります。
クリップボード履歴アプリ
iPhoneは標準では直近1件のコピーしか保存できません。
でも、専用アプリを入れると過去にコピーした数十件を保存できます。
おすすめアプリ:
- Copied(評価4.7)
シンプルで使いやすい。iCloud同期もできる。 - Paste
Macと連携したい人に。デザインが美しい。 - Microsoft SwiftKeyキーボード
キーボードアプリですが、クリップボード履歴機能が内蔵されています。
キーボード上の「…」から履歴が呼び出せるので、「アプリを行ったり来たりしたくない」人に最適。
※注意:銀行アプリやパスワード入力欄では、サードパーティキーボードは使えない場合があります。その場合は標準キーボードに自動で切り替わります。
【永久保存版】状況別・最速全選択まとめ
ここまで読んだあなたは、もう「コピペで迷う自分」にサヨナラできます。
最後に、この記事だけで全部わかる、状況別の最速ルートをまとめます。
メモ・メールの長文を全選択したい
→ トリプルタップ(3回タップ)
SafariのURLを全選択したい
→ タップ→長押し→「すべてを選択」
LINEを未読のままコピーしたい
→ 機内モード or 通知の長押し
チェックリスト入りメモを全選択したい
→ 編集マーク→「…」→「すべてを選択」
画像やPDF内の文字をコピーしたい
→ ライブテキストアイコンをタップ
長押しがしんどい・うまくできない
→ AssistiveTouchに「すべてを選択」を登録
声だけで操作したい
→ 音声コントロールをオン
コピー履歴を使いたい
→ Copied か SwiftKey を導入
もう「iPhone、コピーしづらい」とは言わせない
最初に言いました。
「あなたの指が悪いわけじゃない」って。
iPhoneのコピー・全選択は、確かにちょっとクセがある。
でも、そのクセさえわかってしまえば、むしろAndroidより速く正確にテキスト処理できるようになります。
この記事で紹介した13の方法は、どれも実際に私が何度も失敗して、試行錯誤して見つけたものばかりです。
もし今日、あなたがコピー操作でイライラしたなら、明日はぜひAssistiveTouchのカスタマイズかトリプルタップを試してみてください。
それだけで、iPhoneとの付き合い方がちょっとだけ、いや、かなりラクになりますから。
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もちろん、全選択して、ね。
