「iPhone SEって、コンパクトって聞くけど、実際どれくらいの大きさなんだろう?」
「昔のSEを使っているけど、新しいのに買い替えたら大きくなりすぎないか心配…」
こんな風に、iPhone SEの「大きさ」について気になっていませんか?
実はiPhone SEと一口に言っても、その大きさは世代によってかなり違うんです。今やiPhone SEの名前で呼ばれるモデルには、手のひらにすっぽり収まる超小型から、最近の標準サイズに近いものまで、実は3種類の「大きさ」が存在しています。
この記事では、歴代のiPhone SEを実際のサイズ感と使い心地から徹底比較。それぞれの特徴をわかりやすく解説していきます。最後まで読めば、あなたの手の大きさや使い方にぴったりのiPhone SEがきっと見つかるはずです。
そもそもiPhone SEって? 3つの「大きさ」の違い
まずは基本からおさらいしましょう。iPhone SEは、Appleが提供する比較的お手頃価格帯のモデルで、最新の性能をコンパクトなボディに詰め込むことをコンセプトとしています。
しかし、この「コンパクト」の定義が時代とともに変化してきたのがポイント。現在、市場には実質的に3種類の大きさの「iPhone SE」が存在しています:
1. 超小型サイズ:初代iPhone SE
2. スタンダードコンパクトサイズ:第2世代/第3世代iPhone SE
3. 新型エントリーサイズ:iPhone 16e(事実上の後継機)
それぞれが全く異なる筐体デザインとサイズを持っているんです。数値だけを見てもわかりにくい、実際の使い心地を含めて詳しく見ていきましょう。
超小型サイズ:初代iPhone SEのリアルな使い心地
まずは2016年に発売された初代iPhone SEから。これは今見ると、まさに「超小型」と呼ぶにふさわしいサイズ感です。
具体的なサイズ:
- 高さ:123.8mm
- 幅:58.6mm
- 厚さ:7.6mm
- 重量:113グラム
- 画面サイズ:4インチ
実際の使用感はこんな感じ:
今でも初代SEを使い続けている愛好家がいる理由がわかります。片手で完全に操作しきれる稀有なスマートフォンです。親指が画面の隅々まで届くので、もう一方の手がふさがっていても全く問題ありません。
ポケットに入れてもほとんど存在を感じさせない軽さと小ささ。ジーンズの小さな前ポケットにもすんなり収まります。バッグの中でも場所を取らないので、女性の小さなハンドバッグにも最適です。
ただし、現代的な使用にはこんな制約も:
4インチの画面は、現代のウェブサイトやアプリを快適に見るには少し小さすぎます。動画を見るときは文字が読みづらく、ゲームをプレイするにも画面が狭く感じるでしょう。
性能面でも最新のOSやアプリの要求を満たすのは難しくなってきています。もしあなたが「とにかく最小最軽量を追求したい」というのでなければ、メイン端末として使うのは現実的ではなくなってきています。
バランスの取れたコンパクト:第2世代/第3世代iPhone SE
次に、現在多くの人が「iPhone SE」としてイメージする、こちらのサイズです。第2世代(2020年発売)と第3世代(2022年発売)は外観とサイズが同一です。
具体的なサイズ:
- 高さ:138.4mm
- 幅:67.3mm
- 厚さ:7.3mm
- 重量:第2世代148g、第3世代144g
- 画面サイズ:4.7インチ
絶妙なバランスが魅力:
これはかつてのiPhone 8と同じサイズ感です。片手での基本的な操作は十分可能で、多くの人にとって「取り扱いやすさ」と「画面の見やすさ」の絶妙なバランスが取れています。
4.7インチの画面は、日常的なメールやSNS、ウェブ閲覧には十分な大きさ。ポケットに入れてもそれほどかさばらず、片手で使える安心感があります。
第2世代と第3世代の見た目の違いはほとんどありませんが、中身は大きく進化:
特に第3世代iPhone SEは、当時最新だったiPhone 13シリーズと同じA15 Bionicチップを搭載し、5G通信にも対応。性能面では大きな飛躍を遂げています。
外観は変わらず、使い慣れたホームボタンとTouch IDをそのままに、最新の性能が手に入る——これがこの世代の最大の魅力です。
コンパクトからの脱却:iPhone 16eの新型サイズ
2025年に登場したiPhone 16eは、価格帯や位置付けが従来のSEシリーズに近いことから、事実上の後継機と見なされることもあります。しかし、そのサイズは従来の「コンパクト」の概念を一新しました。
具体的なサイズ:
- 高さ:146.7mm
- 幅:71.5mm
- 厚さ:7.80mm
- 重量:167グラム
- 画面サイズ:6.1インチ
大きさの変化は想像以上:
6.1インチという画面サイズは、第3世代SEの4.7インチと比べて約30%も大きい計算になります。筐体の大きさも明らかに一回り以上大きくなっています。
片手でのフル操作はほぼ難しく、画面の上部に手を伸ばすときは、もう一方の手で支える必要が出てくるでしょう。
その代わりに得られるメリットも:
動画視聴やゲーム、ウェブサイトの閲覧体験は段違いです。文字が読みやすく、没入感もまったく違います。最新のフルスクリーンデザインを採用しているので、画面に対してボディの大きさは最小限に抑えられています。
「コンパクトさよりも、大画面での快適な体験を優先したい」——そんな人にはぴったりの選択肢です。
意外な事実:iPhone 13 miniはSEより小さい?
「小さなiPhone」を探しているなら、忘れてはいけないのがiPhone 13 miniです。実は、画面が大きいにもかかわらず、本体はSE(第2/3世代)よりもコンパクトという驚きの事実があります。
iPhone 13 miniのサイズ:
- 高さ:131.5mm(SEより約7mm短い!)
- 幅:64.2mm(SEより約3mm狭い!)
- 重量:140グラム
- 画面サイズ:5.4インチ(SEより0.7インチ大きい)
魔法のような設計:
どうしてこんなことが可能かというと、画面の周りにベゼル(枠)がほとんどないフルスクリーンデザインを採用しているからです。画面は大きいのに、本体はより小さい——技術の進歩を感じますね。
純粋に「本体の小ささと軽さ」を求めるなら、iPhone 13 miniは歴代でもトップクラスのコンパクトさを誇ります。
ただし、大きなトレードオフが:
miniシリーズにはあの懐かしいホームボタンがありません。すべての操作は画面のジェスチャーで行います。Touch IDではなく、Face ID(顔認証)を採用しています。
「どうしてもホームボタンがいい」「指紋認証の方が好き」という人には、この違いは非常に大きいでしょう。
実際に手に取ったときの感覚:サイズ比較の本質
スペック表の数値だけではわからない、実際の使用シーンごとの違いを見ていきましょう。
携帯性・片手操作性で比較:
- 圧倒的な片手操作性:初代SE
- 本体の小ささなら:iPhone 13 mini
- バランス型:第2/3世代SE
- 標準サイズ:iPhone 16e
満員電車で吊り革につかまりながら、片手でメッセージを打つ——そんなシチュエーションでは、初代SEや13 miniのコンパクトさは大きなアドバンテージになります。逆に、16eではほぼ不可能と言っていいでしょう。
画面の見やすさ・没入感で比較:
- 大画面で没入感抜群:iPhone 16e
- コンパクトながら十分な画面:iPhone 13 mini
- 日常使用に十分:第2/3世代SE
- 現代ではやや物足りない:初代SE
動画をよく見る人、ゲームをプレイする人、PDF資料を読むことが多い人——そんな方々には、画面の大きさは非常に重要な要素です。16eの6.1インチ画面は、4.7インチのSEとは体験がまったく違います。
あなたにぴったりのiPhone SEの大きさの選び方
ここまで読んで、どのモデルが気になりましたか? 最後に、あなたの生活スタイルに合わせた選び方をご紹介します。
こんな人には第3世代iPhone SEがおすすめ:
- ホームボタンとTouch IDに愛着がある
- 片手で使えるサイズ感を大切にしたい
- 最新の性能は欲しいけど、予算は抑えめに
- ポケットや小さなバッグにすっと収まるサイズがいい
第3世代iPhone SEは、伝統的な操作性と現代的な性能のバランスが最も取れたモデルです。特に、iPhone 8以前のモデルから乗り換える人には、違和感なく使えるでしょう。
こんな人にはiPhone 16eが合っている:
- 画面の大きさと見やすさを最優先したい
- 最新のフルスクリーンデザインが好き
- 動画視聴やゲームをよくする
- ホームボタンには特にこだわらない
従来のSEユーザーが16eに移ると、最初はその大きさに驚くかもしれません。しかし、一度大きな画面の快適さを味わうと、もう小さな画面には戻れなくなるかもしれませんよ。
小ささを追求するならiPhone 13 miniも検討を:
残念ながら現在は生産終了していますが、中古市場などではまだ手に入ります。
- とにかく本体を最小最軽量にしたい
- フルスクリーン操作にも慣れている
- Face IDで問題ない
本体の小ささにおいては、未だに最高峰のモデルです。
初代SE愛好家へのアドバイス:
初代SEを使い続けているあなた。いざ機種変更を考えると、どのモデルも「大きく感じる」かもしれません。第3世代SEでさえ、高さは約1.5cm、幅は約1cm大きいのです。
一番いいのは、実際に店頭で手に取ってみること。画面の大きさに得られる快適さと、本体サイズの扱いやすさ——そのトレードオフを実感できるはずです。
まとめ:iPhone SEの大きさ比較でわかった本当に大事なこと
iPhone SEの大きさ比較を通じて見えてきたのは、単なる「大きい・小さい」ではなく、「どのような体験を優先するか」という選択の重要性です。
- 伝統的な操作性を大切にするなら → 第3世代iPhone SE
- 最新の大画面体験を求めたいなら → iPhone 16e
- 本体の小ささを最優先するなら → iPhone 13 mini(中古)
- 今も変わらぬコンパクトさにこだわるなら → 初代SE(ただしメイン端末としては非現実的)
それぞれのiPhone SEの大きさには、明確なメリットとトレードオフがあります。そして意外なことに、最もコンパクトな本体を持っているのは、実はSEシリーズではなくiPhone 13 miniだったりします。
でも、忘れてはいけないのが「ホームボタンへの愛着」という、数値では測れない要素。いくら本体が小さくても、操作感が自分に合わなければ満足はできません。
最終的には、あなたの手の大きさ、日常的な使い方、そして何よりも「これが心地いい」という直感を信じて選ぶのが一番。どのモデルにも、それを作ったAppleの「これがベストだ」という信念が込められているはずですから。
iPhone SEの大きさ比較は、単なる寸法の違いではなく、あなたのライフスタイルに合ったスマートフォンのあるべき姿を探す旅なのかもしれません。
