自宅にプリンターがなくても大丈夫。今すぐスマホから書類や写真をプリントしたいなら、コンビニ印刷が一番の味方です。
この記事では、iphoneからセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンで印刷する方法を、実際の画質の違いからよくある失敗の回避法まで、とことんわかりやすく解説します。
コンビニ印刷3大チェーンを徹底比較
コンビニ印刷は「ネットプリント(セブン)」と「ネットワークプリントサービス(ファミマ・ローソン)」の2つの方式に大きく分かれ、それぞれ特徴が違います。
まずは、目的別にどこを選ぶべきか、基本情報から見ていきましょう。
セブンイレブン印刷の特徴
・ 代表アプリ:「かんたんnetprint」「netprint」「セブンイレブン マルチコピー」
・ 最大の強み:WordやExcel、PowerPointといったMicrosoft Officeファイルを直接アップロードして印刷できる
・ 印刷色味の傾向:クリアで青みがかった発色。元の画像に忠実な仕上がりが多い
・ 写真印刷のL判:1枚40円
・ 特長機能:証明写真、インデックス印刷などに対応
ファミリーマート・ローソン印刷の特徴
・ 代表アプリ:「ファミマネットワークプリント」「PrintSmash」
・ 基本サービス:ウェブブラウザから直接アップロードできる「ネットワークプリントサービス」(会員登録不要)
・ 印刷色味の傾向:赤みや黄色味が強く、温かみのある発色
・ 写真印刷のL判:1枚30円(セブンより約25%お得)
・ 特長機能:シール印刷やポスター印刷にも対応する店舗あり
目的別!最適なコンビニ選びの結論
迷ったときは、このように選ぶのが失敗しません。
「仕事の書類やPDFをキレイに印刷したい」あなたにはセブンイレブン
Officeファイルをそのまま送れる「かんたんnetprint」アプリは、ビジネスユーザーに最も適しています。アップロードから24時間以内なら、全国のセブンイレブンでいつでも印刷可能。急な打ち合わせ資料の印刷にも強い味方です。
「とにかく安く写真を現像したい」あなたにはファミマ・ローソン
L判30円は主要チェーン中最安値クラス。スマホにたまった思い出の写真を、気軽に現像したいときにはうってつけです。ただし、色味がやや赤みがかる傾向は覚えておきましょう。
「写真の画質と発色にこだわりたい」あなたにはセブンイレブン
セブンの印刷は色の再現性が高く、特に青や緑が鮮やかに出ます。大切な一枚をキレイに残したい旅行写真や記念写真には、セブンでの印刷がおすすめです。「セブンイレブン マルチコピー」アプリを使えば、写真のレタッチや証明写真作成も可能です。
iphoneからセブンイレブンで印刷する実践手順
ここからは、実際にiphoneからコンビニで印刷する具体的な方法を解説します。まずは最もスタンダードなセブンイレブンから。
ステップ1:アプリのインストールとファイル選択
まずはApp Storeから「かんたんnetprint」をインストールします。アプリを開いたら、画面中央下の「+」ボタンをタップ。
印刷したいファイルを選択します。対応しているのは、
- PDFファイル
- Microsoft Officeファイル(Word、Excel、PowerPoint)
- 画像ファイル(JPEG、PNG)
ファイルはiphoneの「ファイル」アプリやiCloud Drive、Google Drive、Dropboxなどから直接選べます。
ステップ2:印刷設定と登録
ファイルを選んだら、印刷設定を行います。
- カラー/白黒の選択
- 用紙サイズ(A4、B5、はがきなど)
- 部数
- 片面/両面印刷
設定が終わったら「登録」ボタンをタップ。これでファイルがアップロードされます。
ステップ3:店頭での印刷操作
登録が完了すると、画面に「プリント予約番号(8桁)」と「QRコード」が表示されます。
この画面のまま、最寄りのセブンイレブンへ。マルチコピー機の画面で「プリント」→「ネットプリント」を選択します。
あとは表示されたQRコードを機械にかざすか、8桁の予約番号を入力するだけで印刷が始まります。データは登録から24時間有効なので、その日のうちならいつでも印刷可能です。
ファミリーマート・ローソンで印刷する方法
次に、ファミリーマートとローソンでの印刷方法を見ていきましょう。こちらはアプリがなくてもウェブブラウザから利用できます。
方法1:ウェブサイトを使う(会員登録不要)
- Safariなどのブラウザで「ネットワークプリントサービス」と検索して公式サイトへアクセス
- 「会員登録なしで利用する」を選択
- 印刷したいファイルをアップロード(iphoneの「ファイル」アプリから選択可能)
- 発行された「ユーザー番号」をメモする(データは最大8日間保存可能)
- 店舗のマルチコピー機で「プリントサービス」→「ネットワークプリント」を選択し、ユーザー番号を入力
方法2:専用アプリを使う
ファミリーマートなら「ファミマネットワークプリント」、ローソンでは「PrintSmash」アプリを利用すると、より便利に印刷できます。アプリでは写真の補正やフィルター加工、証明写真の作成などが可能です。
こんなときどうする?トラブルシューティング
コンビニ印刷で最も多いトラブルが「Wi-Fi接続ができない」問題です。ほとんどの場合、接続方法を少し工夫するだけで解決できます。
店頭でWi-Fiに繋がらないときのチェックリスト
- 接続するネットワークを確認:接続すべきは店舗のフリーWi-Fi(例:7SPOT)ではなく、マルチコピー機自体が発信する専用Wi-Fiです。「KYOCERA_MULTICOPY_XX」のような名前を探してください。
- iphoneの位置情報設定を確認:「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」で、使用している印刷アプリの権限が「許可」になっているか確認します。
- 保存済みネットワークを削除:以前に同じ機械に接続したことがある場合、「設定」→「Wi-Fi」で該当のネットワークを選択し「このネットワークを削除」をタップ。改めて手動で接続し直します。
- コピー機の操作:コピー機の画面に「Wi-Fi再起動」や「接続し直す」ボタンがあれば、それをタップして再接続を試みます。
その他のよくある問題と解決法
・ ファイルがアップロードできない
→ ファイルサイズを確認(セブン系アプリは10MBまたは30MBまで)。大きすぎる場合は、PDFを圧縮するか、解像度を下げて再度試みてください。
・ 印刷がうまくいかない
→ 暗号化されたPDFは印刷できない場合があります。パスワードを解除してからアップロードしましょう。
アプリ選びのポイントと便利な使い分け
セブンイレブンだけを見ても、アプリによって機能が違います。自分の使い方に合わせて選ぶのが賢い使いこなしのコツです。
「かんたんnetprint」が向いている人
- ユーザー登録をせずにすぐ印刷したい
- 基本的に1回だけ印刷すれば十分
- Officeファイルを印刷することが多い
「netprint」が向いている人
- ユーザー登録をして30日間の長期保存を利用したい
- 同じデータを後日また印刷する可能性がある
- 発行した予約番号を家族や同僚と共有したい
「セブンイレブン マルチコピー」が向いている人
- 写真の印刷・現像がメイン
- 証明写真やましかく印刷をよく利用する
- PDFを小冊子のように製本して印刷したい
コンビニ印刷をスマートに使いこなすプロのコツ
最後に、より快適にコンビニ印刷を利用するためのちょっとした知恵を共有します。
事前準備でストレスフリー
- 緊急時用にあらかじめ主要なアプリをインストールしておく
- クラウドサービス(iCloud Drive、Google Drive)に印刷しそうなファイルを整理しておく
- セブンイレブンの「かんたんnetprint」とファミマの「ファミマネットワークプリント」の両方を持っておくと、状況に応じて使い分け可能
コスト削減のテクニック
- 白黒で十分な書類はモノクロ印刷で(A4で10円の差)
- 大量に印刷する場合は、セブンの「netprint」で30日間有効なデータを活用して一括印刷
- 写真はファミマ・ローソンのL判30円を活用
画質にこだわるなら
- 写真印刷は、セブンの「セブンイレブン マルチコピー」アプリで印刷設定を調整
- 画質設定を「高画質」に変更(店舗の機械によるが対応機種あり)
- 元の画像の解像度が低い場合は、無理に引き伸ばさず、そのサイズで印刷する
iPhoneコンビニ印刷で毎日をもっと便利に
iphoneからコンビニで印刷する方法は、慣れてしまえば本当に簡単。一度コツをつかめば、自宅にプリンターがなくても、もう印刷で困ることはありません。
出先で急ぎの書類が必要になったとき、子供の宿題をプリントしたいとき、スマホにたまった写真をアルバムに残したいとき。コンビニ印刷は、そんな「今すぐ」を叶えてくれる心強いテクノロジーです。
この記事が、あなたの「印刷したい」を「印刷できた!」に変える一助となれば幸いです。まずは一番使いやすそうな方法から、ぜひ試してみてください。
