「あのサイト、また探すの面倒…」
「iPhoneでいつも見るページ、もっとすぐ開けないかな?」
こんな風に思ったことはありませんか? その悩み、iPhoneのSafariに標準で備わっている「お気に入り」機能を使いこなせば、あっという間に解決できます。
実はこの「お気に入り」、ただのブックマークとは一線を画す、とっておきの時短ツール。登録したサイトをブラウザを開いた瞬間にワンタップでアクセスできるようにしてくれる、超便利な機能なんです。
この記事では、iPhone Safariの「お気に入り」にサイトを登録する基本的な方法から、多くの人が知らない便利なカスタマイズ術、そして「ブックマーク」との賢い使い分けまで、明日から使える実践テクニックを余すところなくご紹介します。読み終わる頃には、あなたのネット閲覧が格段にスムーズになっていることでしょう。
iPhoneの「お気に入り」は特別なブックマークフォルダ
まず、多くの方が混同しがちな「お気に入り」と「ブックマーク」の関係をはっきりさせましょう。
一言でいうと、「お気に入り」は「ブックマーク」の中のひとつの「特別なフォルダ」です。ブックマーク機能は、ウェブページのリンクを保存しておく大きな引き出し。その中に、「仕事用」「趣味用」など、自分で作る様々なフォルダと並んで、「お気に入り」という名前の最初からあるフォルダがある、というイメージです。
この「お気に入り」フォルダが特別な理由は、Safariで新規タブを開いたときの画面(スタートページ)に、中身が直接ピン留め表示されるから。ブックマークメニューを開いて探す手間が一切ありません。デスクトップのショートカットアイコンのように、すぐにアクセスできる最も便利な位置に置かれる、というわけです。
3ステップで完了! お気に入り登録の基本操作
では、具体的な登録方法を見ていきましょう。驚くほど簡単です。
- サイトを開いて共有ボタンをタップ
Safariでお気に入りに追加したいページを表示したら、画面下部中央にある共有ボタン(四角から矢印が飛び出しているアイコン)をタップします。 - メニューから「お気に入りに追加」を選択
画面下部または上部に現れるメニューの中から、「お気に入りに追加」という項目を探してタップします。もし一覧にすぐに見当たらなければ、メニューを横にスクロールしてみてください。 - (必要に応じて)名前を編集して保存
最後に、登録する際の名前を確認する画面が表示されます。長すぎる名前は後で見づらいので、ここでシンプルな名前に編集しておくのがおすすめです。「保存」をタップすれば、登録完了です。
これだけです! 試しにSafariの画面を一度閉じ、もう一度開いて新規タブを作ってみてください。先ほど登録したサイトのアイコン(またはサイト名の頭文字)が、スタートページに表示されていませんか? これが「お気に入り」の威力です。
「お気に入り」を整理整頓! 並べ替えと削除の方法
登録するのは簡単ですが、どんどん増えていくと今度はごちゃごちゃしてしまいますよね。ここからは、管理と整理の方法をご紹介します。
- 並べ替え(順番を変える)
新規タブのスタートページ上で、アイコンを長押ししたまま指をスライドさせると、アイコンが浮き上がって動かせる状態になります。そのまま好きな位置までドラッグして指を離せば、順番を変更できます。よく使うものは左上に集めておくと、さらにアクセスが速くなります。 - フォルダを作って分類する
登録数が多くなってきたら、フォルダでグループ分けするのが鉄則です。スタートページ上のアイコンを長押し→「編集」を選択、またはブックマークメニュー(本の形のアイコン)から「お気に入り」フォルダを開き、「編集」→「新規フォルダ」で作成します。「ニュース」「レシピ」「仕事」など、自分なりのカテゴリーを作ると、スッキリ探しやすくなります。 - 編集と削除
不要になったり、間違えて登録してしまったサイトは、簡単に削除できます。- スタートページ上のアイコンを長押し→「削除」をタップ。
- または、ブックマークメニュー内で、削除したい項目を左にスワイプすると「削除」ボタンが現れます。
知っていると得する! お気に入り活用の応用ワザ
ここからは、基本を押さえた上で、あなたの「お気に入り」ライフをさらに豊かにする応用テクニックをご紹介します。
1. スタートページをカスタマイズしてアクセス性を最大化
実は、新規タブのスタートページに「お気に入り」を表示するかどうかは、設定でオンオフできます。もし表示されていない場合は、以下の手順で確認してみてください。
「設定」アプリ → 「Safari」をタップ → 「スタートページ」セクションを見つけます。
ここにある「お気に入り」のスイッチがオン(緑色)になっていることを確認しましょう。これをオンにしておくことが、お気に入り機能を活用する大前提です。
2. iCloudで全てのAppleデバイスを同期
iphoneで登録したお気に入りを、あなたのiPadやMacでも同じように使いたいと思いませんか? それは「iCloud」を使えば可能です。
iphoneの「設定」→ 上部の自分のApple ID名前 → 「iCloud」と進みます。
「アプリでiCloudを使用」というリストの中から「Safari」のスイッチをオンにします。
同じApple IDでサインインしている他のデバイス(iPadやMac)でも同様にSafariのiCloud同期を有効にすれば、どこで登録・編集しても、すべてのデバイスで自動的に最新状態が反映されます。自宅ではiPad、外出先ではiphone、という使い分けもシームレスです。
3. 最速アクセスは「ホーム画面に追加」
毎日絶対にチェックするような、最重要サイト(例えば会社のポータルやWebメール)には、「お気に入り」よりも更に速いアクセス方法があります。それが「ホーム画面に追加」機能です。
サイトをSafariで開き、共有ボタン→「ホーム画面に追加」を選びます。
すると、そのサイトのアイコンがiphoneのホーム画面に、普通のアプリと同じように配置されます。タップ一回で即座にサイトが開き、さらにPWA対応のサイトならフルスクリーンでアプリのような快適な体験が得られることも。これは本当の意味での「超時短」テクニックです。
4. アイコンが表示されない? それはサイト側の仕様です
お気に入りに登録したのに、スタートページにカラフルなアイコン(ファビコン)ではなく、地味な文字だけが表示されることがあります。これはあなたの設定が悪いのではなく、そのウェブサイト自体が適切なアイコン画像を提供していないためです。ユーザー側で変えることはできませんので、ご安心ください。
賢い使い分け:「お気に入り」「ブックマーク」「ホーム画面」
最後に、これら3つの保存機能をどう使い分ければ効率的かを、ひとつの考え方としてまとめます。
- ホーム画面に追加 → 「毎日必ず複数回使う」最重要サイト
例:業務システム、メインのWebメール、ToDo管理ツール- メリット:アプリと同等の最速アクセス。通知が来ることも。
- デメリット:増えすぎるとホーム画面が散らかる。
- お気に入り登録 → 「頻繁に訪れる」お役立ちサイト
例:よく読むニュースサイト、天気予報、乗換案内、よく使う辞書- メリット:ブラウザを開けばすぐ目に入る。整理しやすい。
- デメリット:スタートページに表示される数には限度がある(見づらくなる)。
- ブックマーク(お気に入り以外のフォルダ)へ保存 → 「時々参照する」情報サイト
例:旅行の計画ページ、たまに見るレシピ、調べもの用の参考資料- メリット:大量にストックしても、フォルダ分けでスッキリ管理できる。
- デメリット:アクセスに2タップ以上かかる(ブックマークメニュー→フォルダを開く)。
この基準を参考に、あなたのサイト利用パターンに合わせて、最適な保存場所を選んでみてください。最初は「とりあえずお気に入り」でも構いません。後から「これはホーム画面に昇格!」「これはブックマークに移そう」と整理していく過程も、デジタルライフを最適化する楽しい作業です。
さあ、今日から始める快適なネット生活へ
いかがでしたか? iPhone Safariの「お気に入り」機能は、使い方を知るだけで、あなたのデジタル生活の効率を確実に上げてくれる隠れた名機能です。
登録は3ステップ。整理はドラッグ&ドロップで直感的。そして、スタートページへの表示設定さえ忘れなければ、その便利さを最大限に享受できます。さらにiCloud同期やホーム画面追加と組み合わせれば、あなただけの最強の情報アクセス環境ができあがります。
まずは、今この瞬間から、「あ、これよく見るな」というサイトをひとつ、「お気に入りに追加」 してみてください。その小さな一歩が、面倒なURL探しや検索からの解放への第一歩です。あなたのiphoneの使い心地が、ぐっと快適になることをお約束します。
