はじめに:探している「iPhone 9」、その正体は?
「iPhone 9 中古」で検索しているあなた。おそらく、ネットの情報や友人の話で「iPhone 9」という名前を耳にし、気になっているのでしょう。実は、少しややこしい話なのですが、Appleから公式に「iPhone 9」という名前で発売されたモデルは存在しないんです。
では、みんなが言っている「iPhone 9」とはいったい何か? それは、2020年4月に発売されたiPhone SE 第2世代を指していることがほとんどです。iPhone 8とそっくりなデザイン(4.7インチのコンパクトな画面と、ホームボタンに組み込まれたTouch ID)でありながら、その年最新だった高性能チップ「A13 Bionic」を搭載した、コスパ抜群のモデル。デザイン的にはiPhone 8の後継に見えるため、一部で「iPhone 9」という愛称で呼ばれるようになりました。
あなたがこの記事を読んでいるということは、「最新じゃなくてもいいから、使いやすくてお手頃なiPhoneが欲しい」「でも中古って、何をどう選べば失敗しないんだろう?」そんな思いがあるからではないでしょうか。この記事では、旧称「iPhone 9」ことiPhone SE 第2世代の中古購入について、価格の相場から絶対に確認すべきポイント、お得な購入時期まで、まるっと解説していきます。中古購入の不安を一緒に解消していきましょう。
「iPhone 9」中古選び、最大のメリットと注意点
まず、このモデルの中古を選ぶ価値がどこにあるのか、はっきりさせておきましょう。
最大の魅力は、何と言っても「コストパフォーマンス」です。 発売から数年が経過した今、中古市場では非常に手頃な価格帯に落ち着いています。最新の機能全てが必要ではない、SNSやネット、メール、音楽聴きといった日常使いを快適にこなせれば十分という方にとって、これは見逃せないポイントです。
さらに、コンパクトサイズと「Touch ID」 を求める声は根強くあります。大きな画面より片手でぴったり収まるサイズ感を好む方、最近の顔認証(Face ID)よりも指紋でパッと解除する感触が確実で好きな方には、今でも非常に魅力的な選択肢です。
しかし、中古を買う上で無視できないのが「不安」ですよね。
- バッテリーはどれくらい持つの?
- 見た目に酷い傷はないか?
- 買った後、すぐに故障したらどうしよう…。
これらの不安は全て「正しい知識」で軽減できます。次の章から、具体的な選び方のノウハウをお伝えしますので、ご安心ください。
絶対にチェック!中古iPhone購入5つの確認ポイント
中古のスマートフォンを購入する時、特に個人売買ではなく、ある程度信頼できるお店から購入することを前提に、必ず確認したい項目があります。これらを押さえるだけで、失敗リスクはグッと下がります。
1. バッテリーの「最大容量」は命綱
中古スマホの実用性を決める最重要項目です。iPhoneの「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」で確認できる「最大容量」の百分比が全てです。業界では80% をひとつの大きな境目として考えています。多くの大手キャリアや整備済み中古品も、この80%以上を保証の基準にしています。
80%を切ると、新品時に比べて明らかに充電の減りが早くなり、「持ち歩いていて不安」と感じるようになります。中古品情報にこの記載がない場合は、店頭や問い合わせで確認することを強くおすすめします。仮に80%を切っていても、それを織り込んだ非常に安い価格であれば、後で自分でバッテリー交換する選択肢もあります。
2. ロック状態を見極める:二つの「ロック」
中古購入で怖いのが、買っても使えない「ロック」がかかった端末を掴んでしまうこと。主に二種類あります。
- アクティベーションロック(iCloudロック):前の所有者のApple IDで端末が紐づけられ、解除できない状態。これがかかっていると、初期化しても自分で設定を始めることができません。信頼できる中古店では、購入前に確実に解除しています。
- ネットワーク制限(SIMロック/「赤ロム」):これはキャリアのロック(SIMロック)とは別で、キャリアへの未払い金などにより通信自体を停止されている端末を指す通称です。多くの専門中古店では、「赤ロム保証」(購入後一定期間内に発覚した場合は対応)を付けているので、購入先の保証内容を確認しましょう。
3. 外観の「状態ランク」を理解する
中古業界では、傷や使用感によって「S」「A」「B」「C」などのアルファベットで状態を分類しています。一般的な目安は以下の通りです。
- Sランク、Aランク:非常にキレイ。使用感がほとんど分からないか、ごく細かい微傷程度。
- Bランク:使用感はあるが、実用上問題ない状態。画面に細かい傷(スレ)や、本体側面や裏面に目立つ傷や小さな凹みがある場合も。コストパフォーマンスを考えると、多くの人にとって現実的な選択肢です。
- Cランク:傷や凹みが明らかで目立つ状態。動作に問題がなければ、とにかく安く入手したい方向け。
「美品」や「ジャンク」といった曖昧な表現より、このようなランク分けを公開しているお店の方が、状態の想像がしやすくおすすめです。
4. 購入先の「保証期間」の長さを見る
中古品にとって保証は命です。30日(約1ヶ月) は最低ラインと考え、可能であれば3ヶ月から6ヶ月の保証が付いていると、より安心です。保証内容も要確認。「動作保証」なのか、「部品保証」も含むのか。特にバッテリーやディスプレイなどの消耗部品が保証対象かどうかは、購入前にチェックしましょう。
5. まだ使える?「iOSサポート期間」を考える
iPhone SE 第2世代 は、2019年発売のiPhone 11シリーズと同じA13チップを搭載しています。Appleは一般的に、各モデルに約7年間のOSアップデート(iOSの新バージョン提供)を行います。計算上、このモデルは2026年以降もしばらくは最新のiOSを利用できる見込みです。
ただし、サポート期間の終わりが近づくほど、最新の機能全てを快適に楽しむことは難しくなる可能性があります。あくまで「現時点で日常使いに十分な性能が、お得に手に入る」というメリットを主軸に考えるのが良いでしょう。
どこで買う?購入先別メリット・デメリット徹底比較
「iPhone 9 中古」を手に入れる主なルートはいくつかあります。あなたの「何を最優先するか」によって、最適な選択肢が変わってきます。
中古専門店(じゃんぱら、ゲオ、イオシスなど)
- メリット:在庫が豊富で、価格帯や状態の選択肢が幅広い。実物の写真を詳細に掲載する店舗も多く、状態が確認しやすい。店舗保証(30日〜3ヶ月程度)が付き、多くの場合「赤ロム保証」も付帯している。
- デメリット:店舗やオンラインショップによって状態基準や保証内容にばらつきがあるため、比較検討が必要。
オンラインマーケットプレイス(メルカリ、ラクマなど)
- メリット:場合によっては最も安価に入手できる可能性がある。
- デメリット:個人間取引のためリスクが最も高い。状態確認が難しく、保証はほぼ期待できない。アクティベーションロックや故障品などのトラブルに遭う可能性があり、中古購入に不慣れな方にはあまりおすすめできません。
キャリアの認定中古品(UQモバイル「au Certified」、ワイモバイルなど)
- メリット:キャリアが下取りした端末を自社で整備・検査して販売するため、一定の品質基準(例:バッテリー容量80%以上)を満たしている。保証も付いており比較的安心。
- デメリット:そのキャリアの回線契約(特定プランへの新規契約や乗り換え)が前提となる場合が多く、実質的な端末代金が変動する。選択肢が限定されがち。
Apple公式「認定整備済製品」
- メリット:品質と信頼性の最高峰。Apple自身が部品交換(バッテリーや外装は新品交換)と徹底検査を実施し、新品と同じ1年間の保証が付きます。
- デメリット:価格は一般的な中古より高い。また、iPhone SE 第2世代 のようなモデルが常時在庫されているとは限りません。
「まずは安心と保証が欲しい」なら中古専門店やキャリア認定品、「予算を最優先でとにかく安く」なら状態確認を徹底した上でのオンライン市場、「品質に一切の妥協がしたくない」ならApple認定品、というのが大きな選び方の軸になります。
賢く買う!お得な購入時期と価格のからくり
中古の価格は常に一定ではなく、季節や市場の出来事で変動します。少しだけ仕組みを知って、お得に買い物をしましょう。
中古iPhone の価格は、市場に出回る数(供給)と、欲しがる人の数(需要)のバランスで決まります。
- 価格が下がりやすくなるタイミング:
- 新型iPhone発売後(例:9月~10月):多くの人が買い替えるため、市場に旧モデルの出品が一気に増えます。供給過多気味になり、価格が下落する傾向があります。
- 大型連休後や決算期(3月):各社の在庫処分セールが行われることがあります。
- 価格が上がりやすくなる(or安い在庫がなくなる)タイミング:
- 春の新生活シーズン(2月~4月):進学・就職でスマホを新調する需要が高まり、全体的な在庫が減りがちです。
- 年末年始:需要が高まる時期です。
「すぐに必要!」でなければ、新型発表後の秋〜冬に相場をチェックするのが、選択肢が多く、値ごろ感のある品物を見つけやすいでしょう。
2026年現在、iPhone 9(SE第2世代)で何ができる?
気になる実用性について、現時点での評価をお伝えします。
- 基本性能はまだまだ現役級:A13 Bionicチップは、日常的なアプリの起動、ウェブブラウジング、SNS、動画視聴、メールなどにはまったく問題ありません。軽めのモバイルゲームも十分楽しめる性能です。ただ、最新の高負荷3Dゲームを最高設定で、となると流暢さに欠ける場面が出てくるかもしれません。
- カメラ性能:単眼カメラながら、ポートレートモード(人物の背景をぼかす機能)をサポートしているのが強み。日常のスナップや人物写真はとてもきれいに撮れます。最新モデルと比べると、暗い場所での描写力や超広角レンズの楽しさは譲らざるを得ません。
- その他ポイント:
- Touch ID:マスク生活がまだ気になる方には、今でもとても合理的な認証方法です。
- 画面サイズ:動画をたっぷり見たい方、長文をよく打つ方には少し物足りなさを感じるかも。その代わり、取り回しの良さはピカイチです。
- 通信:5Gには非対応です。現行のLTE(4G)回線での利用となります。
要するに、「最新の全てを追い求める」のでなければ、2026年現在でも確実に「使える」デバイスであると言えます。
まとめ:iPhone 9中古購入、成功のための最終チェックリスト
いかがでしたか? 「iPhone 9 中古」の購入は、情報さえしっかりと押さえれば、決して難しいチャレンジではありません。最後に、あなたの購入判断を後押しする、成功のためのチェックリストをまとめます。
- モデルを確認:あなたが探しているのは、おそらく「iPhone SE(第2世代)」です。
- 予算と状態のバランス:求める外観の美しさ(S〜Bランク)と、予算のバランスを考えましょう。
- スペックチェック:特にバッテリー最大容量(80%が目安) と、ストレージ容量(64GB or 128GB) は必ず確認。
- 保証の有無と期間:保証期間は長いほど安心。保証内容(動作保証だけか、部品保証も含むか)も見逃さずに。
- 購入時期を考える:すぐでなければ、秋の新型発表後など、相場が下がりやすい時期を狙うのが賢い選択。
- 購入先の信頼性:個人売買のリスクを理解した上で、できるだけ保証のある専門店やキャリアショップを利用するのが無難です。
この記事が、あなたが「iPhone 9 中古」というコストパフォーマンスに優れた選択肢を、自信を持って手に入れるための一助となれば幸いです。スマートな中古購入で、快適なスマートフォンライフを始めましょう!
