もう使わなくなったiphone6 Plus、タンスの奥で眠らせていませんか?「もう古いし、ほとんど値段がつかないだろう」と諦めるのは、もったいないかもしれません。実は、適切な方法で売れば、まだしっかりと現金に変えるチャンスがあります。
この記事では、iPhone 6 Plusをできるだけ高く、安心して売るためのすべてのステップを、最新の相場や業者の裏事情も含めてわかりやすく解説します。事前のちょっとした準備と知識で、査定額は驚くほど変わります。さっそく、その秘訣を見ていきましょう。
iPhone 6 Plusの最新買取相場を徹底解剖
まずは、2026年現在のiPhone 6 Plusの買取価格の相場を知ることが第一歩です。「だいたいこれくらい」という感覚を持つだけで、業者からの査定額が適正かどうか、判断できるようになります。
買取価格は、主に記憶容量(ストレージ) と端末の状態の2つで決まります。同じ「iPhone 6 Plus」でも、この組み合わせによって数千円の差が生まれるのです。
- 16GBモデル: 約 1,000円 ~ 3,000円
- 32GBモデル: 約 2,000円 ~ 4,000円
- 64GBモデル: 約 3,000円 ~ 5,000円
- 128GBモデル: 約 4,000円 ~ 6,000円
※これは「美品」または「良品」に分類される状態を前提とした、主要買取店のおよその相場です。キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)による価格差はほぼなくなり、SIMロックが解除されているかどうかがより重要になっています。ロック解除済みの場合は、さらに500〜1,000円程度上乗せされることも。
「思ったより値がつくかも?」と思った方も、「やっぱりそんなものか」と思った方もいるでしょう。でも、この価格は「状態が良い」ことが条件。次に、業者が「状態が良い」と判断する基準を覗いてみましょう。
業者はここを見ている!査定額を左右する状態チェックリスト
買取業者の査定担当者は、まるで探偵のようにあなたのiphoneをチェックします。彼らの視線を先回りして理解すれば、高く売るための準備が完璧にできます。
高額買取のカギを握る「美品」の条件:
- 画面(ディスプレイ): 大きなキズやひび割れがなく、タッチ操作が全ての領域で正常に反応すること。
- ボディ(筐体): 背面や側面に深い傷や凹みがなく、塗装の剥げや変色が目立たないこと。
- 基本機能: 電源のオンオフ、音量調整、カメラ(前面・背面両方)、スピーカー、マイク、充電端子(Lightning)の動作が全て正常であること。
- バッテリー健康状態: 設定から確認できる「バッテリーの最大容量」が極端に低くないこと(目安は80%以上)。頻繁に充電が必要だと感じる場合は要注意です。
一気に値が下がる、または買取不可となるNG状態:
- 画面割れ・表示不良: 最も一般的な減額理由です。液晶に線が入っていたり、表示がおかしい場合は大幅減額に。
- 電源が入らない: 充電しても反応がない場合、多くの一般買取では「ジャンク品」扱いになるか、買取そのものを断られる可能性が高まります。
- 水濡れ(液体損傷)の痕跡: 充電端子内部の水分検知シール(LDI)が赤くなっていると、ほぼ確実に買取不可となります。
- 最重要!iCloudロック(Apple IDロック): あなたのApple IDでロックがかかったままの端末は、セキュリティ上、完全な「紙weight」同然です。絶対に解除してから出荷しましょう。
自分のiphoneを客観的に見るのは難しいもの。査定に出す前に、このリストを片手に、明るい場所でよく観察してみてください。小さな傷も正直に申告すると、査定と実物の差によるトラブルを防げます。
売却前に必ずやるべき3つの準備作業
状態がわかったら、いよいよ売るための最終準備です。この工程を飛ばすと、最悪の場合「買取キャンセル&送料自己負担」という残念な結果にもなりかねません。安全確実に進めるための3ステップです。
1. データの完全バックアップと初期化
これはあなたのプライバシーを守る最優先事項です。
- iCloudまたはパソコン(iTunes/Finder)を使って、最新の完全バックアップを取得します。
- バックアップが完了したら、設定アプリから「一般」→「転送またはiphoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ。データが完全に消去されます。
2. 絶対に忘れずに!「iPhoneを探す」をオフにする
データを消去する前に、必ずこれを行ってください。
- 設定アプリの最上部(Apple IDの名前が表示されている部分)をタップ。
- 「iPhoneを探す」を選択し、スイッチをオフにします。
- ここをオフにしないと、初期化後に再びApple IDのパスワードが要求され、業者側で「ロック端末」と判断されてしまいます。買取どころか返送待ちです。
3. 付属品を探して、SIMカードを取り外す
- 純正の充電器、Lightningケーブル、未使用のイヤホン、外箱などがあれば、査定額にプラスされたり、減額されないメリットがあります。ただし、本体単体でも全く問題なく買取は可能です。
- 端末を梱包する前に、SIMカードトレイを針などで開け、SIMカードを必ず取り出してください。データ流出や、後々のトラブルを防ぎます。
これで、安心して端末を業者に送ることができます。では、肝心の「どこに売るか」を考えましょう。選択肢によって、手に入る金額も手間も大きく変わります。
買取業者選びのポイントと賢い比較方法
iPhone 6 Plusを売る主なルートは大きく分けて3つ。あなたの「状態」と「何を重視するか」で、最適な選択が変わってきます。
1. 現金買取専門店(オンライン宅配買取が主流)
- 特徴: 手軽で高値が期待できる王道ルート。スマホ買取に特化した専門店は、中古パーツとしての需要も見込んでいるため、一般的なリサイクルショップより高く評価してくれる傾向があります。
- 代表的な業者例: スマホ買取の専門店など、ネットで有名な数社が該当します。
- チェックすべきポイント:
- 故障品やジャンク品も受け付けているか(画面割れなどがある場合はここが重要)。
- 事前のWeb査定が簡単で、送料・手数料が完全無料か。
- データ消去の保証(専門ソフトでの完全消去)について明記があるか。
2. 携帯キャリア・Apple公式の下取りプログラム
- 特徴: 新しいiphoneを同じキャリアで買う時や、Apple Storeで購入する時に、その場で買取価格を値引きに充当できる便利さが最大の魅力。キャンペーンと重なればお得な場合も。
- 注意点: 現金は受け取れず、提示価格は買取専門店よりも低いことが通常です。また、「電源が入らない」「画面割れ」など状態が悪いと、下取り対象外になることも多いです。
3. 一括査定サービスの活用
- 特徴: 「一度の入力で複数社に査定依頼」ができるサービス。各社の提示額を一度に比較できるので、相場感をつかみやすく、最高額を出してきた業者を選べます。初めてでどこがいいか全くわからない人には強くおすすめです。
賢く比較するための鉄則:
「絶対に1社だけで決めないでください」。同じ端末情報を元に、2〜3社のWeb見積もりを取ってみるだけで、相場の幅と各社の特徴が見えてきます。特に、一括査定サービスはこの作業を一度で済ませられる強力なツールです。
買取を検討する前に知っておきたい注意点
最後に、売却をスムーズに進め、後悔しないために押さえておきたい重要なポイントを整理します。
- キャリア契約の解約は自分で行う: 買取業者は、あなたの通信契約の解約手続きを代行してくれません。端末を売る前に、必ずご自身で契約中のキャリアに連絡し、解約またはMNP(番号ポータビリティ)による乗り換え手続きを完了させておきましょう。
- 分割払いの残債は消えない: 端末代金の分割支払いが残っている場合、端末を売却してもその支払い義務はあなたに残ったままです。売却で得たお金で清算するなど、きちんと計画を立てることが大切です。
- 査定結果に納得いかなければキャンセルできる: 宅配買取の場合、業者から連絡が来た査定額に不満があれば、その場で売却を断り、送料無料で返品してもらう権利があります。無理に売る必要はまったくありません。その時は、別の業者を当たってみましょう。
まとめ:iPhone 6 Plusの買取は、知識と準備が価値を上げる
発売から10年以上経ったiPhone 6 Plus。確かに最新機種と比べれば買取価格は高くはありません。しかし、「ただのガラクタ」と処理する前に、そのわずかな価値を最大限に引き出してみませんか。
手順は簡単です。まず自分の端末の状態を把握し、データを守る準備を整え、複数の業者で相場を比較する。それだけの手間で、査定額は確実に変わります。タンスの奥や引き出しの中で眠っているあのiphone6 Plusに、もう一度光を当ててみてください。あなたの小さな手間が、最後に現金という形で戻ってくるはずです。
まずは、手元の端末の状態をチェックすることから、始めてみましょう。
