スマホでゲームをしていると、必ずと言っていいほど訪れるのが「バッテリー残量10%」の警告。特に外出先や移動中だと、充電できる場所を探すだけでも一苦労ですよね。
でもちょっと待ってください。もしその「モバイルバッテリー」自体が、退屈しのぎのゲーム機にもなるとしたら?
あるいは、大容量&高出力で、Nintendo Switch2やiPhoneのゲームプレイ中でもバッテリー残量を一切減らさずに遊び続けられるとしたら?
今回は「モバイルバッテリー×ゲーム」という切り口で、あなたのゲームライフを快適にするアイテムを厳選してご紹介します。
遊べるモバイルバッテリーとは?ゲーム好きが知っておきたい選び方の基本
モバイルバッテリーと一口に言っても、今やその種類は星の数ほどあります。まずは「ゲーム用途」に絞ったとき、何を基準に選ぶべきかをざっくり押さえておきましょう。
大きく分けて、あなたの求めるものは二つのどちらかではないでしょうか。
一つは「バッテリー本体がゲーム機になる」エンタメ特化型。もう一つは「スマホや携帯ゲーム機をストレスなく充電し続けられる」ハイスペック実用型です。
後者の場合、単に容量(mAh)が大きければいいわけではありません。ゲームプレイ中はスマホやNintendo Switch2本体の消費電力が激しいため、出力(W)が低いバッテリーだと「充電しているのに残量がじわじわ減っていく」という悲劇が起こります。
また、最近のスマホやモバイルバッテリーで注目したいのが「パススルー充電」機能。これはバッテリー自身が充電されながら、同時に接続した端末にも給電できる機能です。夜寝る前にセットしておけば、朝にはバッテリーもスマホも両方満タン。ゲーマーにとってはかなり便利な仕組みです。
それでは、具体的なおすすめモデルを見ていきましょう。
これが最新!ゲーム機能を内蔵した遊べるモバイルバッテリー2選
まずは「モバイルバッテリーで本当にゲームが遊べるの?」という好奇心を満たしてくれる、エンタメ性抜群のモデルから紹介します。単なる充電器ではなく、持っているだけでちょっと自慢したくなるガジェットです。
オスカージャパン「モバイルBOY2」
「充電器にゲームを詰め込んだ」というより、「ゲーム機に充電機能を付けた」と言ったほうがしっくりくる逸品です。
このモバイルBOY2、横型の筐体にカラー液晶を搭載しており、なんと300種類ものレトロゲームを内蔵。アクションやパズル、シューティングなど、子どもの頃にゲームセンターで夢中になったようなタイトルがぎっしり詰まっています。
バッテリー容量は5,000mAhと、スマホ1回分のフル充電にちょうどいいサイズ感。そして地味にうれしいのが、MagSafeに対応している点です。iPhoneの背面にピタッと磁石でくっつくので、ケーブルレスで充電しながらゲームができます。もちろん、ゲームをプレイ中も充電は継続されるので、まさに「ながら充電」の最適解。
さらにバッテリーには安全性の高い半固体電池を採用。発熱や発火のリスクが低いので、スマホに密着させて使う場面でも安心感があります。
ドン・キホーテ「退屈禁止のモバイルバッテリー」
名前からしてインパクト抜群のこの商品。ドン・キホーテのプライベートブランド「情熱価格」から登場した、まさにドンキらしさ全開のモバイルバッテリーです。
内蔵ゲームは88種類。先ほどのモバイルBOY2には数で劣るものの、ブロック崩しやレーシングゲームなど、「これこれ!」と膝を打つような定番タイトルが揃っています。
こちらもMagSafeに対応しており、iPhoneに貼り付けての充電が可能。バッテリー容量は5,000mAhで、コンパクトに持ち運べます。
ただ、実際に使ってみたユーザーの声を見ると、画面の視野角がやや狭く、正面から見ないと色味が変化しやすい点や、側面にあるmicroSDカードスロット周りで若干の不具合を感じたという報告も。とはいえ、あの価格帯でこの遊び心は唯一無二。「ゲーム付きバッテリーってどんな感じ?」という入門機としても、ちょっとしたプレゼントとしても面白い存在です。
スマホゲーマー必携!大容量&高出力で快適プレイを持続するモバイルバッテリー3選
続いては「ゲーム機能は別にいらない。とにかく原神やポケモンGO、Nintendo Switch2をストレスなく長時間遊びたい!」という本気のゲーマー向けモデルです。
Anker PowerCore III Elite 25600 / Anker Primeシリーズ
モバイルバッテリー界の王道、Anker(アンカー)。その中でもゲーマーに推したいのが、このハイエンドモデル群です。
PowerCore III Elite 25600は、その名の通り25,600mAhという圧倒的な大容量。iPhoneなら約5~6回フル充電できる計算です。さらに重要なのが出力。USB PD対応で最大60W(後継のAnker Primeシリーズなら140W超)の高出力を誇るため、消費電力の激しいゲームプレイ中でも、バッテリー残量をまったく減らさずに充電し続けられる「パススルー充電」に対応しています。
つまり、朝から晩まで外でゲーム三昧でも、充電切れの心配とは無縁。旅行や出張、長時間の野外イベント参加時には、これ一個あればスマホもタブレットも携帯ゲーム機もまとめて面倒を見てくれる、頼れる相棒です。
CIO SMARTCOBYシリーズ
「大容量は助かるけど、さすがに重くてかさばるのはちょっと…」というあなたには、CIOのSMARTCOBYシリーズがおすすめです。
このシリーズの特徴は、公称容量に対して実際に端末に充電できる「実容量」の割合が高いこと。モバイルバッテリーは内部で電圧変換を行う際にどうしてもロスが生じるのですが、CIOはその効率が非常に良いと定評があります。
また、コンパクトなボディながらノートPCすら充電できる67W出力モデルもラインナップ。日常使いはもちろん、ちょっとした外出先でNintendo Switch2を遊ぶときのお供としても十分すぎるスペックです。カバンの中で場所を取らず、それでいてパワフル。バランスの良さが光るシリーズと言えるでしょう。
遊べるモバイルバッテリーを選ぶ際に気をつけたい3つの落とし穴
魅力的な製品が多い一方で、「買ってから後悔した」とならないために、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
まず一つ目は、「PSEマーク」の確認です。モバイルバッテリーは電気用品安全法の規制対象。信頼できない海外製の格安品には、このマークがない(あるいは偽造されている)ケースがあります。安全性を考えれば、AnkerやCIOといった国内で正規販売されているメーカー品を選ぶのが無難です。
二つ目は、「容量のカラクリ」です。パッケージに大きく「10,000mAh」と書かれていても、実際にスマホに充電できるのはその6~7割程度。これはバッテリーの電圧(3.7V)をUSB出力の電圧(5V)に変換する際の物理的なロスによるもので、決して詐欺ではありません。このことを知らないと「全然充電できないじゃん!」と感じてしまうので、頭の片隅に入れておきましょう。
三つ目は、「出力(W)の見極め」です。いくら容量が大きくても、出力が5Wや10W程度だと、ゲームをプレイしながらの充電ではバッテリー残量がどんどん減っていきます。Nintendo Switch2をテーブルモードで遊びながら充電したいなら、最低でも18W以上、できれば45W以上の出力に対応したモデルを選ぶことを強くおすすめします。
まとめ:あなたのゲームスタイルに合わせた一台を見つけよう
今回は「モバイルバッテリー×ゲーム」という視点で、最新のおすすめモデルと選び方のコツをお届けしました。
エンタメ性を追求するなら「モバイルBOY2」や「退屈禁止のモバイルバッテリー」のような遊べるモデルが、あなたの外出先でのちょっとした待ち時間を楽しいひとときに変えてくれます。
一方、ガチでゲームに没頭したいなら、AnkerやCIOの高出力・大容量モデルが心強い味方です。特にパススルー充電機能は、長時間プレイのストレスを劇的に軽減してくれます。
どちらを選ぶにせよ、バッテリー切れの不安から解放されれば、ゲームはもっと楽しくなるはず。ぜひ、あなたのプレイスタイルにぴったり合った「相棒」を見つけてみてください。
