モバイルバッテリーを別のモバイルバッテリーで充電するのはNG? リスクと正しい知識

モバイルバッテリー
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スマホの充電切れに備えて、モバイルバッテリーを何個も持ち歩いている人、結構いますよね。で、ふと疑問に思うわけです。「この大きいバッテリーから小さいバッテリーに充電できたら、コンセント探さなくていいじゃん」って。

気持ちはめちゃくちゃ分かります。でも結論から言うと、モバイルバッテリーを別のモバイルバッテリーで充電するのは、緊急時以外は絶対に避けたほうがいい行為なんです。

なぜダメなのか。今回はその理由をガッツリ掘り下げつつ、「じゃあどうすればいいの?」という部分までスッキリ解決していきます。

モバイルバッテリーをモバイルバッテリーで充電すると何が起こるのか

物理的には可能です。ケーブルを繋げば充電ランプは点灯します。でも、そこで発生しているのは「エネルギーの大減量作戦」みたいなもの。せっかく貯めた電気が、ただただ熱に変わって消えていくんです。

約36%が無駄になる「変換ロス」の悲劇

これが最大のデメリットです。個人による計測データを見てみると、モバイルバッテリーから別のモバイルバッテリーへ充電した場合、実に約36%もの電力が失われるという結果が出ています。

なぜこんなことになるのか。
モバイルバッテリーの中身は「3.7V」という電圧で動くリチウムイオン電池です。これをスマホに充電するときは「5V」に上げて出力しますよね。で、その5Vの電気を受け取った別のモバイルバッテリーは、今度は内部で再び「3.7V」に電圧を下げる変換を行います。

つまり「3.7V→5V→3.7V」という無駄な変換作業が行われているわけです。この変換のたびに熱が発生し、それが「ロス」として目に見えない形で逃げていきます。電力会社が必死に発電した電気を、わざわざ熱にして捨てているようなもの。効率が悪すぎます。

バッテリーの寿命を縮める「発熱」と「負荷」

電気のロスだけならまだしも、この行為はバッテリー本体の健康も蝕みます。

まず発熱です。 充電している側の「親機」は放電による発熱に加えて、電圧変換回路にも大きな負荷がかかります。これが異常発熱に繋がり、最悪の場合、発煙や発火事故の引き金になることも。リチウムイオン電池は熱にめっぽう弱い生き物なんです。

そして劣化の加速。 バッテリーには「充放電サイクル」と呼ばれる寿命回数があります。スマホに使うだけでも寿命は減っていくのに、別のバッテリーを満たすためだけに無意味なサイクルを消費してしまう。さらに親機側で「子機が満タンになった」と感知した後も、微細な待機電力が流れ続けてバッテリーをじわじわ消耗させるケースもあります。

「ちょっと便利かも」と思ったその行為が、大切なモバイルバッテリーをダメにする近道になってしまうんです。

じゃあモバイルバッテリーはどうやって充電するのが正解?

「バッテリー間充電がダメなのは分かった。じゃあ正しい充電方法って何?」という話ですよね。基本に立ち返りましょう。

正解は「ACアダプター(家庭用コンセント)」からの充電です。
これが最も安全で、かつ効率的。メーカーが想定している正規の使い方です。

「外出先でどうしてもコンセントがない!」という緊急時には、パソコンのUSBポートから充電することも可能です。ただし、PCのUSBポートは供給電力が弱いため、フル充電までにものすごく時間がかかります。あくまで「応急処置」と覚えておいてください。

もし「どうしても」バッテリー間で融通したい時の注意点

とはいえ、災害時や長期のアウトドアで「そんなこと言ってられない!」という場面もあるでしょう。もし緊急避難的にモバイルバッテリー同士を繋ぐなら、以下の点を必ず守ってください。

  • 発熱を常に監視する: 親機・子機ともに触れないくらい熱くなったら即中断。
  • 満充電まで待たない: 子機が100%になる手前で充電を止める。これが過充電保護回路への負担を減らすコツです。
  • PSEマーク適合品を使う: 安全性が確認された正規品以外でこんなことをしたら、火災リスクが跳ね上がります。

「充電の手間」を根本から解決するおすすめアイテム

ここまで読んで、「めんどくさいから、もう一台で全部済ませたい」と思った人も多いはず。そんな方には、最初から大容量モデルACアダプター内蔵型のモバイルバッテリーが断然おすすめです。

例えば、Anker PowerCore Essential 20000のような20000mAhクラスの大容量モデルなら、最新のiPhoneでも約4~5回はフル充電できます。これ一台で数日間の外出は余裕。複数のバッテリーを持ち歩くストレスから解放されます。

さらに「そもそも充電器を探すのが面倒」という人は、コンセントに直接挿せるACアダプター内蔵型を選んでください。例えばAnker PowerCore Fusion 5000は、壁のコンセントに挿せば自分自身を充電しつつ、USBポートからスマホにも充電できる優れもの。これなら「モバイルバッテリーを充電し忘れた!」という朝の絶望ともおさらばできます。

まとめ:モバイルバッテリーを別のモバイルバッテリーで充電するのは「緊急時の裏技」と心得よ

改めて強調しますが、モバイルバッテリーを別のモバイルバッテリーで充電する行為は、効率が悪く、発熱リスクもあり、バッテリー寿命を縮める原因になります。

「できる」ことと「やっていい」ことは全くの別物です。
基本的にはACアダプターでしっかり充電する。もし「充電の手間」や「容量不足」に悩んでいるなら、今回紹介したような大容量モデルやAC内蔵モデルへの買い替えを検討してみてください。そのほうが結果的に安全で、長い目で見れば経済的ですからね。

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