モバイルバッテリーって、いざ捨てようと思ったときに「え、これってどこに捨てればいいの?」ってなりませんか。
普通のゴミ袋にポイッと入れてしまうのは絶対にダメ。実はリチウムイオン電池が内蔵されているモバイルバッテリーは、発火や爆発のリスクがあるからです。実際にゴミ収集車や処理施設での火災事故も増えていて、2023年度だけで8,500件以上の事故が報告されているんです。
でも安心してください。この記事を読めば、モバイルバッテリーを安全に、しかも無料で処分する方法がバッチリわかります。買い替えを考えている方にも役立つ情報なので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
モバイルバッテリーを一般ゴミで捨ててはいけない理由
「え、燃えないゴミで出しちゃダメなの?」と思う方もいるかもしれません。でも、モバイルバッテリーは一般ゴミとして絶対に捨ててはいけません。
なぜかというと、内蔵されているリチウムイオン電池がとてもデリケートだから。ゴミ袋の中で圧力がかかったり、収集車の圧縮装置で押しつぶされたりすると、内部でショートを起こして発火・爆発する危険性があるんです。
実際、環境省の調査によると、ゴミ処理施設での火災事故は年々増加傾向にあります。その多くが小型充電式電池の不適切な処理に起因しているんですよ。
さらに法律の面でも、資源有効利用促進法という法律でリサイクルが義務付けられています。つまり、正しい方法で処分しないと法律違反になってしまう可能性もあるわけです。
モバイルバッテリーを無料で捨てられる場所リスト
「じゃあ、いったいどこに持っていけばいいの?」という疑問にお答えします。実はモバイルバッテリーって、思っているよりもずっと身近な場所で無料回収してもらえるんです。ここでは主な回収場所をまとめました。
家電量販店の回収ボックスを利用する
これが一番手軽でおすすめの方法です。
ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ケーズデンキ、エディオンといった大手家電量販店の多くは、店内に「小型充電式電池リサイクルBOX」を設置しています。
これらはJBRC(一般社団法人小型充電式電池リサイクル協会)という団体が運営している回収システムです。メーカーやブランドを問わず、無料で回収してもらえます。
注意点としては、店舗によっては回収ボックスが入口付近にひっそりと置かれていたり、場合によってはカウンターで店員さんに声をかける必要があったりすること。事前に最寄り店舗のウェブサイトをチェックするか、JBRCの公式サイトで協力店を検索してみてください。
自治体の回収サービスを活用する
お住まいの市区町村によって対応はまちまちですが、多くの自治体が小型家電の回収を行っています。
市役所や区役所、図書館などの公共施設に「小型家電回収ボックス」が設置されているケースや、「有害ごみ」「危険ごみ」といった分別区分で月に1回程度収集しているケースもあります。
まずはお住まいの自治体の公式ホームページで「モバイルバッテリー 処分」と検索してみましょう。意外と簡単に情報が見つかるはずです。
携帯キャリアショップでの回収
iphoneなどのスマホを購入したドコモショップ、auショップ、ソフトバンクショップでも回収しています。こちらもメーカーや購入場所を問わず無料で受け付けてくれるので、買い物ついでに立ち寄るのもアリですよ。
メーカーによる回収プログラム
Anker(アンカー)のように、自社製品を対象とした回収・下取りサービスを行っているメーカーもあります。お手持ちのモバイルバッテリーのメーカー公式サイトを確認してみてください。中にはポイント還元などの特典がある場合もあります。
処分前に必ずやっておきたい絶縁処理の方法
回収場所に持っていく前に、絶対にやっておいてほしい準備があります。それが「端子の絶縁処理」です。
モバイルバッテリーのUSB端子部分って金属がむき出しになっていますよね。この状態で他のモバイルバッテリーや金属製品と接触すると、ショートして発熱・発火の原因になってしまいます。
やり方はとっても簡単。USB端子などの金属部分をビニールテープでぐるっと巻くだけ。たったこれだけの一手間で、運搬中や回収ボックス内での事故を防げるんです。
マスキングテープやセロハンテープでも代用できますが、できれば絶縁性の高いビニールテープを使うのがベター。100円ショップでも手に入りますよ。
こんなモバイルバッテリーは回収できない!要注意ケース
残念ながら、以下のような状態のモバイルバッテリーは家電量販店などでの回収を断られる場合があります。
膨張しているもの
バッテリー本体がぷっくり膨らんでいる状態。内部でガスが発生していて、いつ破裂してもおかしくない危険な状態です。
破損・液漏れしているもの
外装が割れていたり、中から液体が染み出しているもの。これも非常に危険です。
リサイクルマークがないもの
JBRCに加盟していない海外メーカー製など。協力店での回収対象外となる場合があります。
こういったケースでは、不用品回収業者への依頼を検討しましょう。費用は数千円程度かかることが多いですが、安全に処分するためには必要な出費と割り切るのがおすすめです。
絶対にやってはいけないのが、自分で分解したりガス抜きを試みたりすること。これはもう本当に危険なので、プロに任せてください。
モバイルバッテリー買い替え時にチェックしたい安全機能
「そろそろ新しいのを買おうかな」という方に向けて、買い替え時に注目したいポイントもご紹介します。
最近のモバイルバッテリーは安全機能が格段に進化しています。たとえばAnkerの製品には「Multiprotect」という多重保護システムが搭載されていて、過充電や過放電、短絡(ショート)からしっかりガードしてくれます。
また、CIOの「SMARTCOBY」シリーズやエレコムの製品も、日本のPSEマークを取得しているので安全性は折り紙つき。持ち運びを考えるなら、容量5000mAh~10000mAhで200g以下の軽量モデルが使いやすいですよ。
ちなみに、今お使いのモバイルバッテリーにPSEマークがついていない場合は、安全性の観点から買い替えを強くおすすめします。PSEマークは日本の安全基準をクリアした証。命を守るための大事な目印です。
まとめ:モバイルバッテリーは正しい場所で安全に捨てよう
モバイルバッテリーの捨て方、思っていたより簡単でしたよね。
ポイントをおさらいすると、
- 家電量販店の回収ボックスが一番手軽で確実
- 自治体やキャリアショップでも無料回収している
- 捨てる前には必ず端子をビニールテープで絶縁する
- 膨張や破損がある場合は不用品回収業者へ相談
この手順を守れば、発火事故のリスクを回避して安全に処分できます。つい面倒でその辺に置きっぱなしにしがちなモバイルバッテリーですが、正しい知識を持って適切に処理すれば、環境にも優しいリサイクルにつながります。
これを機に、家に眠っている使わなくなったモバイルバッテリーをチェックしてみてはいかがでしょうか。
